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「米国株 S & P 500インデックス投資」から学ぶ投資術!!

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こんにちは。

今回の手に取った本がこちら「米国株S&P500インデックス投資」。本書では、まず日本の証券会社で簡単に買い始める説明から、オススメの投資を簡単にわかりやすく綴られています。また、" 米国株S&P500インデックス投資 " に行き着くなで主に解説しています。

定価:本体価格1,500+税
著者:堀越 陽介
出版社:ぱる出版
初版:2021年8月23日

序章ではさっそく、「三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の購入事例が紹介され、本書は大きく5章から構成されています。

  1. S&P500投資でお金を増やすために必要な3つのこと
  2. 米国株式S&P500インデックス投資が注目される理由とは!?
  3. 資産運用の順番と米国株式について理解する
  4. 米国株式S&P500インデックス投資を実践する
  5. おススメの始め方、始めた後の考え方

付録には、著者の注目する個別銘柄が紹介されています。



①.資産運用から米国株までについて理解する

本書では、いきなり米国株式ではなく、保有している資産からなぜ!?米国株S&P500に行き着くのかまでを説明しています。

はじめにプライオリティ(優先度)を学んでから、理解していくと成功につながる。

順番では、「実物資産(株式、投資信託、土地、建物)」から「金融資産(為替FX、金融派生商品、暗号資産など)」へ

引用元:『米国株 S & P 500インデックス投資』

選択肢から絞り込んでいく、そこに至るまでの理由と説明が本書では綴られています。

1.実物資産と金融資産の中から「実物資産」
2.実物資産の中から「株式」

3.株式から「米国株式」

引用元:『米国株 S & P 500インデックス投資』



②.なぜ!?米国株S&P500インデックスなのか。

米国大型株で構成するS&P500指数に連動するインデックスファンドです。中長期で経済成長が期待できる米国の主要産業を代表する約500社にこれ1本で投資できます。

米国株式の中でも『S&P500』を勧めています。米国株式全体のおよそ80%がS&P500の500社から構成されているためです。

S&P500は1957年に株価指数として採用されてから、現在に至るまで、随時銘柄(会社)の見直しが行われいる。この見直しが経済のトレンドにあった最適なインデックスである

引用元:『米国株 S & P 500インデックス投資』

10年以上の長期での運用を勧めており、インデックス運用すれば年率10%のリターンが期待される。

第一章の最後には、やはり不安な方に不安から解放された資産運用の実践していく始め方がいくつか紹介されています。



③.米国企業=世界企業

  • 1987年 ブラックマンデー
  • 1991年 湾岸戦争
  • 2000年 同時多発テロ
  • 2008年 リーマンショック
  • 2020年 コロナショック

まず米国の過去の歴史から振り返ると、経済危機からいくつもの試練を乗り越えてきた経済大国の米国。そしてなぜ、米国なのかを解いていきます。

米国企業=世界企業、米国株式に投資することは世界経済に投資しているのと同じことなのです。

皆さんもご存知でもあり、世界にグローバル展開している米国企業の一部がこちら。直近ではコロナワクチンのファイザー社も名が知られてきました。

米国の主要産業を代表する世界の「GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)


少し話が変わり、本書は人口について綴られている “ 日本の人口が1億2千万人、米国が3億3千万人と3倍弱です。この先、米国の人口は毎年0.6%程度増加に対して、日本は減少していく見通しです。そうなると、日本市場より米国市場の魅力です “

余談ですが、Apple社のスマートホンですが、日本だけでみると、日本人の所持率は人口の4割だそうです。もしそれが世界の人口に置き換えたら・・・!?。

これらの企業が含まれるS&P500の長期運用を勧めています。10年以上保有する米国株式市場はほぼプラスに推移しているそうです。

やはり単純に人が集まるところには、必ずオカネが集まります。物理的に考えてそれが、人が多ければ多いほどオカネの動く量も違ってきます。

また、オカネを投資する量も必要ですが、もうひとつ重要なのがオカネでは買えない『時間』です。『時間』もオカネを増やすための手段なのです。詳細は⑧の最後に添付した、下記の記事をご参照ください。



④.世界の株式投資家の序言

世界一の投資家ウォーレンバレット氏、2021年3月時点で資産が10兆円を超えたようです。バレット氏によると、 “ 資産の90%をS&P500に投資するべき “ であり、残りの10%はアメリカの国債を推奨しています。

俺が死んだら、持ってる金の9割をS&P500で運用しろ!

引用元:『ウォーレンバレット序言』



⑤.S&P500 の魅力

S&P500 の魅力のひとつとして、業績不振や時代にそぐわない銘柄(企業)は、どんどん入れ替えがされます。なので、時代の変化にも対応されたこういった点が、魅力の一つと感じます。

簡単に説明すると米国企業数万社のなかで、1軍のS&Pでは500しかない登録メンバー枠があり、業績が良い企業は、2軍から1軍へ昇格しその反対に、業績が悪い企業は、1軍から2軍へ降格します。

つまり、米国株S&P500インデックス投資の場合、組み入れ銘柄(企業)の500社が適宜に見直される。



⑥.投資信託の見る注意点の1つ

本書では、見るべきポイントを1つに絞って説明しています。それは「手数料」です。

「投資信託の手数料」言い換えると『信託報酬』を指す。信託報酬は、投資信託全体の預かり資産から差し引かれます。

引用元:『米国株 S & P 500インデックス投資』

注意点として、信託報酬が高いと運用がマイナスとなり本末転倒です。



⑦.目標を立てライフプラニングを決める

本書では、お金や投資の話だけでなく、ライフプランについても第5章で綴られています。漠然と資産を運用するのではなく、自分の人生の目標を決め、いつまでに?いくら?必要なのか時間軸を理解する。

  • セカンドライフの資金
  • 定年退職後の生活補助
  • 年金の補填

各々、自分の人生に目標やゴールを決めてそこから逆算し、資産運用していきましょう。



⑧.高齢化による勤労世代へ負担増加

本書では、年金、保険料について今後負担が増加傾向が予想されることも綴られています。

本書では “ 2022年以降、団塊世代の多くが75歳以上となり、介護保険料の引き上げも予想される “ まさに高齢化による、現社会人の負担が増えていく傾向にあるのです。

介護保険料など高齢化社会、いや超高齢化社会突入によるによる、現役勤労世代の負担が大きくなっていくる。

引用元:『米国株 S & P 500インデックス投資』

勤労世代の収入は、これから横ばいか低減していく。収入の柱を増やすのか、投資でオカネを増やしていくのか 考えて行動に移すことが大事です。

過去の投稿もご覧ください。

今からでも備えよう。未来を豊かにするライフプランと資産形成』記事がこちら。



⬛️ まとめ

今回の本書からは、なぜ米国株のか!?、その中でもS&P500なのか!?色々なことが綴られておりとても参考となる1冊でありました。

最後に、 “ S&P500 “ について強みと弱みの視点で簡単にリストにまとめてみました。

【Strong Point

S&P500社は、過去195年に第二次世界大戦、金融恐慌、湾岸戦争、過去のアメリカの歴史を辿っても右肩上がりの企業であり、世界的なグローバル企業上位500社である。

  • 米国GDP No.1
  • 先進国で人口増加が見込めるのは米国のみ
  • 全世界株式ファンドは50〜60%米国
  • 米国ベスト500社は適宜見直されている

過去の30年統計的にみてリターン年利9.5%であり、長期保有に適している。

【Weak Point

195年のうち57年間が年次リターンが約30%がマイナスの年があり、毎年必ずプラスになる訳ではない。
(例):10年投資したら3年はマイナスの年がある。また、日本に居る以上、為替リスクもある。

  • マイナスな年もあり、毎年プラスとは限らない
  • 中期的(3〜5年)にみると、元本割れする可能性がある

以上の長所短所を踏まえ、商品を1つ紹介します。
楽天証券から「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を長期的(10年〜20年)に保有することをオススメします。

米国大型株で構成するS&P500指数に連動することをめざすインデックスファンドであり、非課税制度である一般NISA・つみたてNISAをはじめ、特定口座・一般口座においても毎月・毎日お好きな頻度で積立投資が可能です。

楽天証券でeMAXIS Slimで米国株式(S&P500)に投資するメリット」

  • 口座開設の手続きが簡単
  • Rakutenカード決済で、100円につき1Pと “ 1%の利回り” (3万円/月=300P)
  • 魅力は、手数料が低い
  • コールセンターサポートが受けられる

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