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極上のシングルライダース!!本物の馬革「BUCO J-100」ディテール紹介

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こんにちは。

 今年の夏も折り返し未だ未だ暑さは続き、そしてあっという間に季節は秋へと移り変わり革ジャンシーズン到来。昨今どのメーカーも国内在庫は品薄が続く現況ですが、もう今から人より一歩先に革ジャンの購入を検討してみてはいかがでしょう。

 話は少し逸れますが最近、オンライン動画チャンネルからケンドーコバヤシさんが”革ジャンは夏に買え!!”と言ったフレーズありましたが、色々な種類の革ジャンがあるなかで、やはりイチオシしたいのがシングルライダース。そのなかでも皆さんご存知のBUCOを代表するシングルライダースジャケットの名作「J-100」。

 形状は至ってシンプルなシングルライダースは、BUCOを始めとする有名なアメカジメーカーが展開を続ける。

 長年存在を維持し続ける、流行り廃りのないデザインの" シングルライダース "というワードを取り上げただけで、国内の代表的なアメカジメーカーでも定番ラインナップとなっている。

こんなにも国内の有名レザーブランドで展開されているのは、裏を返して言うなら流行り廃りのないデザインはやはりいつの時代もニーズがあると言ってもいい。



BUCO J-100

 BUCO(ブコ)は、ブランド設立者の名前のでもあるジョセフ・ビューガライゼン・カンパニー (Joseph Buegeleisen Company) の略称。

 アメリカはミシガン州デトロイト発祥のモーターサイクルアクセサリーを製造するブランドとして生まれたBUCO。1940年代にはモーターサイクル・ジャケットなどの生産も手掛けた歴史的バックボーンに持つブランド。その後に生まれたDポケットのダブルライダースジャケットの存在が大きい。

 現在ではリアルマッコイズがその意志を受け継ぎ、当時以上の最高のクオリティでライダーやアメカジ界に送り出している。

 BUCOを代表するシングルライダース。スタンドカラーと胸ポケットのみといういっさいの無駄をそぎ落としたデザインだからこそ、本質の革だけで勝負してきたような潔い気持ち良い。

 そしてシャツの感覚でありバイカーだけでなくファッショニスタ、多方面からも支持されている。

 そんなBUCOを代表するシングルライダースジャケットの名作「J-100」のディテール部を実際にご紹介しよう。

『BUCO J-100 SINGLE RIDER'S JACKET(BLACK)』

特徴

  • ポーランド産ホースハイド使用
  • 国内タンナー(新喜皮革)
  • タンニン鞣しピグメント仕上げ
  • ライニング(裏地)は、100%レーヨン生地
  • フロントファスナーMcCOYスクエア型ジッパー

商品名BUCO J-100 JACKET
型番BJ19110
カラーBlack(茶芯) / D・Black(黒芯)
サイズ34/36/38/40/42/44
本体価格¥220,000(税込)
生産国Made in JAPAN

値段的にも年々上昇傾向にあるのは現実問題にある。有名レザーブランドのThe REAL MOcCOYSを始めとする、SchottLewis LeathersREDSWINGSHOES等々、企業努力は虚しく値上げ現実に値上げしている。

 BUCOを代表するシングルライダースジャケットの名作「J-100」。そして、ついにその波が「BUCO J-100」にまで押し寄せ、なんと2023SS入荷以降から値上げが決まってしまった。

サイズ(cm)肩幅前着丈後着丈身幅袖丈
3441.061.058.047.057.0
3643.063.060.049.059.5
3844.065.062.051.062.0
4046.067.064.053.063.5
4248.069.066.055.065.0
4449.071.068.057.066.5



新喜皮革

 続いてご紹介するのがJ100の最高レザーを生み出し続ける、創業1951年と70年以上も歴史があり兵庫県姫路市に構える世界屈指のコードバン・馬革タンナー。日本から海外までも絶大な支持を受けている新喜皮革。 

新喜皮革とは・・・

 皮革産業のメッカである兵庫県姫路市に拠点を置くタンナーである。コードバンや馬革の高級部位であるホースハイドの鞣しから仕上げまでを一貫して生産している、世界的にも希少なタンナー。

 馬革のタンナーとしては世界屈指の"新喜皮革/Shinki Leather"で鞣されるマテリアル。ドラムタンニンではなく、ピット槽でじっくりと鞣される、真のフルベジタブルタンニンホースハイドをわえる。

参照元:『新喜皮革HP

タンナーとは・・・

タンナーとは、動物の皮を鞣して鞣し革にする製革業者を指します。 

社名にもある、動物の「皮」を「革」にする重要な作業。
具体的には、動物の皮から不要なタンパク質や脂肪を取り除き、腐らないように化学的に処理すること。

「鞣」→「乾燥」→「ハンドセッター」→「塗装」

参照元:『新喜皮革HP

『BUCO J-100最高品質の銀面』

 上質のホースハイドに惚れ惚れするくらいのタンニン鞣しピグメント仕上げされた実物「J-100」が物語る。まさに「新喜皮革」が真摯に取り組んだ”皮革の真価”が体感できるであろう。画像では中々伝わり難いが一度は実物を体感してほしい。

上質なポーランド産の馬革を使用しているだけあって、一目で誰でもわかるシボがきめ細かい触感は一目瞭然。


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スタンドカラー

『BUCO J-100(立ち襟高さ)』

 折り返しのない襟が立つスタンドカラーは35mm幅となってり、高過ぎず低過ぎない襟は着用時は違和感なく首周りに沿って、外気の風侵入を防いでくれる。

フロントファスナー

 フロントにはMcCOYスクエア型ジッパーに、持ち手にはレザー装飾され「茶芯タイプにはレザー裏地が茶」となっている。また、「黒芯タイプはレザー裏地が黒」となっているので、そこでも見分けが可能となっている。

 ファスナー留め具下となる、前見頃の左右の裾は” 65mm ”となっているので、着座時やバイクに跨ると裾部が分かれので窮屈感はない。また、着丈が短過ぎが好みでない人にはオススメ。


胸ポケット

『BUCO J-100(7連チェーン長)』

"胸ポケットFastener"菱形の引き手のファスナーと7連チェーンの長さが”約30mm”。右のフロントポケット内部には品質表示となるタグが縫い付けてある。

 開口部は”約120mm”と、胸ポケット最深部は”約140mm”となるが、実際に適当サイズを収納するが開口部がキツく実用性に欠ける。飾りの感覚くらいで思っていた方がいい。

アイレット

蒸れを防ぎ、通気性を高めるために装備されたアイレットが3つずつ両脇に施されている。


袖口部(ファスナー)

『BUCO J-100(袖口ファスナー長)』

 袖口開口部” 190mm ”とファスナーが大きく開き、袖にはマチ付き仕様となっている。またファスナー位置も天面(腕の上面)に取り付けられ、バイカーもグローブをしたままでも、容易にファスナーを閉じれるようになっている。


Leather Jacket 取扱説明

『BUCOJ100(取扱説明書)』

ジャケットに添付されているJ100の取扱説明書には、商品の状態最適な保管方法やメンテナンス方法が記されているので参考に紹介します。

保管方法

風通しの良い場所で太めのハンガーにかけられるのが最上の方法です。時々、表皮のカビやニット部分の虫食いなどをチェックして下さい。カビを見つけた場合は、濡らした布をよく絞って拭い取って下さい。また、防虫剤などの使用も効果的です。

オイル補給

革のコンディションを保つために時々オイルを補給して下さい。手で薄く塗り伸ばす様にして、しばらくしてから余分なオイルを乾いた布で拭き取ると良いでしょう。過度の補給はカビを増殖させてしまうのでご注意下さい。

ブラッシング

レザーの表面はステッチの部分を中心にほこりを取り除く様に定期的にブラッシングして下さい。

乾かし方

雨等で濡れた場合は急な乾燥を避け、陰干しして下さい。また、乾き切る前に通常より多めにオイルを塗り、水分が乾いたなら余分なオイルを拭き取ります。

注意

レザークリーニングなどはお避け下さい。革独自の風合いが損なわれたり、マークやペイント部分に何らかのダメージが与えられてしまう恐れがあります。

修理

ファスナーやドットボタンなどのメタルパーツの破損やニット部分の虫食い、ほころび、革切れ、生地の損傷が発生した場合は、お近くのマッコイズ取扱店かリアルマッコイ・サービスデポまでお問い合わせ下さい。



ハンガー保管方法

 革ジャンのオフシーズンはやはり、自分の代役となりシルエット形状を維持してくれるのが「ハンガー」。

 「取扱説明書」にも記されていた、”太めのハンガー”で自分の肩幅や胸幅を意図的に骨格化させるくらいがベストとされている。また、巷でよく聞くのが "ハンガーを2本合わせ" にして、肩幅や胸幅の厚みを意図的に作りだす方法もオススメです。

 しかし、「J-100」についてはダブルライダースのようにエポレットがなく、全体的に細身のシルエット。通常ハンガー(肩幅狭め)では肩幅分が短いため、吊るすと革ジャンの自重でハンガーの両端での肩折れ(湾曲)してしまうのが現状です。

 ここでオススメしたいのが、"伸縮性のハンガー" や "肩幅が広めのハンガー" を使用すれば、肩位置の縫い目に合うように保管すると型崩れがなくなるので良いでしょう。(個人的見解)



オイルメンテナンス(馬革用オイル)

 最高のメンテナンスは、「とことん着込んであげる」が一番なのですが、やはり日本列島の気候は温暖湿潤気候であり、北から亜寒帯(冷帯)〜南は亜熱帯と四季がはっきりする気候にあるので、人間に例えるとリップやハンドクリームお肌のケアをするのと同様に、馬の皮も乾燥するのでオイルのメンテナンスは必要不可欠です。しかしながら過剰なオイルは控えましょう。

『MUSTANG PASTE』

本品は厚みのあるハードなレザーであっても、革内部へしっかり油分補給できる最高級の保革油です。

動物性オイルではもっとも浸透力のある100%天然の高級ホースオイルを、レザーメンテナンス用に特別な精製を行い製品化。

革製品と同じ動物性オイルにより、皮革の維持に最も適した栄養分を与え、乾燥やや水分などのダメージから守ります。

引用元:『取扱説明書』

 『マスタングペースト』Amazon にて¥2,700 〜 3,388くらいで販売されています。続いては、メーカーは推奨するオイルメンテナンスを順に紹介します。

用意するもの

  • ブラシ
  • 布(無地のコットン製Tシャツ生地など)
  • 肩幅が広いハンガー(ジャケットやシャツの場合)

オイルアップ前

オイルアップする前にアイテムの埃や汚れなどをブラッシングで落とします。落ちにくい汚れは柔らかな布や水で固く絞ったタオル、消しゴムなどで軽く擦るようにして落としてください。(ひどい汚れの場合はレザークリーナーやレザーソープなどで落とす方法もあります)

留意点

※時を経たデニムのタテ落ちが魅力のように、使い続けたラフな味わいのレザーに育てていきたい場合は、ブラッシング+オイルアップのシングルメンテでOK。

オイルアップ

 埃や汚れを落とした後マスタングペーストを少量布につけ、薄く均等に塗布していきます。

留意点

※隅々まで塗布しやすい手指につける方法もお勧めします。(オーガニックオイルなので肌への影響はありません

オイルアップ後

全体の塗布が終了したら、風通しの良い日陰でしばらく陰干ししてください。〔コードバンレザー(馬革)なでの繊維が緻密な革は一昼夜程度〕

留意点

※ジャケットやレザーシャツなどは型崩れしないようにハンガーに吊るして陰干ししてください。

フィニッシュ

仕上げに良質の布やブラシでポリッシュ(磨いてつやを出すこと)します。

注意

※表面に余分なオイルが残っていた場合は拭き取ってからポリッシュしてください。


ポイント

塗布するオイル量の目安は、アイテムの表面を光に当てて、薄っすらとオイルが乗っている感じでOK。(ジャケット1着で5ml程度。)

通常のメンテナンス回数

年間の着用回数が少ないウェアーなどのメンテナンスは年2回程度で十分。(シーズンインとシーズンオフの時期)

使用数が多いアイテムは、年4回程度が目安。



まとめ

 購入て一年が経過しようとしているが、クローゼットからは未だ”BUCOが放つ革の匂い”が部屋を仄かに香るといつでも手にして出掛けたくなる。
タンニン鞣しのホースハイドの美しさは極上の一品は眺めているだけでも漢心が癒されます。見てヨシ!着てヨシ!匂いヨシ!と五感で伝わるそんな最高の一着。

  • シンプルな全体のシルエットは飽きが来ない
  • ホンモノを感じる上質な革の匂い
  • 銀面(皮の表側)がサラサラとした細いシボの触感

 その通りで、春秋はTシャツにアウターとして、冬はインナーとして着られ最も「一年を通じて長く着られる革ジャン」。応用性が高くエイジングもいち早く楽しめる。


 やはり1枚は持っておきたい”BUCO J-100”をご購入される方は、「The Real Maccoys」の直営店、若しくはセレクトショップへ。静岡県にあるオススメのアメカジショップ「BarnStormer」にも足を運び一度試着していただき、自分の体型サイズやフィーリングが合った方は是非、手にして欲しい。

 現在の物価高騰の背景には、今後の世界情勢は動きは不透明だが各業界やレザー業界の企業努力でも、価格の維持が困難な時代となり、現実的に値上げせざるおえない現況なのは間違いない。 

そして、今いますぐに値上げはしないものの、価格が下がることはないだろう。一年中を通して多様に着まわせるレザージャケットだけに、今後も価格が上がる前に手に入れておきたい最強なアイテム。


 今回の情報提供及び撮影協力させて頂いた、静岡県御殿場市にある国内最大級の品揃えのアメカジショップ「Barn Stormer」のご紹介。お店のブログにも、ご紹介いただいたので、是非そちらもたくさんの入荷情報が満載となっていますのでチェックしてみて下さい。

BUCO J100をお買い求めになるならコチラの静岡県御殿場市にある「Barn Stormer」さんを紹介した記事はこちらになりますので ↓ ↓ ↓

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