こんにちは。

今回はノーマルでも充分にカッコいい、カスタムする所がない完成度の高いクラシックバイクをご紹介します。それはこちらのFANTIC(ファンティック)社の CABALLERO(キャバレロ) Scramblerシリーズです。

1.FANTIC」とは

「Fantic(ファンティック)」は、1968年にイタリア北部のバルザーゴで創業したメーカーで、70年代から80年代までエンデューロやトライアル界で世界に名を広めたファンティック。その性能と品質は高く評価されていたが、90年代中盤から経営破綻や再建を繰り返し、日本での知名度は低かった。



2.CABALLERO」とは

「CABALLERO(キャバレロ)」のモデル名も、創業時から使われていたファンティック伝統のものだった。「キャバレロ・スクランブラー」は、レトロなスクランブラースタイルをイメージしたモデルとして、2017年のミラノショー(EICMA)に登場した。エンジン排気量は125cc、250cc、500ccクラスがラインナップされています。

そしてキャバレロ・スクランブラーは2019年4月から、日本市場へも導入され、2019年のEICMAでは、キャバレロの50周年を記念するモデルが発表された。スカイブルーのボディカラーにイタリアントリコロールのラインが入ったこの限定モデルは、2020年5月から日本での販売も開始された。

今回紹介するモデルが、2020年7月にダークなカラーリングでコーディネイトされた特別仕様車「デラックス」が発表された。オンロードでもオフロードでも楽しめる、伝統を受け継ぐスクランブラーモデルです。



3.車両の紹介

標準モデルにレッドタンクに対して、カラーはダークグレーでシックな感じのデラックスバージョンを紹介します。今回は「イズモーターサイクル」さんの展示車を撮影に協力して頂いています。

【メーター】
スピードメーヤ表示形式はデジタルで小さめな液晶メーターになっています。燃料計や時計、タコメーターなどの表示機能をもっています。

【クロスバー付きハンドルバー&バーパット】
バーパットには、もちろん「FANTIC」ネーム。

【タンク】
タンクの材質は樹脂。個人的には、ここまでこだわりの仕上げの割に少し残念です。中央上部には、タンクバックを装着するためラバー溝が装着されています。

【シート】
フラットな形状で少しタンクにかかったシート高は820㎜です。タンクのグレーと色の相性が良く、肉厚も充分あり座り心地にも良好。

【グリップ】
イタリア製の「domino」グリップ、シート、バーパットはブラウンカラーで統一。

【ヘッドライト】
LEDヘッドライトを採用。

  • ロー:中心部のプロジェクターが常時点灯
  • ハイ:上の5つの丸い部分が点灯

続いては、下回りを見ていきましょう。

【マフラー】
イタリアのレースシーンでお馴染みである一流ブランドの『アロー製』を採用しています。
スラッシュカットされている2本出し、サイレンサーカバーも付いています。

【エキゾートパイプ】
ヒートプロテクターには高品質な綾織りのドライカーボンを装備しており、綾織りカーボン製品は耐熱性に優れている。

【ブレーキ】
41mmのフロントフォークは150mmという余裕のストローク量を確保しています。
フロントブレーキディスク:320mm
リアブレーキディスク:230mm

キャリパーには『BYBRE』が刻まれている。

「ブレンボ製」の略であるバイブレは、BRIC市場(ブラジル、ロシア、インド、および中国)とその他の東南アジア諸国(ASEAN)向けの、小型・中型エンジン(600cc以下)のスクーターおよびモーターサイクルのブレーキシステム専用のブランドです。​

引用元「Brembo

【フロントタイヤ】110/80R19(ラジアル)

【リアタイヤ】140/80R17(ラジアル) 

スクランブラーらしいブロック調がオン・オフロードをどこでも走れる。



4.カスタムパーツ

ノーマルでも十分にカッコいいのですが、「FANTIC」からカスタムパーツが販売されているので紹介します。

  • フロントヘッドライトストーンガード
  • ラジエーターグリル
  • メーターバイザー
  • サイドバッグ
  • サイドキャリア
  • リアキャリア
  • タンクバッグ



5.ディーラー

国内唯一のファンティック・ショールーム東京都の大田区にあるモータリスト合同会社 。FANTIC / Lambretta / SYM ショールームの場所はこちらです。皆さんも是非立ち寄って見てください。



6.新色発表

イタリアのホームページ「FANTIC CABALLERO ITALY」では、日本には販売されていない新色もあります。

フラットトラックシリーズの国内販売されているカラーではマットブラックですが、シルバーカラーも展開されています。シートにはイタリアの国旗でしょうか!?国旗タグが付けられています。

ラジエーターガードとマフラーガードには、ブラックに塗装されています。こちらもノーマルでも十分にカッコイイです。タンクをシルバーにすることでクラシックな感じが絶妙です。

『CABALLERO Flat Track 125』

こちらの「キャバレロ・ラリー500」にも新色のマットホワイトを展開されています。メーターバイザーやゼッケンプレートもホワイトで統一されています。

 
『CABALLERO RALLY 500』



まとめ

2019年に日本に上陸した二輪目メーカーの「FANTIC(ファンティック)。オンとオフと道を選ばず走りをたのしめる1台。「キャバレロ」の名は1960年代創業から続く、初代から現モデルまでその名を語り継がれてきた。価格は安いとは言えないが、車両重量140kgと軽量で扱いやすく、ノーマルながらカスタムが完結されているオススメのバイクです。