FatBobber(ファットボバー)のみなさま、ごきげんよう。
以前から気になっていたおもに中古のハーレーを販売している、埼玉県熊谷市にあるバイクショップ「丸山輪業」に伺いました。
ハーレーのオイル交換についてアドバイスを受けてみました。
場所はマップで貼っておきますので機会があれば是非、寄ってみてください。
ファットボブこと、『FXFBS”Milwaukee Eight 114”』エンジンは、
- エンジンオイル・・・4.7L
- プライマリーオイル(プライマリーチェーンケース潤滑剤)・・・1.18L
- トランスミッションオイル・・・0.83L
丸山輪業さんでは、上記3点のオイルを工賃込みで、¥18,000です。
ちなみに、HARLEY-DAVIDSON 正規ディーラーさんで専用の標準オイルで交換した場合、工賃込みで¥28,000。
丸山輪業使用しているエンジンオイル
WAKO'S タフツーリングTT-50 25W-50
商品名 | TT-50 |
SAE粘度 | 25W-50 |
引火点℃ | 246 |
動粘度40℃ m㎡/s | 159 |
動粘度100℃ m㎡/s | 17.8 |
粘度指数 | 124 |
流動点 ℃ | -35.0 |
塩基価 mgK0H/g | 8.7 |
【特徴】
Synthetic Oil 配合 ヘビーデューティエンジンオイル
コンプレックスエステルを配合したノンポリマー・ヘビーデューティエンジンオイル。
高温下での潤滑性に優れ熱ダレに強く、チューニング車両などの熱負荷の高いエンジンを強力な油膜で保護し、ストリートからサーキットまで幅広く使用できます。また、クラシックバイクやクラシックカーなど、各部のクリアランスは広いエンジンにも適しています。
SAE粘度(SAE Viscosity Grades)とは、潤滑油の粘度を定めた規格である。数字が小さいほど常温で柔らかく、大きくなるほど硬いオイルとなる。
Wikipediaより引用
オートバイ用オイルに見られるSAE規格の表示は、10W-30といったマルチグレード表示が一般的である。Wは「Winter」の頭文字で、前半で低温時の粘度を示し、ハイフン後の数字で高温時の粘度を表す。寒冷地では5Wや0Wといったグレードを選ぶことで、クランキングをより容易にし、ハイフン後の数字が大きいものは、モータースポーツなどの過酷な条件下にも耐えうるオイルとなる。
◼️こちらは2018年 ソフテイルモデル使用説明書 推奨エンジンオイル
タイプ | 粘度 | 評価 | 最低温度 | 10° C(50° F)以下の寒冷期の始動 |
Screamin'Eagle SYN3 Full Synthetic Motorcycle Lubricant (Screamin'Eagle SYN3 全化学合成ルブリカント) | SAE 20W50 | HD 360 | -1° C(30.2° F)より高い | 優良 |
Genuine Harley-Davidson H-D 360 Motorcycle Oil (ハーレーダビッドソン純正H-D360エンジンオイル) | SAE 20W50 | HD 360 | 4° C(39.2° F)より高い | 良 |
Genuine Harley-Davidson H-D 360 Motorcycle Oil (ハーレーダビッドソン純正H-D360エンジンオイル) | SAE 50 | HD 360 | 16° C(60.8° F)より高い | 不十分 |
Genuine Harley-Davidson H-D 360 Motorcycle Oil (ハーレーダビッドソン純正H-D360エンジンオイル) | SAE 50 | HD 360 | 27° C(80.6° F)より高い | 不十分 |
◼️まとめ
- 一個人としての見解ですが、SAE規格粘度のRANGEから問題ないと思います。
- ハーレー純正オイルは本土(米国)から輸入して、ハーレージャパンを通して各正規ディーラーさんに降ろしているの必然と根が上がります。
- 丸山輪業さんは、国産のオイル(規格的に問題ない)を使用し、大量購入しているのでこの価格差は出ます。
バイクもオイルも経年劣化していくものなので、定期的な点検や消耗品の交換は、経済的に無理なくです。参考までに。