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【群馬県絶景ロード】4年ぶり規制なし!?全線開通した「志賀草津道路」

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 こんにちは。

 2021年4月23日、群馬県草津町と長野県山ノ内町を結ぶ 「志賀草津道路」(国道292号線)が規制なしの全線開通となったので早速行ってきました。

 今回は、主に群馬県側である草津町〜渋峠ホテルの「草津白根山」区間を走ります。

 白根山は、一部区間が噴火レベル2(火口周辺規制)の規制範囲にかかることから、昨年まで条件付きでの開通(オープンカー、バイク、自転車走行禁止)が続いており、今年の3月に噴火レベル1(活火山であること留意)へ引き下げられ、約4年ぶりに規制なしの開通となった。

『292 志賀草津道路 終日通行可能』



草津白根山とは

草津白根山は大きな火山ではありませんが、1882(明治15年)以降、たびたび噴火を繰り返している活火山です。明治以降の噴火ではマグマに由来する火砕流や溶岩流は発生していません。また、現在の噴火位置は湯釜を中心とした半径600m以内に限られています。
一方で草津白根山は火口近くまで道路が通っているため容易に近づけることから、観光名所としても知られています。

参照元:群馬県 掲示板

 『殺生ゲート』にて、快晴のなか大きな山々が一部雪に覆われており山肌が見えています。では出発します。

殺生ゲート
『殺生ゲート』

雪の階段

走り進めていくと、道路の両側にはまだ多く雪が残っています。ここの区間は雪の高さが4〜5mはある雪壁の間を走り抜ける気持ち良さは最高です。

雪壁

白銀の中を走り抜けた先には、道路脇に駐車スペースがあり雪壁の道を一望することができます。そして多くのライダー、ドライバー、ツーリストが白銀の中を走行していきます。

白銀ルート



日本国道最高地点

 こちらは、標高2,171mにある『日本国道最高地点』に到着です。

ラムサール条約登録湿地 芳ヶ平湿地群ビューポイント
『ラムサール条約登録湿地 芳ヶ平湿地群ビューポイント』

かつては善光寺から草津まで行きかう旅人が賑わった草津街道は、志賀草津高原ルート・国道292号と姿を変え、湯田中渋温泉郷から志賀高原・白根山を抜け草津温泉に至る全長46㎞の風光明媚な山岳道路として多くの人々に親しまれています。

参照元:『日本国道最高地点』石碑 説明文一部



渋峠ホテル

 目的地である『渋峠ホテル』に到着しました。ここのホテルは群馬県と長野県の県境に建つホテルとなっています。規制緩和の全線開通発表された週末とあって、ライダー、オープンカー、サイクリスト多くのツーリストが訪れてます。

『渋峠ホテル』

外観

 ホテルの前はスキー場となっていて、4月の後半でも春スキーを楽しむことができます。ホテルのエントランス前では、群馬県と長野県の県境の点線が引かれています。定番ですが記念に、" 県境またがり写真 " 撮り。

早速店内にとエントランスには『日本 国道最高地点 到達証明書発行所』の案内です。

内観

ホテル内に入って目の前には、さっそく群馬県は喫茶で長野県は食堂を県境で分けられています。

食堂メニューは豊富な品揃えです。

  • カツ丼
  • カレー(キーマ・カツ・ビーフ・チキン等)
  • うどん
  • ラーメン
  • おでん

喫茶ドリンクメニューもコーヒー、ソフトドリンク、アルコール等の種類が用意されています。



まとめ

 草津白根山の山々をワイディングした走りと時折、硫黄性ガスの匂いが鼻に突きながらも、自然を眺めながら楽しめる。関東五本指には入る大自然(火山、雪、空)を体感できる絶景ルートです。白根山はなかなか規制が緩和されずに約4年ぶりに規制なしの開通ということで堪能しました。また、規制がかかるかわからないので、ぜひこの機会に訪れてみてください。

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