こんにちは。
埼玉県北部にある地元民でもあまり知らない超穴場の絶景スポット。
皆野町と東秩父村の山間の境目にある『皇鈴山(みすずやま)展望台』のご紹介と行き方をご紹介します。
秩父市から東秩父村を抜ける県道11号線(熊谷小川秩父線)。
また、秩父市から皆野町に抜ける県道82号線(長瀞玉淀自然公園線)。
どちらからでもアクセス可能な、「埼玉県秩父高原牧場」内にある「彩の国ふれあい牧場」の第二駐車場から『皇鈴山(みすずやま)展望台』までの道順をご案内します。
大霧山の稜線に広がる「彩の国ふれあい牧場」付近には、景色も楽しめ”モーモーハウス”や”展望広場”、”放牧広場”など様々な遊びどころ満載。


「彩の国ふれあい牧場」の第二駐車場

こちらの第二駐車場では車が約30台分の駐車可能。
すぐ近くには、ソフトクリーム販売店や野菜直売所が設けられ、県外の方も遊びにこられている名の知れた癒しスポット。
では、こちらから道順を案内していきます。
目的地となる『皇鈴山展望台』までは5km、約10〜15分を要します。※バイクでの移動目安になります
二本木峠
「彩の国ふれあい牧場」から県道361号線(三沢坂本線)を道なり走ること約2Km(走行時間5分)。
二本木峠では、開花シーズンは4月下旬から5月上旬に峠から皇鈴山にかけて、森の中にあらわれる約3,000本もの赤い山ツツジの群落がお出迎えしてくれます。
ハイキングされる方は是非楽しんでくだい。
二本木峠の山つつじについて
昭和6(1931)年、槻川村では、当時の村長 高田群次郎氏が大切な山林を山火事から守ること(森林保護)と失業対策事業として尾根の中心に沿って土壁(高さ1.5m、幅10m)を構築して防火線とした。今はハイキングコースとなっている。
工事の中心が二本木峠で、作業者は村民で各班にわかれ、ある班は68名であった。
二本木時の山頂には火伏せの神を祀った愛宕神社の碑がある。ここはヤマツツジの自生地で、後に地元の先人達が下方の山にあるつつじを移植して村民の公園とした。
いまでも毎年5月5日には往時を偲んで山開きが行われている。
現在、山つつじは先人の意思を受け解き、地元・近隣の積極的な本仕協力により保存活動が継承されている。
東秩父村地域づくりふれあい坂本の会
分岐点
『皇鈴山展望台』の案内板付近に、二つの分岐点に差し掛かります。
これを右方向に進み下っていきます。
途中には落ち葉や落ち枝などありますので注意して走行してください。
展望台入り口
そのまま、下っていくとT字ぶつかり、『皇鈴山展望台』の案内板付近に、二つの分岐点に差し掛かります。
右方向に進み、道なりに登っていきます。
展望台まではもうすぐ段々と木々がひらけてくれば展望台に到着です。
皇鈴山展望台
今回の目的地に到着しました。
車やバイクなど十分に広い駐車場となっています。
砂利の駐車場なのでバイクの方はスタンドを出す場所には注意してくだい。
駐車場奥には、皇鈴山山頂に東屋も設置されているので、ここで一服されてのもいかがでしょうか。
ハイキングの方やツーリングの方、バードウォッチングなど、訪れる人の目的は様々ですがこの景色を鑑賞するのは皆さん一緒です。

筆者のお勧めは、展望台の目の前にあるこちらの木製ベンチで、何も考えずひたすら絶景を眺めて、コーヒーなどあれば最高なひとときを過ごせます。
本日の風景
- 埼玉県北部(熊谷市、深谷市、寄居町、小川町)付近の街並み
- 本田技研 埼玉製作所 完成車工場、エンジン工場
- 群馬にそびえ立つ日本百名山の赤城山(あかぎやま)
バードウォッチングされている方のお話によると、空気が澄んだ見通しがいい日には、西武ドームやスカイツリー、横浜みなとみらいの建造物までも見えるようです。
ベンチのある小高い場所には、安全柵や手すり等など設置されて落ちません。
目の前には、木を伐採した急斜面の山肌なので、くれぐれも足場にはご注意してください。

まとめ
最後に、今回筆者はバイクでしたが、もう一つ展望台までの道順もご紹介します。
県道294号線(坂本寄居線)から「二本松峠」看板をひたすら道なりに登っていくコースとなります。
途中には釣り堀や何軒か別荘のような建屋もあり七曲りを上がっていきます。
一応舗装路なのですが、路面には砂利、落ち葉・枝、道路の凹凸、轍、など走行中に注意が必要です。
その反面、通行量は大分少なめです。
こちらは、アドベンチャーやスクランブラー、オフ車なら、こちらから展望台に目指すのも面白いかもしれません。
車や安全にバイクで行くなら上記本題でご案内した「彩の国ふれあい牧場」経由の道順の方が路面も安定しているのでそちらをお勧めします。
では、安全に最高の絶景を楽しんでくだい。

