こんにちは。
毎秋になれば自然が生み出すグラデーションを楽しむ季節。
休日には必然と行く先は大自然の山々。
北関東は群馬県にある上毛三山と日本百名山のひとつとして名高い" 赤城山 "。
今回は、赤城山頂上にある鳥居峠でなにやら新しいカフェがオープンしたというので伺いました。
2025年11月1日~2026年3月での試験営業期間でアルファオープンといった試験的営業から、2026年の4月からグランドオープン。
今回伺った11月上旬、試験営業したばかりの駅舎内では、既に多くのお客さんで賑わっています。

11月1日にオープンしたばかり、沢山のお祝いの花々や胡蝶蘭が飾られた色鮮やかなエントランス。
カフェであり、絶景も楽しめ、ほぼの日のオリジナルアイテムも購入することができる駅舎『ほぼの駅 AKAGI』にお邪魔しましたのでご紹介します。
ほぼの駅とは
日本各地に道の駅や旅の駅、海の駅など観光スポットには、地域にあった様々な駅舎が存在します。
元々は、赤城山鋼索鉄道の「赤城山頂駅」があったケーブルカーの旧駅舎。
そこから赤城山頂駅記念館サントリーバーベキューホールとなり、現在の『ほぼの駅AKAGI』と歴史のある建造物。
現在、赤城山の鳥居峠に11月からはアルファオープンされ、正式なオープンは2026年の4月。
前橋市出身のコピーライター”糸井重里”氏によってプロデュースされ、新しく生まれ変わった『ほぼの駅 AKAGI』。
ここはかつて「赤城山頂駅」という赤城山鋼素鉄道(ケーブルカー)の駅舎だった建物です。
1968年の全線廃止後、展望レストランとして使われていましたが、ご縁がありほぼ日が受け継いで、2025年11月1日から運営をスタートさせています。
駅だった場所を、ほぼ日が運営するから「ほぼの駅」。
もともとは終着駅だった場所ですが、「ここから行きたい場所へ、どこへだっていけるぞ」という、『希望への出発の駅」のような思いもこめています。
旧駅舎の骨格や外観を残しながら、駅らしさを意識してリニューアルしているので、「ここもかな?」と想像しつつ、発見を楽しんでみてください。
施設のロゴも、懐かしい切符をモチーフにしています。
グランドオープンは、2026年春の予定ですが、現在、いろいろと試しつつ、場所をよりおもしろく育てていくための「a[アルファ]オープン」(試験開業)期間中です。
引用元:駅舎内 説明
”ほぼの日”とは
ほぼ日は(ほぼにち)と読み、コピーライターの糸井重里(前橋市出身)が主率する会社。
毎日更新のウェブサイト「ほぼ日」や、「ほぼ日手帳」をはじめとする幅広いアイテムの製作、イベントの開催、あっちこっちの地域での動きなど、さまざまなコンテンツを生み出し発信しています。
駐車場

砂利の駐車場は、駅舎前に車30台分くらいのスペースが確保されています。
バイクでお越しの方は、二輪駐車場はなく地面は砂利の為、バイクスタンドを下ろす場所にはご注意ください。
駐車場から見える覚満淵(かくまんぶち)は、小さな湿原による植物や1周30分ほどの気軽なハイキングが楽しめます。
駐車場が満車の場合は、ビジターセンター前の駐車場を使うことができます。
内観
駅舎
天井を見上げれば、鉄筋の骨組み剥き出しと天窓からは自然光が駅舎内に注がれ、大きな吊るし時計は当時の風情を感じます。
テーブル席では、団体も受け入れ可能な広々とした落ち着いた空間で食事がいただけます。
閉鎖中の店舗地下も現在は改装中ですが、ゆくゆくはお客さんにも解放されるそうです。
地下では何をお披露目するかは乞うご期待。

時間を忘れてゆっくりと、コーヒーでも飲みながら四方山話など楽しみたい方は、駅舎の窓から絶景が眺められるこちらのスペースへ。
(こちらは土足禁止エリアです。)

ノマドワーカーやフリーランスに集中して作業できる環境を求める方には、広々としたカーペットに小テーブルにソファーなどが設けられた最適なコワーキングスペース。
(こちらは土足禁止エリアです。)
展望デッキ
『ほぼの駅 AKAGI』の駐車場から直接行ける展望デッキ。
標高1390mの鳥居峠からは、関東平野の街並みや山々が一望できる絶景スポット。
また、6月から11月には幻想的な雲海や、初日の出を拝めるスポットとしても楽しめます。
また、駅舎内からも展望デッキに直接アクセスすることもできます。
HOOD & Restroom
試験営業期間により、一部のEAT INメニューは提供はできないようです。
ハンバーグ定食や豚汁などのランチメニューは11:30からとなります。
物販コーナー
駅舎ならではの発想から、切符をモチーフにしたデザインの”ほぼ日 オリジナルグッズ "。
日々の予定やジャーナリングにも最適なほぼ日手帳 から文房具、"やさしいタオル、アパレルなど様々な調度品が取り揃えています。
また、アウトドやキャンプなどに役立つ"ほぼの日 キャンプレーベル"「yozora」のテントなども扱っています。
ここだけしか手に入らないアイテムや、訪れた記念としてオリジナルグッズはいかがでしょうか。
こちらでは、道の駅などでよく目にする駅舎スタンプはレジカンター横にセッティングされています。
駅舎のPOPやカードはテイクフリーとなっておりスタンプ捺印など訪れた記念に。
Date / Access / Instagram
『ほぼの駅 AKAGI』利用案内とアクセス方法などはコチラ。
Date
【営業時間】OPEN 10:00〜CLOSE 16:00(ランチタイムは11時30~14時、13時30分LO)
【定休日】水曜(11月4日~6日は臨時休業)※天候や都合により、営業日・時間が変わることがあります。
【住所】〒371-0101 前橋市富士見町赤城山鳥居峠
【電話番号】 027-287-8444
HPやInstagramからは、最新のイベント情報がタイムリーに投稿されますので、是非フォロー&チェックしてみて下さい。
Map

『ほぼの駅 AKAGI』へのアクセスは赤城山麓の堂々と構えた高さ21.3m・柱直径1.7mの”赤城大鳥居”から山頂を目指すコースをオススメします。
なんと言ってもスタートは、赤城山山頂を目指すなら大鳥居を潜ると、不思議と”赤城山に来た”気分が高揚とします。
鳥居を潜り県道4号線をそのまま道なりに、自然の木々に囲まれた九十九折りをひたすら上っていく森林浴なコース。
途中途中には、赤城山の歴史が知れる「赤城山総合観光案内所」やレンゲツツジの名所「白樺牧場」、蕎麦で有名な「桑風庵 本店 (そうふうあん ほんてん)」など立ち寄りポイントが多く点在します。
[関越自動車道]赤城ICから約40分、前橋ICから約60分
[北関東自動車道]伊勢崎ICから約60分
少しわかりにくいのでGoogleマップを参考に足を運んでみてください。
最後に
赤城山や前橋市周辺には、食・遊び・癒しなど自然に触れ合える観光スポットが沢山あります。
また、伊香保温泉や草津温泉といった温泉郷へのアクセ スもよく、立ち寄りやすいのも大きなポイント。
その中でも、令和5年3月21日に堂々オープンした「道の駅 まえばし赤城」は、なんと”2025年版 道の駅大賞”で全国総合部門1位に選出。
全国に点在する個性あふれる1230の道の駅を対象に、選考委員が魅力や設備を評価し合計ポイントなど、旅の達人たちが本気で選んだ「本当に行くべき道の駅」と頂点となったのが「道の駅 まえばし赤城」。
”道の駅大賞”とは
全国に点在する個性あふれる1230の道の駅(2025年2月時点)。
観光の立ち寄りスポットとしてだけでなく、地域の魅力を発信する拠点として、年々注目を集めているその中から、旅の達人たちが本気で選んだ「本当に行くべき道の駅」ランキング化し”道の駅大賞”選定。
『田舎暮らしの本』は、道の駅を知り尽くしたプロたちが全70項目で厳正に評価し選出した”道の駅大賞”を発表。
「道の駅 まえばし赤城」のHPやInstagramからは、最新のイベント情報が投稿されますので是非フォロー&チェックしてみて下さい。

















