こんにちは。
全国には、四国八十八ヶ所や西国三十三所をはじめとする多くの札所(霊場)が点在しています。
- 四国八十八ヶ所霊場: 弘法大師(空海)ゆかりの地を巡る、徳島県・高知県・愛媛県・香川県にまたがる最も有名な巡礼路。
- 西国三十三所: 近畿2府4県と岐阜県にある、日本最古の巡礼といわれる観音菩薩の霊場。
- 坂東三十三観音: 関東7県に点在する33か所の観音霊場。

今回ご紹介する、埼玉県秩父地区にある秩父札所34ヶ所の観音霊場。
その中でも”秩父札所三十四ヶ所 第三十二番 般若山(はんにゃさん) 『法性寺(ほうしょうじ)』”の本堂や境内をご紹介します。
法性寺と言えば、こちらが有名な参拝ポイント。
- 秩父札で唯一の「鐘楼門」
- 舞台造りの「観音堂」
- 巨大な岩盤がむき出しの「岩船山」
- 船の舳先に「岩船観音像」
鐘桜門

門をくぐると右側には、2階へ上がれる梯子が設置されています。
結構な急勾配に2階床の穴が狭いのでご注意ください。
一階に金剛力士像を安置し、二階に梵鐘を懸けた鐘楼門である。
第二次世界大戦中に焚鐘を供出したが、平和の世を希求して昭和五十四年に再鋳、合わせて瓦葺に改修した。
長年の風雪に耐えてきたものの、傷みが目立つようになったことから、全面解体修理を行うと共に建立当時の藁葺を模し、銅板葺屋根に葺替えた。
秩父札所で唯一の鐘機門である。
法性寺
鐘桜門(仁王門)
鐘楼門(しょうろうもん)とは、下層が寺院の「門」になっており、上層に梵鐘(ぼんしょう:つり鐘)を吊るす「鐘楼」の機能を兼ね備えた2階建ての門。
本堂
鐘楼門から本堂までは、急な石段を登らなくてはいけません。
途中には、城跡のような大きな石垣や草花などが楽しみながら登るとあっという間に本堂に到着。
留意事項
石段は長く急勾配で、手摺りをご利用してください。
また、落ち葉や落ち枝など足場は滑りやすいので、気を付けてください。
石段を登りきった境内には、手前に「納経所」・「グッズ売り場」・「本堂」が構えています。
ここにも「般若(はんにゃ)」の面。
山号が「般若山」なだけに、本堂正面にも「般若(はんにゃ)」の面が掲げられています。

秩父札所三十二番法性寺は「般若のお船」と親しまれ、二つの山号を持つ。石船山法性寺は、観音堂を指し、聖観音像を祀り、般若山法性寺は別当寺で薬師如来を本尊としている。寺伝では奈良時代、行基の開創といい、弘法大師が一晩で大般若経六百巻を書写したのでこの地を「製若」というようになったという。鎌倉時代貞永元年(一ニ三ニ)没の眼応玄察が開山し、当時は密教系寺院であったと思われる。江戸時代宝永五年(一七〇八)没の智外宗察が中興開山とされ、曹洞宗寺院として整備された。
宝永七年(一七一〇)建立の鐘楼門は、一階に行王像を安置し、二階に鐘機を吊る珍しい建造物である。石段を上ると庫裏・本堂があり、さらに山道を登ると崖の途中に隠造りの観音堂(町指定有形文化財)があり聖観音像(町指定有形文化財)が祀られる。観音堂は棟札によると宝永四年(一七〇七)の建造で秩父札所建造物のなかでも古いものに属している。数度の改修を経ているが、建造当初の雰囲気もよく保たれており、貴重な建造物である。
観音堂から急峻な山道を登ると船の軸先の形をした「お船岩」と呼ばれる岩場に奥の院がある。銅造の観音像と宝暦二年(一七五一)作の銅造大日如来坐像が安置されている。お船岩からは武甲山と尾田蒔丘陵(長尾根)を見渡せ、観音堂裏の岩窟(タフォニ)とともにジオパーク秩父のジオサイトとなっている。
「長享二年秩父札所番付」(県指定有形文化財)は、室町時代から秩父札所が定められていたことを記し、秩父札所の変遷を示す貴重な資料である。他にも「木像蔵王権現像」「大般若経(六巻)」(いずれも町指定有形文化財)など寺宝も多い。
秩父札所の中でも自然豊かな環境で、深い歴史を伝える荘厳な雰囲気は貴重な存在である。なお、寺域の十六・八ヘクタールは埼玉県の「小鹿野町般若自然環境保全地域」、船形をした岩及びアラカシ林とモミ林成立域並びにその周辺八・二ヘクタールが「同特別地域」の指定を受け保全が図られている。
法性寺
観音堂
本堂を後にして、境内の奥へと進んでいきます。
途中に分岐点では、左手に胎内くぐりの岩間を抜けていく”奥の院”と、右手にある”観音堂”と道が分かれます。
今回、訪れた日の路面は、最近続いた降雨により山道がぬかるみ状態となっていました。
奥の院までは、往復約1時間の鎖場(鎖で崖を登る)など険しい山道となっています。
しかし本堂からでも、小さく見える岩上の観音様。
本堂前に「奥の院遥拝所(足型)」から岩上の観音様を拝することができます。
観音堂

風化でできた岩窟の下に、舞台造りの観音堂は宝永4年(1707年)に建立。
舞台造り
”舞台造”とは
「舞台造(ぶたいづくり)」とは、崖や斜面などの高低差が大きい土地に、長い柱や横木(貫)を組み合わせて床下を固定し、その上に建物を建てる日本伝統の建築様式。
別名「懸造(かけづくり)」。有名な寺院の代表例は、京都の清水寺。
小堂
観音堂の背後には岩窟があり、子授け地蔵を祀った小堂があります。
また、観音堂の堂内もご覧になれます。
留意事項
観音堂には細い小道となり、手摺りをご利用してください。
観音堂裏にある小堂の足元は岩の斜面で、足場は滑りやすいので気を付けてください。
納経所
本堂の横に納経所があり、目の前には寺院オリジナルのTシャツやエコバッグのグッズ売り場もあります。

納経料(御朱印料)五百円。
Date&Access
【住所】〒368-0103 埼玉県秩父郡小鹿野町般若2661
【電話番号】0494-75-3200
【駐車場】普通車20台くらい
【トイレ】境内あり
『法泉寺』の位置は、Googleマップを貼り置きますのでぜひ参考にしてください。
まとめ
最後に、秩父市観光大使にも任命されている、”THE ALFEEの桜井賢”さんの出身地は、埼玉県秩父郡荒川村(現在の埼玉県秩父市)なのは有名な話ですがなんと今回は、秩父市とTHE ALFEE”のコラボレーション企画が開催中。

8/22(土)から11/30(月)までの期間に、THE ALFEE歌朱印を集めて「特別熊手」を手にすることできます。
THE ALFEE歌朱印とは
秩父札所 34ヶ寺の各寺院にて、THE ALFEE とコラボした特別デザインの「歌朱印」を頒布しています。
全34種類
販売場所:秩父札所の各寺院の納経所
販売価格:1,200円
歌朱印の手順
- THE AL FEE歌朱印を20枚ご用意ください。
※20ヶ寺どの札所の歌朱印でも構いません。 - 当日、秩父地場産業センター1階「じばさん商店」でお買い物をし、レシートをご用意ください。
※購入金額は問いません。※レシートは引き換えまで大切に保管してください。 - 秩父地場産業センター4階事務局にて、「専用印」を歌朱印20枚すべてにご自身で押印してください。
※専用印は、ポテくまくん×THE ALFEE 秩父札所ver.のデザイン。 - 「専用印」押印済みの歌朱印20枚と、当日「じばさん商店」で発行されたレシートを事務局スタッフへご提示ください。スタッフ確認が、特別熊手をその場でゲット

是非皆さんも、秩父札所34ヶ所を巡礼し、御朱印やコラボ商品をゲットされてはいかがでしょうか。
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