こんにちは。
埼玉県は西部に位置する小川町に、令和7年5月30日にリニューアルオープンしたばかりの“食×工芸”体験型パーク『道の駅おがわまち』。
『道の駅おがわまち』には隣接する伝統工芸施設を始め、様々な食事処やお土産など物産品の売店、地元農産物の直売所や食堂、ファストフードやスィーツなど豊富に揃っています。
またふれあい広場では、備えられた子ども用遊具、電動アシスト自転車や電動キックボード、電動トゥクトゥクなどを借りることができます。
今回伺った10中旬、リニューアルオープンして早4ヶ月経った現在でも、道の駅にあるお土産売り場や売店では多くのお客さんが列をなしています。
そして、今回は道の駅敷地内に隣接している「伝統工芸施設 和紙のふるさと」にもお邪魔しましたのでご紹介します。
こちらでは、和紙の手漉き体験や団扇づくり、和紙行燈づくりの体験ができるほか和紙展示室、和紙製品も購入することが出来ます。
落ち着いた歴史ある街の雰囲気のなかで、お買い物や和紙の体験など訪れてはいかがでしょうか。
小川和紙の歴史

小川和紙はおよそ1,300年の歴史があると言われています。
奈良の正倉院の文書には宝亀5年(774年)に武蔵国から「武蔵国紙480張」が納められたとの記録が残されています。
この紙すきの技術は、この地に移り住んだ高麗人により伝えられたと言われています。
小川和紙が盛んに作られるようになった背景には、慈光寺の創建が大きく関わっていると考えられ、慈光寺で使用された和紙は現在の小川町を中心とした村々で漉かれたと考えられています。
その後、江戸に幕府が移ってからは一般の町民も紙を使うようになり、紙の需要は次第に増えていき、江戸時代後期には紙漉き屋が750軒を超す一大産地となりました。
”細川紙”は、小川和紙の中でも最も高品質で最高級の和紙。
引用元:工房内説明
外観

こちらの伝統工芸施設「和紙のふるさと」は、入場無料。
"和紙の歴史" 知れ "和紙づくり"が体験でき、そんな工芸施設で歴史ある雰囲気で楽しんでみてはいかがでしょうか!?
内観
和紙工房

展示室
真っ先に目に飛び込んできたのが、大きな”細川紙のミニ風船爆弾模型”。
太平洋戦争では、小川和紙から色々な軍事用品や日用品が作られていたそうです。
そのほかにも、気球紙の生産なども行われており当時、町全体が地場産業として発展していたのでしょう。
展示室も興味深いものが、沢山あるので訪れてみてください。
Date & Access
「道の駅おがわまち」・「伝統工芸施設」利用案内とアクセス方法などはコチラ。
Date
【営業時間】 「道の駅」OPEN 9:00〜CLOSE 17:00
「伝統工芸施設」OPEN 9:30〜CLOSE 17:00
【定休日】 「道の駅」年中無休
「伝統工芸施設」和紙工房のみ月曜定休
【住所】 〒355-0321
埼玉県比企郡小川町小川1220−1
【電話番号】 0493-72-1220
Map
『道の駅おがわまち』は関越自動車道”嵐山小川IC”から近くアクセスは最高の立地。
なんとこちらの『道の駅おがわまち』では多様で巨大な駐車場が整備されています。
- 普通車 186台
- 身障者用 6台
- 妊婦等用 3台
- 大型車 10台
- EV充電 2台
また、臨時駐車場には旧上野台学校に100台可能な巨大駐車スペースを完備。
少しわかりにくいのでGoogleマップを参考に足を運んでみてください。
最後に
『道の駅おがわまち』のHPやInstagramからは、最新のイベント情報がタイムリーにPostされますので是非フォロー&チェックしてみて下さい。
「道の駅おがわまち」や「和紙のふるさと 伝統工芸施設」の他にも、小川町内や隣町などの周辺には、自然や動物に触れ合える観光スポットがあります。
小川エリア観光スポット
- 秩父高原牧場・・・秩父郡東秩父村坂本の県道361号線沿いにある観光牧場。牛・山羊・羊・うさぎを飼っており、山羊はふれあい広場で放牧され、いつでもふれあえます。
- 皇鈴山(みすずやま)展望台・・・埼玉県皆野町と東秩父村にまたがる皇鈴山。頂上にある自然に囲まれた「皇鈴山展望台」は標高645mからの夜景は最高。(※1下記記事参照)
- 堂平山(どうだいら)天文台・・・小川町、ときがわ町、秩父(ちちぶ)郡東秩父村の境にある標高876mの山。関東平野を一望できる夜景も美しく、宿泊施設(要予約)やハイキングコースも有。(※2下記記事参照)
※1:”皇鈴山(みすずやま)展望台”への行き方や見晴らし風景など、こちらの記事をご参考ください。
※2:”堂平山(どうだいら)天文台”への行き方など、こちらの記事をご参考ください。






