こんにちは。
日本のデニムの聖地といえば、岡山県倉敷市児島の名は世界規模で有名ですが、しかし大阪で生まれたブランドも海外のジーンズ好きには人気。海外ではそれらのブランドはOSAKA 5 (大阪ファイブ) と呼ばれている。
また、1990年代にはレプリカデニムに新しいブランドが参入し、国産ジーンズの戦国時代が始まりました。その中で中心だったOSAKA 5 (大阪ファイブ) と言われる5つのブランド。
その中でも歴史は浅いがFULLCOUNTのジーンズは、素材に高級なジンバブエ産の綿花を100％使用した国内問わず海外でも人気のブランド。
- STUDIO D’ARTISAN（ステュディオ・ダ・ルチザン）→1979年創業
- Denime（ドゥニーム）→1988年創業
- EVISU（エヴィスジーンズ）→1991年創業
- FULLCOUNT（フルカウント）→1992年創業
- WAREHOUSE & CO.（ウェアハウス）→1995年創業
FULLCOUNTとは
創業者の辻田幹晴氏は大学中退後に大阪の古着屋「Lapine（ラ・ピーヌ）」で勤務し、その時のラ・ピーヌ店長である山根英彦氏がEVISU（エヴィスジーンズ）作る際に立ち上げに参画。その後、さまざまなジーンズブランドにて研鑚を積んだ辻田氏がエヴィスから独立し、自身のブランドとなるFULLCOUNTを1992年に創設。
日常着としての理想の穿き心地を追求し続け、素材に上質綿として知られる”ジンバブエコットン”を採用した一本のジーンズ作りからスタートしたFULLCOUNT。
1940年代～50年代の実用性とファッション性を兼ね備え、長く愛用できる物づくりが試されていた時代に目を向け、いつの時代も日常的に身につけていたくなる"最高の普段着"としての価値を再構築したこだわりのジーンズを作り続けている。
6Panel Denim Baseball Cap 'F' Patch
今回購入したFULLCOUNTの定番アイテム「6Panel Denim Baseball Cap 'F' Patch」。
帽体にはパネルが6枚構造の深めなスタイルとなっている。10ozのソフトデニムで被りやすく、” F ”ロゴが飽きのこないデザイン。カラバリはインディゴ、ブラックを展開されている。
| Material | Zimbabwe Cotton 100% |
| oz | 10oz Denim |
| Color | Indigo Blue / Black |
| Price | ¥8,800 (税込) |
ジンバブエコットン
FULLCOUNTのコンセプトの一つとして、素材には上質綿として知られるジンバブエコットンを採用。
ジンバブエコットンは、主にアフリカ南東部で栽培される、世界でも有数のオーガニックコットン。
繊維を傷つけないよう人の手で収穫される綿花は細く均一で、一本の繊維長が長いことから超長綿として知られている。
辻田氏はこの毛足の長いコットンこそジーンズにもっとも適した素材であり、だからこそ継ぎ目のない甘撚りの丈夫なムラ糸を作ることが可能。それが抜群の軽さ、柔らかさ、伸縮性を生むのである。
そして、丁寧に手摘みされた超長綿のジンバブエコットンからなる糸を用いて生産を手掛けるのは、岡山県井原市の織物会社「シンヤ」。同社の織機74台のうち、3台はFULLCOUNT専用機として稼働している。
アイレット・天ボタン・クラウン
10ozのライト感のあるデニムがデニム色とワッペン、アイレット縫製糸と全体的に配色している。クラウンは６つのパネルで丸く深めの形状が特徴的なので、深めに被りたいファッショニスタにはオススメのアイテム。
デザイン・ツバ
ツバの長さは短長、どちらでもなく丁度いい長さの7cm。前方部には「Ｆ」のフェルトワッペンはワンポイントでシンプルに愛らしい、飽きのこないデザイン。
また、キャップの脱着時には一番手に触れるパーツだけに、長年愛用すれば経年変化が楽しめるのは間違いない。
品質表示タグ
もちろん拘りの”MADE IN JAPAN”。そしてジンバブエコットンを100％は触っただけで肌触りと柔らかさを感じる。
スベリ
一般的にはたスベリの生地は、吸汗速乾に優れたポリエステルだが、フルカウントのデニムキャップはスベリもデニムに仕上げられている。
額からの汗や人肌に干渉するパーツだけに、長年愛用すれば経年変化が楽しめる。
アジャスターベルト
アジャスターベルト付きのフリーサイズの展開となっている。調節が可能なので内径52cm～63cmに対応できる。
惜しいところを一つだけあげるとすれば、ベルト先端部を収納するスリット開口部が欲しかった。
Select Shop
今回、「6Panel Denim Baseball Cap 'F' Patch」を購入させいていただいた千葉県の富里町にある「EARTH MARKET」さん。店舗撮影や画像提供の協力していただきました。お店の詳しい情報についてまとめたコチラの記事を閲覧ください。お買い求めは是非「EARTH MARKET」で。
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