こんにちは。
これこそが、フランスが生んだ個性しかない車”ルノーのカングー”。
国産車にはないフランス車ならではのデザイン性とヨーロッパらしいカラフルなボディーカラー。
特にイエローカングーはキャンプ場などで、よく目にする方は多いと思います。
カングーの商用モデルがフランス郵便で働く車として使われており、郵便車はイエローの定着から他のカラーより人気を博するようです。
日本市場に於いても、イエローはカングーを代表するカタログカラーとも言え、2002年3月に日本に正規導入からファンを着々と増え続けて早23年。
2名乗車時では2,800Lの圧倒的な荷室容量を誇り、なんといっても特徴的な180度に開閉可能な”観音開きのダブルバックドア”はキャンパーや愛犬家に愛されている一台。
現在、国内ではショートタイプの「カングー (5人乗り)」のみ販売されており、欧州本土では通常ラインナップされている「グランカングー(7人乗り)」。
そして、以前から幾度と巷では噂されてきましたロングタイプの「グランカングー(7人乗り)」が年内に国内導入(一般販売)される情報をキャッチしました。


「Renault Japon(ルノージャポン)」主催となる、山梨県南都留郡にある山中湖交流プラザ きららで「カングー」オーナーなどを対象としたファンイベント「ルノー カングー ジャンボリー」が毎年開催されています。
カングー ジャンボリーは2009年に初開催され、20回の節目が目前となるファンイベント。
2年前に、日本初公開となった3列シートミニバンの新型「グラン カングー」が、カングー ジャンボリー 2023でお披露目され7人乗りが話題に。
イベントに参加者が国内販売を待ち望んでいる車両であり、カングーファン、ルノーファンには垂涎の品。
当時は、日本でも多くの注目を集めていましたが、導入の予定はまだ明らかになっておらず、2年の時を経て2025年に国内導入の情報が飛び込んできました。
早速ですが、”結果”から報告します。
のスタッフさんに『グランカングー』について訪ねた結果がこちら。
グランカングー(7人乗り)国内販売される予定は?
情報は不確定ですが、年内(2025年)の11月くらいには国内販売される予定です。
ボディーカラーや車両価格は現時点では不明。
本土の工場や船便の兼ね合いから、来年(2026年)に延滞するかもしれません。

「RENAULT FRANCE」のホームページ掲載されているグランカングーですが、一見はカングーと変わらないデザイン性。
全長5m弱もある積載性能が高いロングボディが広がり、車内ではゆったりとした7人乗りの広大なスペース。
しかし、ウリであった”観音開きのバッグドア”は、一枚物のリアゲートとなっています。
現時点で判明している車両の主要はこちら。
DETAILS
- 全長約5m
- ガソリン車のみ
- 二列シート着脱可能(若しくは跳ね上げ仕様)
- 三列シートは着脱可能なキャプテンシート
市場に出回るのは、来年以降になりそうですね。
ヨーロッパでは、2035年以降、新車のガソリン車とディーゼル車の販売を事実上禁止するため、カングーのEV化も導入する事業を進めていると考察されます。
昨今の国内や海外の自動車メーカー全体が、今後はガソリン車やディーゼル車から完全撤退し、ハイブリット車やEV(電気自動車)への移行は確実視されています。

RENAULT(ルノー)とは
現在(2025年)、当時の設立1899年から126年の長い歴史を辿ってきたフランス名門自動車メーカーを簡単にですが、設立当時を紐解いてみましょう。
創立

RENAULT設立
ルノーの歴史は1898年のクリスマス・イヴに始まります。21歳のルイ・ルノーは三輪車をベースに改造した車で、それまでどの自動車も登れなかったモンマルトルの坂道を苦もなく登ってみせたのです。冷やかし半分に見ていた友人達もこれにはびっくり。その性能の秘密は彼が発明したダイレクト・ドライブ・トランスミッションでした。これは後に特許を獲得し、世界中の自動車メーカーに採用された技術です。ルイはその場で同車12台分の注文を受け、これが彼の車作りの幕開けとなったのです。
引用元:RENAULT HP
歴代エンブレム
ルノーではこれまで、数回にわたってブランドロゴを変更しています。
現在の象徴的なルノーのダイアモンド(ひし形)の形は、1925年に登場したルノー「40HP」のフロントグリルにはじめて搭載されています。

歴代エンブレム
1900年にルノーの初代エンブレムが登場。
1925年にデザインされたひし形のロゴが元になっています。
1972年、デザイナーのジャン・ピエール・イヴァラル氏とヴィクトル・ヴァザルリ氏によってデザインされたロゴが導入。
1992年には3D形状のダイアモンドマークに変更、その後2015年に変更されています。
引用元:RENAULT HP
新エンブレム

ルノージャポン
ルノージャポンが発信する”Instagram”からは、色々なカングーやイベント情報などがタイムリーにPostされているので是非フォロー&チェックしてみて下さい。

KANGOO(現行)
駆動 | ハンドル | エンジン排気量 | ホイールサイズ | ミッション | 車両本体価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
2WD | 右 | ガソリン 1,333cc | 17インチ | 電子制御7速AT | ¥4,190,000 |
〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | ¥4,245,000 |
〃 | 〃 | ディーゼル 1,460cc | 〃 | 〃 | ¥4,390,000 |
〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | ¥4,445,000 |
全長 | 4,490 mm |
全高 | 1,810 mm |
全幅 | 1,860 mm |
ホイールベース | 2,715 mm |
乗車定員 | 5名 |
COLOR
- ブラン ミネラル
- ジョン アグリュム
- ブラウン テラコッタM
- ブルー ソーダライトM
- グリ カシオペM
※ボディーカラーは5色。ホワイトイエローは無償、他3色は有償(M)
ガソリン車 | ディーゼル車 | |
ブラン ミネラル | ● | ● |
ジョン アグリュム | ● | ● |
ブラウン テラコッタM | ● | ○ |
ブルー ソーダライトM | ● | ○ |
グリ カシオペM | ● | ○ |

Date & Access
今回は、群馬県内を通る国道17号線は、高崎から前橋区間の高前通り付近には、国産車ディーラーから輸入車ディーラーの激戦区。
激戦区のなかでも唯一、群馬県内あるフランスの名門『ルノーKit・R 高前』さんにて、カングーの試乗や展示車の鑑賞させていただきました。
併設する広い店舗にはもちろん”日産自動車”も数多く展示されています。
店外にあるUsed車両まで豊富に取り揃えられ、他にも試乗車なども体験することができます。
豊富な車両などの説明や確認事項は、スタッフさんに声掛けしてみましょう。
【店舗名】
ルノーKit・R 高前
【営業時間】
OPEN 10:00〜CLOSE 18:00
【休店日】
毎週月曜日、火曜日
【住所】
〒370-0001 群馬県高崎市中尾町467
【電話番号】
027-361-8882

『ルノーKit・R 高前』さんのGoogleMapはコチラ。

Social
新車の入荷や認定中古車の紹介、営業日、沢山のオーナーさん納車式などなど、お店の”Instagram”から、タイムリーにPostされますので、是非フォロー&チェックしてみて下さい。

まとめ

カングーファンなら誰もが待ち望んでいた”グランカングー(7人乗り)”。
国内現行”カングー(5人乗り)”に”グランカングー(7人乗り)”がラインナップに加われば、あなたも乗りたい車リストの選択肢の一つに。
一度は手にしたいフランス車が身近な存在となり、これはまたとないチャンス。
この機会に是非、お近くルノー正規ディーラー若しくは、『ルノーKit・R 高前』さんへ足を運んでみてください。
皆さんも、ルノー、日産の日仏を代表する車両が展示されているので、有意義な時間が過ごせると思います。

