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【新発見】新品だけどエイジング加工された激渋なバイクメヘルメット”TT&CO”

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こんにちは。

旧き良きアメリカンのヴィンテージバイクや旧車、ファッション、家具など、あらゆるカテゴリーに於いても人々の心を掴み続ける。

現在から遡ること約半世紀以上も前となる憧憬のアメリカンカルチャー、流行りではなくカルチャーとしての人気は止まることはない。

そして、今回はハーレー好き、バイク好きなら一つ、何個でもは欲しくなってしまうのがヘルメット。

昨今では、男女問わず多くのファンが一段と増え続け、現在では出荷待ち商品も発生している良質で人気のヘルメットを世に送り出す『TT&CO(ティーティー・アンドカンパニー)』。

とは言うものの、昨今の原材料費をはじめとする製造コストの高騰に伴い、食材や原油に止まらずバイク業界にも押し寄せ、バイク車両や関連するアクセサリーの価格が上昇。

最近のヘルメットも、決して安い買い物とは言えない価格帯となりつつあります。

どうせ買うなら後悔したくないのは誰もが思いあたるところ。

どちらにしても、自分だけのカッコイイバイクに合わせた最高のヘルメットをお探しのライダー必見

TT&COでは、人気の”500-TTX”や”トゥーカッター”、”スター”などのヒット商品多数、もちろんその他にも”モトモト3”まで展開中。

そこにカラーバリエーションを加え、クラシックからオフロード仕様まで全てがジャンルのヘルメットが集約したショップ。

東京都江戸川区にあるヴィンテージヘルメットをコンセプトとした、自社生産を手掛ける『TT&CO(ティーティー・アンドカンパニー)』。

  • 真新しいヘルメットは恥ずかしいが、中古のヘルメットは被りたくない
  • 最初からエイジング加工され、使い込んだ感じのヘルメットが欲しい
  • 誰にも被らない、ヴィンテージ感のあるヘルメットが欲しい

今回は、こんなヴィンテージ感のある最高な商品やお店の全体的な雰囲気など、筆者がオススメするヘルメットをご紹介させていただきます。



TT&CO(ティーティー・アンドカンパニー)』さんは、国道14号線を一本路地にあるひっそりと佇む、以前は工場の面持ちがある店舗兼工房。

店舗の入口には、チャコールグレーの色褪せたウッド調の外壁。

モダンな感じがアメリカのカントリー風な面持ちがあるお洒落なお店。

店舗前には、来客用の駐車場は広く設けられており、普通車4〜5台分、バイクも数十台が駐車可能なスペースを完備。

TT&CO直営店(店舗前)



それでは入店。

入口の扉を開けた瞬間に、ヘルメットやバイク関連アクセリーが豊富に広がります。

ヘルメットだけでなく、アパレル、キャップ、レザーグローブなど、陳列棚には隅々まで並べられたバイク関連のアイテムが勢揃い。

さっそく店内に入った右側のディスプレイには、規格に適合したTT&COアイコン的存在”500-TTX”、”トゥーカッター”、”スター”などのブランドの代表作が豊富に展示されています。

TT&CO直営店(乗車規格用ヘルメット)

DETAILS

  • 乗車用ヘルメットとは製品安全協会がオートバイ用であるSG規格に適合。
  • 同時にアメリカの乗車用規格(FMVSS)であるDOT規格も一部製品で取得済み。
  • TT&CO商品は規格品であっても極限までスタイルにこだわったオリジナル帽体。
  • 東洋人(日本人)の頭に合わせたフィット感を意識した、規格が通るギリギリまで小さくした拘り。


反対側に並べられているのは規格品ではないものの、薄めの帽体は被りやすさとルックスを重視したモデル。

オシャレにバイク乗りたいライダーやあらゆるシチュエーションの方にオススメ。

TT&CO直営店(装飾用ヘルメット)

注意事項

  • 公道での使用は不可となるファッションヘルメット。
  • 小さく作れて規格の制限が必要ないため、スタイルを重視して突き詰めたヘルメット。
  • 帽体が小さく一般的なヘルメットよりも深く被れるため、規格品では実現できないスタイリングを実現。

TT&CO直営店(エイジング加工モデル)

冒頭にも少しお話しした、筆者がオススメするヴィンテージをイメージしたエイジング加工モデル3点

  • 真新しいヘルメットは恥ずかしいが、中古のヘルメットは被りたくない
  • 最初からエイジング加工され、使い込んだ感じのヘルメットが欲しい
  • 他とは違った被らないデザイン性のあるヘルメットが欲しい

などなど、自分だけのカッコイイバイクに合わせた最高のヘルメットをお探しのライダーにお届けします。


数あるラインアナップから筆者が注目したのがヴィンテージ感をモチーフと、エイジング仕様を施したこちらの3つをご紹介します。

まず一つ目が、シェルのサイドデザインには、スーベニアジャケットの定番デザインとなる”顔虎”をモチーフ。

革はTT&COオリジナルのレシピで鞣した茶芯のヌメ革、そこにエイジングされたレザートリムがなんとも激渋です。

スーパーマグナム(TORA TORA)
商品名スーパーマグナム ディストーション シリアス(RS・VL)TORA TORA
カラーブラック
販売価格¥74,250(税込)
対象機種※受注生産商品 1ヶ月以内出荷

”RS"と"VL"の違い

RS:レザーリムショット(ハンドソウン)極厚の本革を、極太シニュー糸で、シェルに貫通縫付け。

VL:ヴィンテージレザートリム1900年代初頭より存在する独特な膨らみを持たせた「革巻き」仕様。古くはレーサー用のプロテクター部位だったと言われています。

RS・VL共通:当社職人が一針ずつ手縫いでシェルに貫通縫付け。革は当社オリジナルレシピで鞣したオイルドの牛本ヌメ革です。


こちらは龍をモチーフにしたデザイン。

そこにエイジング加工されたレザートリムに茶芯のヌメ革。

スナップのエイジングも職人さんが錆加工を施しているそうです。

スーパーマグナム(ドラゴン)
商品名スーパーマグナム ディストーション シリアス(RS・VL)ドラゴン 
カラーブラック
販売価格¥74,250(税込)
対象機種※受注生産商品 2ヶ月以内出荷

DETAILS

  • シェルのダメージ感、汚れ、艶引け、スナップの錆感などのエイジング加工されたで仕上げ、自社工房で職人が手作業で仕上げた1点モノになるのでそれぞれ個々の違った表情や仕上げが特徴。
  • 1950年代のヴィンテージモデルをイメージしたレザートリム。レザーを厚くふっくらと膨らませ「革巻き」とロウ引きされた麻糸で、シェルに貫通縫付け職人が一針ずつ手縫いで仕上げ。
  • ヴィンテージの質感を再現すべく、銀面をリアルに割った特殊な鞣しの牛革、経年変化を起こしやすい色入れは芸術品。

ARMY好きの方ならお察しがつくと思いますが、WW2での爆撃機などの胴体や機首側面に描かれる”ノーズアート”デザイン。

機首をサメに見立てて口や牙・目を書き込む「シャークマウス」をシェルの側面にデザインされています。

ノーズアート界で代表的なサメのアート。

ノーズアートのパイオニアといえば、爆撃機B-29胴体側面に描かれている”ピンナップガール”など有名ですね。

また、シェルのキズや汚れのダメージ感や艶消し感もヴィンテージ好きには最高な代物、しかもインナーは新品。

スーパーマグナム(タイガー)
商品名スーパーマグナム ディストーション シリアス(RS・VL)タイガー
カラーブラック
販売価格¥74,250(税込)
対象機種※受注生産商品 1ヶ月以内出荷

”ノーズアート”の歴史

  • 最初は1913年に、スウェーデンの飛行機の胴体に鱗(ウロコ)を描いていた。
  • 1914年:ノーズに描かれたのは、フランスの偵察機”ファルマン”が発端。
  • 1914年〜:第一次世界大戦 開戦。
  • 1916年:ドイツ軍偵察機”ローランドC Ⅱ”が、ノーズにサメの口が描かれた、ドイツ軍爆撃機”AEG.G Ⅳ”にも描かれる。
  • 1917年:フランスの”ニューポール24”魚類のデザインが機体側面に描かれる。
  • 1939年〜:第二次世界大戦 開戦。アメリカ軍のサメアートが流行していく。
  • ドイツ軍戦闘機”メッサーシュミットBf110”にノーズにサメが描かれる。
  • イギリス空軍第112部隊 戦闘機”カーチスP-40”(アメリカ軍レンドリース)ノーズアートが拡散。
  • アメリカ航空隊”フライングタイガース”ノーズアートが拡散。

ノーズアートのパイオニアといえば、爆撃機B-29胴体側面に描かれている”ピンナップガール”など。


DETAILS

  • TT&CO代表Hiroの交流のあるタトゥーアーティスト”PANCHO”が描いたデザインされたバイカー必需のコートジャケット。
  • ヴィンテージモトクロス向けにデザインされたTT&COヴィンテージレーサージャージ(バーガンディー)。
  • バイザー、ステッカー、レザーグローブなどなど、ここにくればバイカーグッズが一式揃ってしまう程の品揃え。

スタッフさんに取り扱っている商品についての説明や試着など細かなレクチャーしてくれます。



【営業時間】  OPEN 11:00〜CLOSE 16:00
【休店日】   毎週水曜日
【住所】    〒132-0001 東京都江戸川区新堀2丁目1−8 1F
【電話番号】  03-6638-8805

お店の詳細については、HPやInstagramから新作情報やイベント紹介などが随時配信されているので、是非フォロー&チェックしてみて下さい。

こちらのインタビューでは、代表の高橋さん自ら、自社ブランドの真摯な思いは一味も二味も違い、いい意味で差別化されたブランド力を知りました。

また、自社ブランドに対する想いや表現などは、見た目以上のカッコ良さももちろん、それ以上に自分の身を守ってくれるバイクギアーとしても欠かせない存在と再度認識させられます。



昨今、旧いアメ車やヴィンテージハーレー、旧型の国産バイクなど、年々希少性を高め人気を維持し続けている。

これだけ人気と高品質なTT&COのアイテム達も、数十年後には希少価値が上がるような予感がします。

ここでご覧頂きたいのが『TT&CO』発信しているYouTubeチャンネル"TT&CO Made in Tokyo Line”自社工房での職人技の作業を動画にしたのがこちら。

旧き良き時代のアメリカを表現された、TT&COならではのモノ造りは、アメリカの史実やカルチャー基に、雰囲気のある商品を展開し続けます。

そこにはモーターサイクルでの機能性や利便性をなどを折り込みつつ真摯なモノづくりの思いが込められたヘルメットに感銘を受けました。


TT&CO直営店(店舗拡大中)

最後に朗報があります。

最近お店に足運ばれた方はお気づきと思います。

なんと只今(2025年5月時点)、店舗内拡大するためにブルーシートの奥では店舗拡大による改装中。

どんな雰囲気に生まれ変わるのか楽しみです。

TT&CO』人気ヘルメットやアパレルなど「楽天市場」、「Yahoo!ショッピング」、「Amazon」からの通販の購入も可能。

ですが、是非一度足を運び人気ヘルメットやアパレルなどの商品を目の前に恍惚感に浸ってほしい。

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