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【富士山拝礼や紅葉】「秩父多摩甲斐国立公園」日帰りぐるっと一周ツーリング

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こんにちは。

 今回のツーリングテーマは、” ぐるっと一周 ”。自分なりのお好みのルートをプラニングし自由にアレンジのできるのが楽しみのひとつ。

 また、自分の意志で決めたルートを同じ地点からまた同じ地点へ戻る、色々な景色を一周回ってくるある一味違った意味で達成感が感じられる。

 そこには移動するための順路や立ち寄りポイントを決めていき、自分に与えた課題をクリアしていくような感覚に似ている。

 そして気になる行き先は、埼玉県〜山梨県〜東京都を跨ぐ「秩父多摩甲斐国立公園」辺りから山梨県の観光スポットを "ぐるっと一周"したツーリングコースをご紹介。

  • おすすめのツーリングスポットを知りたい。
  • 紅葉スポットを知りたい。
  • 富士山の絶景スポットを知りたい。
  • ダムが眺望できるスポットを知りたい。
  • 自然浴ツーリングを楽しみたい。

こんな方にオススメ

  • おすすめのツーリングスポットを知りたい。
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  • 富士山の絶景スポットを知りたい。
  • ダムが眺望できるスポットを知りたい
  • 自然浴ツーリングを楽しみたい。

『柳沢第一トンネルからの富士山』



道順

 今回の道順はこちら、今やテレビやSNSで取り上げられている話題の「ふかや花園プレミアムアウトレット」がある埼玉県深谷市を出発し、人気の観光スポット奥秩父を抜け山梨県へ。絶景ラインを走り抜け、東京は奥多摩から出発点に戻ってくる3県を跨る一周コース。

  1. 道の駅 はなぞの「START」
  2. 滝沢ダム※紅葉時期撮影
  3. 雁坂トンネル(豆焼橋/雁坂大橋)
  4. クリスタルロード
  5. 琴川ダム※紅葉時期撮影
  6. フルーツライン
  7. 大菩薩ライン(柳沢第一・第二トンネル)
  8. 有間ダム&名栗湖
  9. 道の駅 はなぞの「GOAL」



道の駅 はなぞの 

 『道の駅 はなぞの』から出発。こちらは埼玉県の北部でも人気の道の駅です。アクセスは、最寄り「関越自動車道 花園IC」からそのまま国道140号線沿い10分と利便性が良く、ツーリストやライダーの集合場所や休憩には最適な場所となっている。

『道の駅はなぞの駐車場』

大滝トンネル建設中 @国道140号線

 国道140号線を大滝方面へ走らせると秩父市の荒川白久付近にてトンネル工事をしており終点側は、 ” 道の駅 大滝温泉 ”を少し過ぎた山梨側に開通予定。

『大滝トンネル建設中』

 トンネル開通により関東最強のパワースポット神社、また縁結びのご利益があるといわれる”三峯神社”の移動時間も短縮される。

「大滝トンネル」概要

  • 【概要】『西関東連絡道路』は、埼玉県(関越 花園IC)と山梨県(新山梨環状道路)を結ぶ地域高規格道路により、交流・観光の活性化を図る幹線道路。
  • 【区間】秩父市荒川白久〜秩父市大滝(2.4km)片側一車線
  • 【開通予定日】2027年予定

参照元:『大滝トンネル 事業説明会資料』



滝沢ダム(紅葉時期)

 国道140号線をひたすら道なりに、滝沢ダム入り口には紅葉の木が並んでいるため、紅葉シーズンには目に付きやすい。

 簡単に説明すると、秩父市の大滝地域(旧・大滝村)にあり、荒川の支流・中津川をせき止めて作ったのが滝沢ダム。ダム湖の名前は「奥秩父もみじ湖」。一帯は、秩父多摩甲斐国立公園に含まれ、紅葉の名所で、下流に中津川渓谷、上流には中津峡がある。※紅葉時期に撮影

『滝沢ダム入り口の紅葉』

 滝沢ダムは都内から日帰りで往復できる距離にあり、内部見学ができる珍しいダムとなっている。

 

『滝沢ダム(堤体状道路からの景色)』

 ループ橋を登り切ったくらいとのところに、停留所がありそこから、雷電廿六木(とどろき)橋だが通称:ループ橋と滝沢ダムが一望できる箇所もあるが、やはり滝沢ダムの堤体状の道路から眺める、道路が宙に浮いているかのような雷電廿六木橋(ループ橋)は圧巻。

 その先には、御岳山、杉ノ峠、寺山、熊倉山も一望することができる!!

 通常は、ダム堤体からエレベーターや階段、でダムの下にある " 滝沢ダム下流広場 " まで 行くことができる。

滝沢ダムでは、ダム内部を自由に見学できるように一般開放しています。
堤内エレベーター、ダム内部見学通路の開放とダムカードの配布の時間は午前9時から午後5時までです。ダム見学の際には、マスク着用など新型コロナウィルス感染症拡大防止にご協力をお願いします。

引用元:『荒川ダム総合管理所



雁坂トンネル

 国道140号線をひたすら道なりに進むと、雁坂トンネルの手前ではこんな絶景スポット(フォトスポット)も点在する。

奥秩父トンネル入り口手前 「豆焼橋(まめやきばし)」からの風景

『豆焼橋上から景色』

 国道140号(彩甲斐街道)の雁坂トンネル付近にある豆焼川にかかる橋長約250mの橋。赤い色が特徴的。

 豆焼橋の撮影が目的なら「出会いの丘」がオススメする。徒歩でも行ける「出会いの丘」からは豆焼橋を俯瞰することができる。

 豆焼橋(まめやきばし)からの見る雁坂大橋と山々の風景

『豆焼橋上からの雁坂橋』

 橋の上からは黄色い雁坂大橋が見え周囲の山々の新緑や秋には紅葉が美しいスポット。ツーリングでも立ち寄りポイントとしてオススメだ。

 そして雁坂トンネルを抜けると「雁坂トンネル有料料金所」。こちらの料金所では現金のみの支払い。ETCまたは交通系ICカードは使用できないので事前に小銭を用意しておくことを勧める。

『雁坂トンネル有料道路料金所(山梨側)』

車種区分通行料金
普通車¥740
中型車¥900
大型車¥1,220
特大車¥2,080
軽自動車等
(自動二輪車125cc超える)
¥590
軽車両(原付125cc以下)¥70
通行1台1回につき(R1.10.1現)



クリスタルロード(紅葉時期)

 国道140号線をひたすら道なりに走り県道219号線へ。

「道の駅みとみ」を通過し雁坂みち(国道140号)をそのまま、「フルーツライン」に向かってもいいのだが、紅葉時期というのもあり「琴川ダム」へ少し寄り道をしていく。※紅葉時期に撮影

『クリスタルロード(紅葉)』



大弛峠(冬季閉鎖中)

 琴川ダムを通過しそのまま道なりに山奥へ少し進むと、「大弛峠」と続く通行ゲートがあるのだが冬季封鎖により閉鎖されている。

 車で通行できる日本一標高の高い峠なのが大弛峠(標高2,365m)。

『大弛峠通行止めゲート(冬季閉鎖)』

 今回の目的地の一つであった「夢の庭園」は断念。そのほか駐車場から歩いて約15分の初心者向けの登山コース。絶景を寄り道はまた次回に持ち越しとなった。

大弛峠(おおだるみとうげ)

秩父多摩甲斐国立公園の一角には、周りを深い原生林に覆われながら、不思議なことにそこだけが露出している巨大な花崗岩(かこうがん)群があります。
この巨大な花崗岩とシャクナゲ・シラベなどの低木が絶妙な調和を見せる自然庭園が「夢の庭園」です。大自然が織りなす造形美と眼下に広がる大パノラマは多くの人を魅了しています。

【アクセス】大弛峠から約15分 ※登山初心者向きのコース

国師ヶ岳(こくしがだけ)

「日本三百名山」、「山梨百名山」。鎌倉時代から室町時代にかけての高僧・夢窓国師の修行伝説からその名がつけられたといわれる奥秩父最大の山体を誇る高峰。

【アクセス】大弛峠から約1時間 ※登山初心者向きのコース

金峰山(きんぷさん)

「日本百名山」、「山梨百名山」。長野県との県境に位置する名峰。高さ15メートルの五丈岩。山頂は360℃パノラマの景色。

【アクセス】大弛峠から片道約2時間30分 ※登山初心者や中高年に人気のコース



琴川ダム(乙女湖)

 大弛峠峠方面の通行止めゲートから戻り、5分くらいの所にある「琴川ダム」は国内で有数の標高の高い発電用ダム。

 秩父山系の2000メートル級の山々を源に発する一級河川・琴川に建設された琴川ダム。国内の多目的ダムの中で最も高い標高に位置し、壮大な四季の自然を魅せる山懐にエメラルドグリーンの湖面が広がっている。

 琴川ダムの堤体状の道路から眺めも最高だが、更に高みの「展望広場」へさっそく登って行こう。

 展望広場の頂上からは大鳥山、遠見山、閉鎖されてしまった大弛峠等々の山々が眺められ、観光客もそれほど多くないのでゆったりとした時間を堪能する事ができる。

『琴川ダム(堤体状道路からの景色)』

 県道219号のワイディングの山道をひたすら上っていくのだが、路面状況も悪くないのでバイクでも問題なし。ダム付近に辿り着くと、静かで人里離れた故郷に来たようなゆったりとした時間を味わえる。

 大弛峠や琴側ダムは自然を堪能できるハイキングやツーリングコースにもオススメ。その他にも山梨県では観光施設や郷土料理屋といった立ち寄り所満載。『山梨観光協会公式ガイド』を参考にして、事前にチェックしておこう。



フルーツライン

 国道140号線から国道411号線と、甲府盆地と富士山を垣間に眺めながら、甲府の街並みの向こうに大きく構える富士山の眺望できるフルーツライン。

 この眺めを堪能しながら国道411号線をそのまま大菩薩峠へ。

『甲州市内フルーツライン』

 甲府の市街地を抜ける事なく甲府盆地の北側を周遊できる甲府の定番ルート。「道の駅まきおか」から、混雑や信号もほぼ無く大菩薩ラインへのアクセスが可能となっている。



大菩薩ライン

 標高2,057mの大菩薩領嶺を迂回するようにある道から「大菩薩ライン」の名がつけられた。「大菩薩ライン」の見どころのひとつに「柳沢峠」がある。
大菩薩ラインのある柳沢峠は、標高1,472m。青梅街道(国道411号)の最高地点となっている。

” 柳沢第二トンネル ”から見た富士山と風景

『柳沢第二トンネル@大菩薩ライン』

 眼下には国道411号線が九十九折りのような陸橋と、遠方には富士山がどっしりと構える。額縁に収めたくなる風景画のような「大菩薩ライン」にきたらやっぱり富士山は外せない。


” 柳沢第一トンネル ”から見た富士山と風景

 柳沢第一トンル付近には道路脇に退避ゾーンが設けられ、多くの観光客の車やバイクが車両を停め愛車との撮影や各々が物思いに富士山を眺めている。

『柳沢第一トンネル@大菩薩ライン』

 大菩薩ラインの魅力はもうひとつありなんといっても、ライダーには嬉しい最高の路面状況。

 上下全線を通して道幅が広く、塗装された路面が穏やかな走りを演出してくれる。

 程よいカーブが連続しているので、初心者ライダーにもオススメなツーリングコース。

 秋から冬までの落ち葉や凍結には注意が必要だが、空気が澄んだ快晴日には堂々と佇む富士山を一望することができる。

 また、春や夏の季節にも爽快に森林浴ツーリングを楽しむことができるので一年を通して楽しめる。



名栗湖 &有馬ダム

 ライダー定番の立ち寄りポイントが「有馬ダム」。決して大きく壮大なダムとは言い難いが、一服スポットとして落ち着いた雰囲気のなか、心休まる場所である。

『有馬ダムと名栗湖』

 ここ有間ダムは訪れるたびに多くのバイクが停まっており、多くのライダーが山と湖に囲まれた自然の中で、各々の時間を有意義に過ごしている。



道の駅 はなぞの 「GOAL」

 国道411号線~県道193号線~松ノ木トンネル~県道53号線~国道299号線~県道11号線~県道82号線とそのまま国道140号線を行けば、夕暮れ時にはスタート地点となる「道の駅はなぞの」に到着。

 そこで一旦休憩し適時解散、そのまま関越自動車道 花園インターから家路へ。付近にはビジネスホテル「HANAホテル」のあるので二日間楽しめる。



まとめ

 今回は、今は旬の埼玉県は深谷市花園を起点・終点にした「秩父奥多摩甲斐国立公園」公園内を” ぐるっと一周 "し、紅葉や富士山を見渡すメインとしたコースとなった。

 絶景ロードでは" フルーツライン "や" クリスタルロード "、" 大菩薩ライン "。観光スポットでは" 富士山の絶景 "や" ダム(湖)"を探訪と、また各所でのフォトスポットを巡ることができた。

 他にも今回のスタート地点となった深谷市には、関越自動車道 花園インターからわずか5分と今話題の2022年10月にグランドオープンした「ふかや花園プレミアムアウトレット」も楽しむことができる。

 バイクでも車でも心身ともに『走・癒・映』が満たされる休日を是非、堪能されてはいかがでしょうか。

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