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【オルゲイユ】レザージャケットが豊富に揃うM'ARIJUAN横浜元町店へ訪店

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こんにちは。

早速ですが、国内はもちろんのこと海外で人気の高いOSAKA5(大阪ファイブ) と呼ばれる大阪発の5つのジーンズブランド。

 その中でも一番歴史が古いのがSTUDIO D’ARTISAN(ステュディオ・ダ・ルチザン)。そして、ジーンズの生産地で有名な岡山県倉敷市児島に工場を置き、STUDIO D’ARTISANの上質なジーンズを取り扱うショップがM'ARIJUAN。

 ジーンズカジュアルの老舗ブランドSTUDIO D’ARTISANから派生した、古き良時代の1900年代初期のヨーロッパ古着をモチーフにしたブランドとして創設2012年に立ち上げられた「ORGUEIL」、他メーカーでも余りない個性豊かなレザージャケットやMADE IN SCOTLANDの「AERO LEATHER」が展開されている。

 男らしさよりかは、中年層の大人がサラッと着れる品の良い感じのデザインのレザージャケットとお店と共にご紹介します。

STUDIO D'ARTISANとは

 フランスで修業を積んでいたデザイナー田垣繁晴氏によってSTUDIO D’ARTISAN(ステュディオ・ダ・ルチザン)は1979年に創業し、大量生産向けのデニム生地にはない、旧式の力織機で織られた昔ながらのデニム生地のみが持ちうる「ジーンズの本質」突き詰め、日本で最初のセルビッチジーンズを作ったSTUDIO D’ARTISANの記念すべきファーストモデルにして、世界初のヴィンテージ仕様のセルビッチ・ジーンズ「DO-1」。

そのSTUDIO D’ARTISANの親会社となる、50年以上の長い歴史を持つ「晃立(こうりつ)」。

設立して50年以上の長い歴史を持つ『晃立』は、衣類を一括して生産するノウハウを持っている老舗の会社です。

ジーンズの生産地で有名な岡山の児島に工場をおき、学生服のプリーツ加工業として設立され、数年後児島地方で初となるジーンズの製品加工業がスタートされました。

現在でもジーンズをはじめとする多くの衣類を扱い、大手学生服メーカー向けに年間約6万着生産を行っています。

そしてダルチザンの商品は親会社でもある晃立が1点1点入念に検査し店頭に並んでいきます。

引用元:STUDIO D'ARTISAN HP

 

 自社工場をもつ良さは自分達の意思が直接反映され、試行錯誤の改善点が効率良く徹底的にプロダクトと向き合える。

 昔ながらの職人の踏襲し現代のトレンド自由な発想で新しい何かを創造し続ける「クラフトマンシップ」によって裁断から縫製、加工に至るまでの工程を一貫して自社の工場は、岡山県児島に自社工場を置く、綿や革などの素材は海外から取り寄せ、素材達が職人の手によって一つ一つ丁寧に仕上げられている。

 自社のオリジナルティーと自信を持って世界に発信される「MADE IN JAPAN」。日本人が持つ昔からの風習とでもいうのか、いい意味の謙虚さ、真面目、真摯な姿勢というのはのモノ作りカルチャーに関係しているかもしれない。

ORGUEIL

アメカジブランドといったらベースはアメリカの1940年から1950年代が主流だが、アメリカの古き良時代の1900年代初期のヴィンテージ、今ほどは注目されていなかったヨーロッパ古着をモチーフにしたブランドとして創設2012年に立ち上げられたORGUEIL。

オルゲイユが作品は、あらゆる情報網から手間と時間を掛け、19世紀末から20世紀初頭の欧米のヴィンテージを再現されている。

ORGUEILにはフランス語で「誇り」という意味があり、ヨーロッパのデザインを基に日本のクラフトマンシップで製品を実現していく。

モチーフとなるのは町の人から愛される小さな町にある小さな仕立て屋のストーリー。

フランスからアメリカへ移り住んだ仕立てや主人”エルムウッズ”

顔馴染みのお客さんからオーダーを受けた”エルムウッズ”はその要望にパターンの作成から始める。

20世紀初頭の世界観を漂わせ、によってデザインされたあたたかみのあるアイテムはヨーロッパのヴィンテージを上品な繊細さ、上品さが魅力。

『参照元:ORGUEIL HP』

『ORGUEIL(ショッパー)』

M'ARIJUANのショッパーに描かれている紳士こそが仕立て屋の主人”エルムウッズ”!!

M'ARIJUANとは

 そしてM'ARIJUANの由来は、1970年代後半に田垣氏が大阪のアメ村の一角に構えたセレクトショップの名前が”M’ARIJUAN(マリジュアン)”。その当時は各界のデザイナー、アーティスト達が情報を交換しあうコミュニティーとし、新たなるカルチャーを発信する場でもあったそうです。

 田垣氏は大阪のアメリカ村にM’ARIJUAN(マリジュアン)というセレクトショップをオープンさせ、そしてオリジナルブランドとしてSTUDIO D’ARTISAN(ステュディオ・ダ・ルチザン)を発足させ現代に至る。

 STUDIO D’ARTISANやORGUEILのを取り扱うショップ”M'ARIJUAN”の店名なのだが、お気付きの方も気になった方も居られるでしょうが、店名がSTUDIO D’ARTISANやORGUEILブランド名を掲げていないか!?

 元々はSTUDIO D’ARTISAN東京店や恵比寿店として営んでいたが、2012年にORGUEILが立ち上がりを皮切りに、店名をM'ARIJUANに改名。現在(2023年時点)M'ARIJUAN表参道店の15年目とM'ARIJUAN横浜元町店7年目となる。

「STUDIO D’ARTISAN」43年目、「ORGUEIL」11年目を迎える、2つのブランドを取り揃える関東の旗艦店である。

 M'ARIJUAN横浜元町店の当初の予定では、「ORGUEIL」のみを取り扱う予定だったが、地元の横浜や名古屋方面のダルチファンをターゲットとして、両ブランドの展開となった。

『M'ARIJUAN 横浜元町店(外観)』

 ここで少し余談、関東圏内に構える「M’ARIJUAN 表参道店」の有賀店長と「M’ARIJUAN 横浜元町店」丸山店長は、元々は上野アメ横の老舗「アメリカ屋」の同僚であったという、そこから当時の直営店のSTUDIO D’ARTISAN東京店に入社を決めた。何十年とアメカジ業界で経験を積み、培ったてきた知識は二人の店長ともに豊富。

 また個人的意見としては表参道店では、お客さんの回転率が高くまた多く外国の方も訪れるため、ゆっくり商品や店内を物色されたい方は、こちらの横浜元町店をおすすめ。

 そして噂によると近々、都内にもう一店舗を出店を計画中なのだとか。詳しい内容については現時点では不明。



Store Interior

 それではさっそく入店と入口の扉を開けれると、横浜という街並みの雰囲気のそうさせるのか、店内も大人の落ち着いたシック感がゆっくりと商品を楽しめる。

 入ってすぐにはclothingアイテムやデニム、シャツなどの吊るしが左右に陳列されている。全てのアイテムを紹介したいが、オススメしたいところをスポットでご紹介。

ジーンズ

 まずは、なんといってもSTUDIO D’ARTISAN と言えば、ジーンズコーナー。最近では夏場は必需品なジーンズやデニムアイテム専用の洗剤まで販売されている時代に。

『M'ARIJUAN横浜元町店(ジーンズコーナー)』

 毎シーズン人気のベージュのトラックジャケット、New Itemですが既にオンラインショップでも”在庫なし”が状態。

 ちょっとした買い物や運動時にも合うどんなシチュエーションでも使い勝手のいい、実際に触った感触も肌触りが良く、一枚は持っていていいトラックジャケットは年中着回しの効くアイテム。

 そして、確実に一本は持っておきたいジーンズは、定番のスートレートからリラックステーパードで多くのシルエットを展開しているので自分のスタイルに合ったモノを手にしよう。

トップス

 個人的にオススメであり、ゲットしたいアイテムが「京黒紋付染(きょうくろもんつきぞめ)シリーズ」のジーンズとデニムジャケット。

 平安時代からある黒染め文化伝統をインディゴに黒を何度も重ねる事で生まれる深く力強い黒は京黒紋付染でしか表現出来ない究極の黒は、経年変化がどのような表情になっていくのかが、着続ける楽しみな一着。

 その他にもスカジャンやシャツ類も豊富に取り扱っていますので気になる方は実際に現物を見ても面白い。

「STUDIO D’ARTISAN」デニムや刺繍や柄物を推し、「ORGUEIL」はシックなヴィンテージ感で、双方のブランドの”カラー”で好みが分かれますが、どちらもお客さんの心を掴んできます。

 フィッティングルームもあるので、サイズや在庫の確認は、スタッフさんに声掛けし試着してみてはいかがでしょう。

小物

 インディー⁉︎クリッパー⁉︎か刺繍されたワンポイントソックス、隣にはこちらもキャラクターが刻印加工されたレザーベルト、レザーサンダルまでもフレンチミリタリーサンダルのサイズも在庫が品薄なので欲しい方はお早めに。

レザー

 店内を奥に進むとコの字型に、「AERO LEATHER」と「ORGUEIL」、「STUDIO D’ARTISAN」、「M'ARIJUAN店舗別注」吊るしの革ジャンに囲まれレザーコーナーは一段とテンションが上がる。

 これだけ揃う各種レザージャケットを、観覧や試着できるので革好きも楽しめること間違いなし。

『M'ARIJUAN横浜元町店(Leather Jacket①)』
  • [上段手前]【4529】MA-1 レザージャケット(Oil Soft Horse Leather)
  • [上段奥] 【OR-4002B】Cossack Jacket(Cowhide)

『M'ARIJUAN横浜元町店(Leather Jacket②)』
  • [左]【OR-4245】Double Leather Jacket (Horsehide) 
  • [中央左]【OR-4035】 Car Coat(Horse Leather)
  • [中央右]【OR-4010】Aviation Coat (Horsehide) 
  • [右]【OR-4243】 Mouton Riders Jacket(Sheep Skin × Real Mouton By Colomer)

レジカウンターの後は、大人向けな雰囲気のあるシックなショールカーラーや飽きのこないスタンドカラーと「ORGUEIL」人気のレザージャケット3点。こちらも現品のみで品薄状態です。

『M'ARIJUAN横浜元町店(Leather Jacket③)』
  • (手前)OR-4222 Cossack Jacket (Horse Leather)
  • (中央)OR-4002C Cossack Jacket (Horse Leather)
  • (奥) OR-4255 Aviator Jacket(Horse Leather)

 最後、こちら区画は「AERO LEATHER」なんとタグには生産者のサインが記されている。これは信頼と自信がない出来ないこと。アメリカで最も技術力のある創業100年のタナー、Horween(ホーウィン)社から供給されたHorsehideを使用したMADE IN SCOTLAND。

 このお店のラインナップの中で、革ジャンを着るガチガチ感のファーストインプレッションは「AERO LEATHER」。丸山店長によると清楚系な女性のお客様で”これが欲しかった”と、普通にAERO LEATHERを買われていく強者レザー女子が来店されたとか。

『M'ARIJUAN横浜元町店(AERO LEATHER)』
  • (手前)Halfbelt × BROWN(Horsehide)
  • (奥) Highwayman × BLACK(Horsehide)

 



Check / Date / Access

 D’ARTISAN及びORGUEILの商品を、基準の金額以上お買い上げの方に5枚1組のスペシャルクリアファイルをプレゼント。また、ORGUEILの商品を条件にご購入頂いたお客様にORGUEILオリジナルのブナを使用したMADEINJAPANの「特製プレミアムハンガー」をプレゼンント。

POINT CARD

  • ポイントカードは本人に限り有効。
  • 商品お買い上げ金額5,000円(税込み)毎に1スタンプ捺印。
  • スタンプ20個/カードで、次回以降のお会計金額より5,000円(税込)の割引。
  • ポイントの有効期限はありません。

  • 【営業時間】  OPEN 11:00〜CLOSE 20:00
  • 【休店日】   毎週月曜日
  • 【住所】    神奈川県横浜市中区元町4-161
  • 【電話番号】  045-232-4610

 メインの元町通りから一本入った通りに店舗を構え、駐車スペースは一時停車くらいの横付程度なので車でお越しの方は、近くにはコインパークもあるのでそちらをご利用された方が無難でしょう。ちなみに自転車やバイクのスペースなら問題なく駐車可能。

 車やバイクでお越しの方は、住所検索やコチラGoogleMapを参考に。



Social

 M'ARIJUAN横浜元町店の店舗ブログやインスタグラムからは、営業日や入荷情報がタイムリーにPostされますので、是非フォロー&チェックしてみて下さい。

 投稿歴を遡ると「AERO LEATHER」代表土屋氏が来店された時のPOSTがこちら。



まとめ

 この日は開店同時訪れ、丸山店長とアメカジから始まり個人的趣味といつの間にか話は脱線し、時計を見れば15:00と4時間も滞在していた。

 アメカジ業界での豊富な知識を学ぶことができ、まるで”M'ARIJUANアメカジ講演会”に参加したかの様な有意義な時間を過ごせました。とにかく多趣味の丸山店長との話は尽きない。アメカジはもちろん、趣味の車と喋り出したら止まらない皆さんもとても気さくで話しやすい店長さんです。(長話になってしまうので要注意)

買い物ももちろん、”アメカジについて”を知りたければ遊びに行ってみてください。

 なんと言ってもここのお店の面白みは、店長が企画した商品が本社TOPのGOが出れば、商品化となれM'ARIJUAN別注品が販売される直営店オリジナルがお目にかかれる。

『M'ARIJUAN横浜元町店(丸山店長)』

 コチラの丸山店長が着用してしているオリーブカラーのレザーベストは、ご本人が企画したM'ARIJUAN横浜元町店別注(通称:丸山スペシャル)され、その他にも同カラーのサックジャケットも同時展開したが完売。

 よく聞くセレクトショップで見られるショップ別注品のイメージと思って頂ければ分かりやすいと思います。

『M'ARIJUAN横浜元町店別注(通称:丸山スペシャル)

 こちも、当時の表参道店店長であった丸山さんが企画した、オルゲイユで過去リリースしたアイテムの中で、指折りの名作である「OR-073/Leather Gilet」をベースに、アメリカ産の牛革を使用した直営店限定レザーベスト。

 そして、昨年のORGUEIL 10th Anniversaryの際に、有賀店長が所有するVintage Leather Jacketを参考造られたレザージャケットがコチラ。

『M'ARIJUAN表参道店別注(通称:有賀スペシャル)』

 レザージャケットの持ちネタは、有賀店長が所有する1930年代製のBelgium ArmyのMotorcycle部隊が使用していたFrance製Vintageを基に、よりOriginalのDetailを取り入れて復刻した、通称「有賀Special』。M'ARIJUAN表参道店の店舗ブログを参考にしていただくと詳しい情報が載っています。


最後の最後に、お得な情報をお届けします。

 地域のイベントとして主に元町通りをメインとした横浜元町ショッピングストリートで9月16日から9月24日まで”元町チャーミングセール2023 秋”といったセールイベントがあり、M'ARIJUAN横浜元町店も商品セールはないが、イベント期間中はお得な福袋を販売する予定。

 噂によると福袋の値段の3倍以上の「STUDIO D’ARTISAN」や「ORGUEIL」のアイテムが厳選され、毎回、福袋目当ての開店前から列が連なっていっとか・・・是非、セール中はお店に行ってみよう。

福袋は"5千円"・"3万円"・"5万円"・"10万円"と、当日にならないと分からないのでお楽しみに!!

 またまた、横浜のショッピングストリートにお買い物、街並みの散歩とふらっと気軽に立ち寄れそうな最高の立地にあるコチラのお店M'ARIJUAN横浜元町店を是非。

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