今回は、行動に移すのがなぜ、難しいのか。
その重い腰をあげるのはなぜ、そんなに困難なのか。
行動=体を動すということは、指示を出さなくてはいけません。
身体に指示を出すのは脳です。そこに感情という心が追従してきます。
なんでもいいです。今、みなさんが挑戦しようとしていることがあるのに、
足踏みをしていると想定しましょう。
まずはその、凝り固まってる脳(固定観念)を、一つずつ凝りを取っていきましょう。
『固定観念』・・・凝り固まった考え方や意識/常識
1.誰でも頭の中では理解している
- このままではいけないのはわかっているけど、、、
- やりたいことをしたいけど、、、
- やりたい事をしていたら今頃自分は、、、
それは単に、わかっている気になっているだけなのかもしれない。
行動もしていないのになぜ最初から悩むのか!?
考え方を少し変えるだけいいのです。
そうです。順序が逆なのです。
「悩む・考える→行動→結果」
悩む・考える(から)→行動できない。
正しい順序を変えてみると、、、
「行動→結果→考える・悩む」
行動した結果→考えて悩んで答えを出し→再び行動する。
このサイクル”の繰り返しです。
行動しないことは「楽」なことを選択しているにすぎない。
2.できない理由を探してしまう
- 時間がなくて
- お金がなくて
- 家族がいるから
- もう少し考えてから
- 準備はしている
- 計画は立てている
周囲や周りの環境のせいにしてしまう。踏み切れない状態にいる。
何に制御されているのか!?、何が制御しているのか!?
本当は自分なのでは・・・!?と問いたいです。
3.子どもの頃の好奇心を忘れている
自分が子供の頃にあった、ワクワク・ドキドキなどを振り返って見ましょう。
- 山の中を探検する
- 暑いから川で泳ぐ
- 好きなことに没頭する
- ゲームをひたすらやっている
- 自転車に乗れるようにひたすら練習する
- 言いたいことが伝わらないので友達とケンカする
- 少ないお小遣いで、どれだけ駄菓子が買えるか考える
色々なことを遊び・挑戦・学び・体験してきたはずです。
そういった経験を、”大人になったからできない”はずがないのです。
4.年齢を重ねるごとに衰退している
- 年齢の重ね→好奇心が薄れ何事も新鮮味が低下する
- 体力的衰え→誰にでも起こりえる自然なこと
- 保身的な感情→守るもの(人・物・金)が増えると、保身的になり動けない
- 自分を制限している→もうできない決めつけている
1と2は誰でもが年齢を重ね、体力は衰えていきますそれは、事実であり現実です。
しかし、年齢と体力のせいにして行動しないのかというのは別の話です。
3と4は今の脳の価値観で、色々なものを見ているから立ち止まるのです。
まだまだ見ている世界が小さいのです。
それではどうするのか、簡単です。
物事の見かた(視線・視野・視界)、考え方(価値観・世界観)を、何も捕らわれずに、
もっともっと拡げて観る・体験するのです。
結局のところ1〜4は、行動しない根本の理由は外部的な要素に過ぎません。
5.小さなことから動いてみる
それでは脳の凝りを少しほぐし、重石どけ、足の鎖を外してみましょう。
世間と常識が勝手に固めた凝りを一つ一つ解き、少しづつ好奇心のあるものへ動いてみる。
現実できそうで、できいないことをする。
◼️脳=体=心に刺激を与える
- 思い切って仕事に休みを取る→その1日を自分が好きなこと、したいこと存分やる。
- 誰も知らない土地に行く→電車でも車でも、そこで初めて会う人と触れ合う。
- ワクワクすることをする(登山、旅、YouTube動画投稿等)
- ドキドキすることをする(バンジージャンプ、スカイダイビング、ジェットコースター等)
- 色々な知識、情報を浴びる(投資・自己啓発・マインドシフト等のセミナー参加)
少し挑戦してみた、その感情を大事にする。
感じたことを日・週・月・3ヶ月・半年・1年・3年・・・
と続けてみる。
6.まとめ
結局は自分で自分を、固定観念や常識で縛り付けてしまっていたのです。
最後にこんな話で終わりましょう。
『茹でガエル理論』
※科学的には根拠のない寓話です。
「カエルをいきなり熱湯に入れると驚いて飛び出します。
ところが、水の中に入れて少しずつ温度を上げていくと、
カエルは温度変化に気づかず、生命の危機を感じないまま
茹で上がり死んでしまう」
『今の仕事にある程度満足してしまった社員は、思考が停止してしまっている。
そして、さらに上を目指そうという志の気持ちが薄れてしまう。
まさに“ぬるま湯に浸かった”状態です。外部の変化を意識することも減っていき、
気づけば自分だけ取り残されて取り返しのつかない状態になっているのです』
本当に危機を感じている人は、熱湯から飛び出している。
または、熱湯になる前に飛び出そうと必死です。