こんにちは。
毎秋になれば自然が生み出す赤や黄色のグラデーションを楽しむ季節。
休日なれば、行く先は必然と大自然の山々。
全国津々浦々には、最高の紅葉スポットが存在します。
今回は、埼玉県は皆野町にある”華厳の滝”と合わせ紅葉風景をご紹介します。
規模感は大きくはないですが、訪れる人も少なく、都心から日帰りでおでかけできるのが魅力です。
11月中旬となる現地から紅葉の様子やアクセスなどご紹介します。
鑑賞日:2025年11月21日 午前9:30

華厳の滝と言えば、栃木県日光市も有名ですが、こちらの景観美は負けず劣らず美しい魅力があります。
”秩父華厳の滝”全長は、約12メートルと落差はそれほどないものの、派手さよりも静かな趣を好む方、人混みなどを避けたい方にオススメする隠れた名所。
紅葉を楽しみながら華厳滝までの道順をご紹介します。
華厳の滝 入り口

駐車場から道なりに(県道284号線)を少し上がっていくと「秩父華厳の滝入口」の看板がある入り口地点に到着。
駐車場から入り口まで、徒歩5分くらい。
入り口からは、車両進入禁止のアーチゲートが設置されてるので、ここからは遊歩道となります。
華厳の滝 遊歩道

舗装された緩やかな上り坂を進むと左手には、日野沢川の渓谷と調和された赤や黄色のグラデーションが鮮やかに色付いたモミジの葉。
華厳の滝(滝つぼ方面)
遊歩道途中、歩道脇にある案内板通りに”秩父華厳の滝”(滝つぼ方面)へ。
進んだ小道でも、色鮮やかな紅葉が出迎えてくれます。

安全策などは設置されていない曲がりくねった砂利道を5〜10分くらいで滝つぼに到着。
注意事項
道幅が狭いので対向者のすれ違いには注意しましょう。
華厳の滝(滝つぼ方面)

歩みが進むにつれて奥から滝つぼに落ちる水音。
滝へと続く小道では、自然に包まれながら森林浴も楽しめる。
日常のストレスも心身ともにリフレッシュできます。
華厳の滝(滝つぼ方面)

滝面と滝崖に囲まれ岩肌を伝って滝つぼに落ちる水音。
滝つぼに流れ落ちることで生まれる水しぶき。
空に伸びる木々に囲まれた空間は、自然界に溶け込み無心になれる心地よさと、色付いた紅葉が秋の季節が感じられます。
今回は、11月中旬に訪れたのですが、春夏秋冬が楽しめる隠れスポットでもありそう。
注意事項
滝つぼ付近では、手すり等なく岩の凹凸で足場が安定しないので注意してください。
上空滝コース

”上空滝へ”は舗装された遊歩道をそのまま登り”滝口へ”行けるコース。
遊歩道の途中には、上部から秩父華厳の滝が見渡せ、ここからも秋の紅葉には最高のスポット。
滝口に到着すると、滝の上に鎮座している不動明王像。
”明王とは仏法を守護し、人々を災いや迷いから救ってくださる仏さま”がここに鎮座するのは一体!?
目を大きく見開いたユニークな表情をしており、力強く眼下にある華厳の滝や訪問者を見守っているようですね。
滝マニアや登山初心者の方や方などオススメですので、こちらにも足を運んでみてください。
Date&Access
関越自動車道「花園IC」から国道140号線を下り(そのまま下道でもOK)、有料道路”皆野寄居道路”を抜け、皆野町の市街地から県道284号線を城峯山・秩父市吉田方面へ。
県道284号線を”秩父温泉 満願の湯”を左手にそのまま道なりに進んでいくと、秩父郡皆野町の山あいにひっそりと佇む「秩父華厳の滝」。
【住所】
埼玉県秩父郡皆野町上日野沢3311-1(秩父華厳の滝茶屋 付近)
【車・バイクの場合】
関越自動車道「花園IC」から約40分
【電車】秩父鉄道「皆野駅」から町営バスで約20分、「秩父華厳前」バス停で下車後、徒歩で約5分
駐車場: あり
まとめ
春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪化粧。
皆野町や滝周辺の自然も豊かで、四季折々の景観が楽しめます。
皆野町内には、真夏の時期には天然氷のかき氷店「阿左美冷蔵 金崎本店」。
肌寒く感じる時期には、露天風呂から内風呂もある日帰り温泉「秩父温泉 満願の湯」。
全ての露天風呂から目の前に見ることができる「満願の滝」は是非オススメ。
また、ドライブやツーリングの目的地には、以前分校の跡地を活用し山々が一望できるカフェ「天空の楽校」。
新秩父名物の”ちまき”は是非、食していただきたい。
華厳の滝では、このようなライトアップなどの催し物も開催されているようです。
まだまだ、”みんなの皆野”町の魅力は沢山あるので、これからの紅葉シーズンには出掛けたくなるオススメの観光地ですね。
滝から近い軽食カフェ「天空の楽校」。店内の様子などこちらの記事に纏めたのでご興味のある方は参考にして下さい。
