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【飯能名物】絶対にハマる!"四里餅商事 大里屋支店"の「四里餅」とは!?

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こんにちは。

 埼玉県は南西部地区にある飯能市。東京都と県境に位置し都心からもアクセスが良く、自然や温泉、グルメを満喫できる観光地。

 そんな飯能市に佇む、明治より100年以上続く老舗和菓子の大里屋。本店の社長宿谷さんのご兄弟が営まれ、昭和55年に暖簾分けし現在の場所へ独立開業された姉妹店。昔から変わらぬ味の” 四里餅 ”を味わうべく、大里屋支店にお邪魔したのでご紹介します。

四里餅とは・・・

今を遡る百余年、この名栗川を西川材が筏に組まれて盛んに切り出される頃、四里の急流を竿一本であやつることは大変むずかしく、特にあづま峡に入ると岩数も多く、筏師の難所といわれました。

 丁度その頃、あづま峡付近の小さな茶店で餅を売る親爺があり、筏乗りはいつもこの餅を食べ(しりもち)もつかず、いかなる難所も一気に乗り切ったという話が伝わっており、古来より西川名物の一つに数えられ、万人の方々の絶賛を博しております。

引用元:『大里屋』



店舗(外観)

 お店の入り口には、藍色の大きな暖簾に白字で「四里餅」が大きく目印となっており、道路脇には立て看板が設置されているので比較的わかり易いロケーション。

 歴史は古いものの本店から暖簾分けした姉妹店は、平屋の純和風な佇まい。ガラス窓も大きく店内の様子も伺え、気軽に入りやすい雰囲気の落ち着いた店舗となっている。

『四里餅大里屋支店(店舗外観)』

 入り口に設置されている看板には、” マスク着用 ” や " 順番まちの定位置 "のお願い事項が記述されている。

 店外の窓際には順番待ちの立ち位置目印(靴マーキング)が3箇所と、そして店内にもレジまで3箇所とマーキングされている。アルコール消毒液も完備され飲食業ならではの感染対策は徹底されている。



駐車場

 この日は土曜日の朝9時半に到着したが、まだ行列まではできてない様子。店内を一瞥すると数名のお客さんが四里餅を片手にお店を後にしている。

『四里餅大里屋支店(駐車場)』

 駐車場は店舗前に約15台分くらいのスペースは確保されている。来店には通いなれた常連さんが、決まった商品を即手にしてお店を後にするため、回転率も良いので駐車場が満車になる虞もなさそうだ。

 しかし、お客さんはそんなに訪れていない様子だが、当日は完売(15時までに売り切れた場合は、 追加製造を行わない)することもあるので、を売り切れる前にいざ入店。

 ※オートバイや自転車でお越しの方も、アスファルトで足場がしっかりしているので問題なく駐められる。



店内(内観)

 多くの商品が棚に陳列され、手土産用の焼き菓子や煎餅が店頭には豊富に揃えられている。

 店内のショーケースや商品棚には、和菓子や煎餅が豊富に並べられている。

 奥の棚には、事前に予約(3日前)をすれば、葬儀や冠婚葬祭として、紅白まんじゅうや赤飯も承っている。

一番人気の四里餅(こしあん、つぶあん)

そしてショーケースにあるサンプルが、大里屋の看板商品である” 四里餅 ”。

 2個以上購入する場合、”こしあん” と ”つぶあん”の入り数を、お好みで変更が可能。

 四里餅は生ものにより、賞味期限は”お買い上げ当日中”とのこと。その日に食べる分をお買い求め推奨する。



和菓子

やはり今回の目的である「四里餅」。それでは購入した「す饅頭(5個入り)」と「茶饅頭」をいただきます。

四里餅〔320円(税込)/こしあん×1個、つぶあん×1個〕※1個から購入可能

『四里餅(2個入り)』

 初めての方や小腹が空いた時には、両方のあんこが試せる"こしあん" と "つぶあん" の2個入りを頂こう。

 大福の表面をご覧いただいて分かるように、”四里”の文字の焼き印の向きに御注意。横判は(こしあん)、一方の縦判は(つぶあん)と、こしあんとつぶあんを区別している。

※14~15時までに売り切れた場合は、 追加製造を行わないので注意しておきたい。


四里餅(こしあん) 〔800円(税込)/5個〕

 お土産用には5個入り。四里餅を持った瞬間、生地が柔らかいのでテレビ等でよくご覧になる伸縮を試みた。

 もち米には宮城県産の「宮こがね」を、餡に使用する小豆は北海道産のものを使用している。国産にこだわった原料で製造をしているが、やはり" 生もの "なので品質が高く頂けるのは当日中。

 ご覧の様に、大福の端と端を引っ張ってみたが、生地がこれほど伸びるということは、出来立てという証拠である。言わずとも生地はモチモチとして、噛んだ時の弾力感、甘すぎないあんこ、一番人気なのは間違いない。

 1個で満足できず、2個3個と依存性があるので食べ過ぎにはご注意を。しかもこれで税込160円はかなりコスパも高い。


甘酒まんじゅう 〔100円(税込)/個〕

『甘酒まんじゅう(カット断面)』

米麹を使用した生地と中にはつぶあんが含まれて、口の中に入れた瞬間に甘酒の香りが鼻から抜ける。



Date & Access

 

Date

  • 【営業時間】8:30 ~ 17:00
  • 【店休日】毎週月曜日、第一・第三日曜日
  • 【支払い方法】現金のみ
  • 【電話番号】042-973-0506(予約可)
  • 【住所】〒357-0002 埼玉県飯能市中居52-1

『四里餅大里屋支店(立て看板)』

アクセス

電車でお越しの場合:西武池袋線「飯能駅」から徒歩約20分。八高線「東飯能駅」から徒歩で約17分。

車でお越しの場合(東松山市方面から):県道30号線(飯能寄居線)から「消防署」信号右折し道なりに行くと左側。

 店舗は道沿いに構えており、大きな青の背景に白字で大きな立て看板が2つが目印となっており、初めてでも比較的に分かりやすい。グーグルマップを参考までに訪れて見てください。

まとめ

 店内のある棚に陳列されている豊富な商品を色々と見てる間にも、次々とお客さんが訪れ購入するのは殆どが、1番人気の“四里餅”を箱買いされていく。

 お客さんが途絶えた隙を見て、店員さんにいくつか訊ねてみました。

コチラのお店で人気の商品はなんでしょう!?

やっぱり一番人気は「四里餅」。その次に「焼きだんご」や「甘酒まんじゅう」ですね。

四里餅(その他のお菓子にも)に、”賞味期限は本日中”とありますが・・・?

当日の朝から仕込みを始め、当日分(当日売る分のみ)しかつくらないので。
一日経つとお餅が硬くなってしまします。残ってしまったら焼き餅や冷凍してください。

 


そうに仰る通りショーケースの上には、保存方法が記載されたフリーペーパーが配備されている。

『四里餅の区別とアレンジ』

やはりその日の早朝から仕込まれたものは、その日に食すのが一番のベストタイミング。

 営業開始は8:30と比較的早いので、休みの日はおやつの四里餅を片手に飯能市周辺を散歩するのもいいし、車で10分のところに北欧の気分を味いながらムーミンバレーパークや宮沢湖と観光も楽しめる施設や、御朱印集めに開運武蔵野七福神巡りはいかがでしょう。

武蔵野七福神めぐり

  • 【大黒天】光福山長泉寺 @入間市富岡
  • 【布袋尊】山口観音金乗院 @所沢市山口
  • 【毘沙門天】寂光山浄心寺 @飯能市矢颪
  • 【弁財天】光明山円照寺 @入間市野田
  • 【寿老人】般若山観音寺 @飯能市山手町
  • 【恵比寿】飯能恵比寿神社 @飯能市飯能
  • 【福禄寿】梅松山円泉寺 @飯能市平松

 また飯能から少し脚を伸ばせば、国道299号線を北上し秩父市内の観光や県道70号線で名栗湖や有馬ダムへ。国道411号線を走らせれば奥多摩湖に日帰りでも遊べる多くの観光スポットが点在しています。

 

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