こんにちは。
今、2024年モデル”新色の「W800」がWEBニュースやSNSなどで続々と発表され、バイク市場を賑わせているなか、疑問を抱いたWファンも少なくないはず、そう「STREET」や「CAFE」のスタイルの発表が未だないこと。
W800(上左) | W800(上右) | |
カラー | メタリックディアブロブラック × エボニー | メタリックグラファイトグレー × メタリックディアブロブラック |
メーカー希望小売価格 | 1,232,000円 | 1,232,000円 |
発売予定日 | 2023年9月22日 | 2024年1月20日 |
確かな情報を得るために、Kawasaki PLAZA数店舗に問い合わせたが、”現時点では、KMJ(カワサキモータースジャパン) HPのみの情報しかお伝えできない”と、回答を得たがその中でも唯一、有力で現実的な情報得たのでご紹介します。
現時点(2023年9月中旬)での2024年モデルは、「メグロ」と「W800」のみの発表である。
「STREET」や「CAFE」については、タイムラグの発表、若しくは2024年モデルは生産中止となると思われる。
例年では、「W800」発表と同時に「STREET」や「CAFE」シリーズも発表される。しかし今現在ない。
また、先日発表された「W800」の2色の発売日が異なり各色時期を分けているが、2回目の発売日となる”メタリックグラファイトグレー × メタリックディアブロブラック”は来年2024年の1月20日となっている。
人気車種の入荷時期が一部店舗で遅延している状況も含め、現状の背景では2024年モデルの「STREET」や「CAFE」は販売される可能性が低くなる。
※現時点では推測
Kawasaki現行モデルの大型バイクと言えば、色々な車種が思い浮かぶだろうが、"Ninjaシリーズ"、”Z900RSシリーズ”は絶大な人気。
関東圏内のKawasaki PLAZAでも、Z900RSシリーズ、Ninjaシリーズ等の看板車種は中々現車をお目にかかることがなく、稀に入荷はするがすぐに成約されてKawasakiオーナーの手に渡ってしまう。
やはり近年、入荷時期が遅延ているお知らせを目にするが、理由は幾つかあるものの工場側の生産が需要に追いついてないことは確かにある。需要と供給のバランスが取れていない。
だが今回はテーマにもある、来年以降の新車市場ではお目に掛かることはなくなるかもしれない、現時点でのラストイヤーとなる2023年モデルの「W800 CAFE」をご紹介しよう。
主要諸元
不易流行な空冷エンジンのバーチカルツインを縦置きで車体に積まれ、そこから左右2本出しされたメッキのマフラー。
ベースとなる「W800」本来の良さをそのままに外観は奇を衒わず、スワローハンドルや小振りなビキニカールなどを仕上げた究極な国産カフェスタイル。
車体カラーとなるエボニーだが、タンク上部と側面には差し色にゴールドラインにする事にで一味違うカフェスタイルとなっている 。他のWシリーズのスタイルにはない、レトロな感じが一段と強調している。
スペック
全長/全幅/全高 | 2,135㎜ / 825㎜ / 1,135㎜ |
シート高 | 790㎜ |
ホイールベース | 1,465㎜ |
エンジン | 空冷4ストローク並列2気筒/SOHC 4バルブ |
総排気量 | 773 ㎤ |
最高出力 | 38kW(52PS) / 6,500rpm |
最大トルク | 62 N・m(6.3kgf・m) / 4,800 rpm |
燃料供給方式 | フィーエルインジェクション |
フロントブレーキ | シングルディスク320㎜ |
リアブレーキ | シングルディスク270㎜ |
フロントタイヤ | 100/90-18 M/C 56H |
リタイヤ | 130/80-18 M/C 66H |
燃料タンク容量 | 15ℓ |
車両重量 | 223kg |
燃料消費率 | 30.0km/ℓ(定値燃料値) 20.9km/ℓ(WMTCモード値) |
製造国 | 日本 |
メーカー希望小売価格 | 1,243,000円(消費税込み) |
スペック比較 「Kawasaki W800 CAFE」⇔「MOTO GUZZI V7 STONE」
「W800 CAFE」の単独表記だけでは、ピンとこないとこない方は、参考にこちらの車種を比較してみてほしい。
ほぼ同排気量クラスの空冷エンジンであるイタリア最古の二輪車メーカー、モトグッチから『V7 STONE』を参考にしてみた。
W800 CAFE | M.G V7 STONE | |
---|---|---|
全長/全幅/全高 | 2,135mm / 825mm / 1,135mm | 2,165 mm / - mm / 1,100 mm |
シート高 | 790mm | 780 mm |
ホイールベース | 1,465mm | 1,450 mm |
エンジン | 空冷4ストローク 並列2気筒/SOHC 4バルブ | 空冷 4 ストローク縦置き 90°V 型 2 気筒 OHV 2 バルブ |
総排気量 | 773 cc | 853 cc |
最大出力 | 52 HP (38 kW) / 6,500 rpm | 65 HP (48 kW) / 6,800 rpm |
最大トルク | 62 Nm / 4,800 rpm | 73 Nm / 5,000 rpm |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | 電子制御燃料噴射システム |
フロントブレーキ | TOKICO シングルディスク320mm | 320 mm径ステンレスフローティングディスク Brembo 製異径対向 4 ピストンキャリパー |
リアブレーキ | シングルディスク270mm | ー |
フロントタイヤ | 100/90-18 M/C 56H | 100/90-18” 軽量アルミキャストホイール |
リタイヤ | 130/80-18 M/C 66H | 150/70-17” 軽量アルミキャストホイール |
燃料タンク容量 | 15ℓ | 21 ℓ |
車両重量 | 223kg | 218 Kg ※走行可能状態(燃料は 90%搭載時) |
装備 | ETC、グリップヒーター | MGCT トラクションコントロール、ABS |
製造国 | 日本 | イタリア |
メーカー希望小売価格 | 1,243,000円(消費税込み) | 1,342,000円(消費税込み) |
カラーリング
「W800 CAFE」は、”エボニー”の1色のみ導入され日本語というと”漆黒(しっこく)”。
車両見れば一目瞭然、フロントカウル、フューエルタンク、サイドカバー、前後フェンダー光沢のある黒。唯一の塗装はタンクの上部と側面に差し色となるゴールドラインは誰もが一目惚れする配色となっている。
また、漆黒とは対照的なエキゾーストパイプ・サイレンサーとメッキそのままのシルバーならクラシカルなバイク好きにとっては垂涎の的。
上周り・外装
早速、W800CAFEのディティールを一つ一つ見ていこう。最初はメーター類や外装などの上回り部品を紹介。
イグニションスイッチ & ハンドル
このバイク一番の特徴的とも言えるハンドル。ハンドルバーは「スワローハンドル」また「M字型ハンドルバー」とも呼ばれ、実際に跨ると見た目ほどキツくなく、ライディング姿勢は程よい前傾姿勢が保たれる。
イグニッションはスピードメーターとタコメーターとの間に設置され、一般的な鍵の差し込み型となっており、「ON」「OFF」「ハンドルロック」が設定されている。
スピードメーター & タコメーター
クラシカルバイクに必要最低限な装備が備わっている。二眼メーターとなる左側はスピードメーター内部に指針表示とデジタルメーターが装備、右側にタコメーターの指針表示とインジゲーター類が備わっている。
メーター内の基盤(内円)が「CAFE」は白、「W800」/「STREET」は黒といった色違いで設定されている。
タコメーター(インジゲーター)
- ABSインジゲーター
- エンジン警告インジゲーター
- バッテリー電圧警告インジゲーター
- ETCインジゲーター
- ハイビームインジゲーター
- ウィンカーインジゲーター
- ニュートラルインジゲーター
- 燃料残量警告灯
デジタルメーター
- 時計〈↓〉
- オドメーター(積算走行距離)〈↓〉
- トリップ①(区間走行距離①)〈↓〉
二眼メーターの間に設置された”凸ボタン”を押していくと、回転式に各表示が切り替わる形式。ウィンカーランプは左右別体式に表示がされる。
二眼メーター上部のステイには「ETCアンテナ」が設置されており、カウルによって走行風から守られているので安心。
デメリット
- ロングツーリングでその日の全体走行距離や区間毎の距離を知るためにはトリップは2つ欲しい。
- 燃料計については残量警告灯なので、ガソリンの有無は点灯するまで分からない(燃料ゲージであると便利)
- シフトポジション表示はなくスピード速度、エンジン回転数など感覚でシフト操作 ※初心者ライダーには慣れるまで厳しい。
タンク&フューエルキャップ
漆黒カラーのタンクの装飾されたデザインは、ゴールドラインやロゴマークの”W”がペイントに施され、チェッカーフラッグとKawasakiの社名をさり気なく記され、配色の色合いやシンプルさがシックなデザイン性に優れている。
タンクの両サイドには、ニーグリップ用の樹脂製のタンクラバーが取り付けられダイヤモンド柄になっている。ライディングスタイルが前傾姿勢なため、峠や下り坂などニーグリップは必要性が高くなってくる。
燃料タンク容量は15Lと決して大容量ではないが、中距離のツーリングでも十分な容量となっている。ガソリンはレギュラーガソリンを使用。フューエルキャップはメインキーによる施錠タイプとなっている。
タンク素材は金属製なので、マグネット式のタンクバッグも使える。
コントロールボックス(右)& ブレーキレバー
右側のバーハンドルにあるコントロールボックスは、スイッチ類も至ってシンプルな設定となっている。
コントロールボックス(右)
- スタータスイッチ
- エンジン停止スイッチ
時刻の設定は二眼メーターに裏側にあるボタンで設定することができる。
フロントブレーキレバーは” 4段階 ”のアジャスタを回し、レバーの遠近位置を容易に調整することができる。
コントロールボックス(左)& クラッチレバー
なんと言っても標準装備となっているグリップヒーター寒い季節には助かる装備。設定温度「高→中→低」と3段階の、季節や外気温に合わせた設定が可能となっている。
クラッチレバーは” 5段階 ”のアジャスタを回し、レバーの遠近位置を容易に調整することができる。
”アシスト&スリッパークラッチ”機構が搭載され、クラッチレバーの握りやすい=扱いやすい「株式会社エフ・シー・シー」の技術も集結されたバイクである。
長距離・長時間のツーリングでも疲れることのないレバーの軽さは、女性ライダーでも快適なライディングを楽しめる。
コントロールボックス(左)
- PUSHキャンセル式ウィンカースイッチ
- ホーンスイッチ
- パッシングスイッチ
- ハザードランプスイッチ(プッシュプル式)
- グリップヒーター(3段階調整)
デメリット
ハザードランプはプッシュプル方式。点灯はプッシュに対して消灯はプル、操作性はアナログ感が否めない。
灯火類
メインとなる魅力のひとつヘッドライトは、Z900シリーズにも使われている同様のLEDヘッドライトとなっている。
前後ウィンカー、テールランプ&ブレーキランプはバルブ仕様。
シート
Wシリーズの中では「W800 CAFE」専用のシートとなっており、一見するとシングルシートのようだが、見た目とは違いタンデムシートなので乗車は2名設定である。
クラシカルテイストのシートは、前方に向けテーパード形状となっているので、左右幅が絞られ足つき性の向上に繋がっている。
前年モデルとは違っている点は、メインシートの表皮色がブラウンあったが、2023年モデルからはシート全体は黒に統一され、シングルシートとタンデムシートは一体型。また、シート外す際は左サイドのメインキーの差し込み口から容易に脱着可能な構造となっている。
また、シート後部ラインにはブランド名が「KAWASAKI」プリントされ後からでもちょっとしたKawasaki車をアピールしている安価な感じは否めない。刺繍にするだけでワンランク上の渋さが増してカッコいい仕上げとなったのだが仕方ない。
施錠されるメインシート下には標準装備となっている「ETC 2.0」の車載器本体設置され、ツーリング先でもETCカードは盗難される心配もない。その他にも標準で車載工具が積載されている。
エンジン・下周り
ここからは、車体のエンジンやタイヤなどの下回り部品を紹介しましょう。
エンジン
Wシリーズでよく耳にするバーチカルツイン360°クランクとは、隣り合う二つのピストンが同時に上下するので、片方が爆発している時にもう片方は排気しているため、常に等間隔で爆発が起きていることになる。
また、カムシャフトを回すのにクランクシャフトの縦回転を横回転にするべべルギアタワーとべべルギアタワー。そして、空冷エンジンのシリンダーヘッド部のフィンが削り出し加工されクラシカルなエンジンの外観に仕上げられている。
空冷エンジン派でも、空冷式V型と言えば横置きのハーレーダビッドソン。左右横出し水平対向エンジンといえばBMW。V字に左右へ張り出すシリンダーヘッド縦置きの空冷90°V 型の構造のモトグッツィ。
左右に並ぶシリンダーが直立=バーチカルのトライアンフ。そしてKawasaki W800シリーズとなっている。
エンジン構造はバイクメーカーそれぞれだが、空冷だけが出せる鼓動感はやはりバイクに乗ってる感は心地よい。
カム・バルブ駆動形式・・・!?
”SOHC”・”DOHC”・"OHV"について、エンジンの種類のようなものですが、どんな特徴があるのかを簡単に説明!!
カム・バルブ駆動形式(エンジン) | メリット | デメリット |
---|---|---|
DOHC (ダブルオーバーヘッドカムシャフト) | ・高性能かつ高回転までスムーズに回るエンジン ・低燃費かつ高出力を実現 | ・精密なエンジン構造な為、部品点数が増え体積が大きい ・SOHCに比べると燃費性能も劣る傾向 |
SOHC (シングルオーバーヘッドカムシャフト) | ・DOHC比べ構造がシンプル、駆動時の抵抗も少ないため低燃費 | ・高性能化しにくい ・高回転には不向き |
HV (オーバーヘッドバルブ) | ・SOHCに比べ構造が更にシンプルのため、 メンテナンス性が良い | ・燃費があまり良くない ・高回転には不向き |
エンジンオイル ゲージ
車体の左下側にあるオイルゲージ(オイル窓)は、メンテ側にも優しく簡単に確認できる位置にあり、ドレインボルトはオイルタンク(車体)下にあるのでオイル交換作業も容易に行える。
エンジンオイルは・・・!?
推奨オイルがこちら・・・Kawasaki純正4サイクルオイル(R4 SJ 10W-40 JASO MA/S4 SG 10W-40 JASO MA)
エンジンオイル量・・・2.7 L(オイルフィルタ有り)/2.9 L(オイルフィルタ無し)
フロント足回り
可倒式ステップ上部(靴底接触面)には凹凸のゴムが取り付けられ、またステップ下部にはバンクセンサーが取り付けれている。
フットポディションは"ミッドコントロール"。シフトペダル・ブレーキペダルの距離はちょうど良い距離が感じられる。
フロントフェンダーの素材は樹脂素材、リアフェンダーは剛材となっている。
クラシカルなスポークホールとリムはブラックに塗装され完成車全体の足回りもブラックの統一感に抜かりがない。
シングルディスクに320㎜、フロントのブレーキキャリパー「TOKICO」が装備。
DUNROP K300F GP(100/90-18 M/C 56H)
リア足回り
車体の下を取り廻す2本出しの長いエキゾーストパイプ &サイレンサーはクラシカルなデザインを演出。
なんと言っても、純正でありながら定速トルクでの深い響きを奏でるマフラーサウンド。排出ガスや騒音規制に適合され燃費向上とクラシカルな外観でありながら機能性は現代化している。
車体の下を取り廻すエキゾーストパイプは左右出し、そしてサイレンサー後部に刻印された「SIW SHINBA IRON WORKS」こちらは、日本のKawasaki純正のサイレンサーは日本の静岡県は掛川市に本社工場を置く「榛葉鉄工所」。
KawasakiのWシリーズはもちろん、NinjaシリーズやスズキのV-Strom、GSXシリーズ等々半世紀以上も二輪車のマフラーを設計開発から試作、量産まで一貫製作している、国産バイクメーカーとは切っても切り離せない関係にある。
リアのブレーキシステムは、270㎜径ステンレスのシングルディスクスディスクが搭載されている。納車して気付いたがリアのブレーキは思った以上には効かない。
DUNROP K300 GP (130/80-18 M/C 66H)
Dealer
今回撮影に協力して頂いた、埼玉県川越市に所在する「Kawasaki PLAZA 川越」。W800CAFE以外にも、豊富な車種が入れ替わりに展示車がされています。
冒頭でお話しした、入荷遅延の昨今では実車を見つけたら買い時と思っていただいても過言ではないでしょう。一度ご覧に足を運んでみてはいかがでしょうか。
- 住所:〒350-1179 埼玉県川越市かし野台2-13-3
- 電話番号: 049-246-7722
- 営業時間: 10:30~18:30
- 店休日: 毎週火曜日、第1・3水曜日
まとめ
Kawasaki Wシリーズのなんと言っても昔から車体構造は変わらず、イヤーモデルチェンジと共に進化するが、変わるのは時代に合った電装部品やカラーリングの外装くらいである。
クラシカルなバイクのデザインコンセプトはいい意味で変わらないし敢えて変えないところがクラシカルバイカーの心を擽る。
冒頭でもお話しした、現時点(2023年9月中旬)に於いて「W800 CAFE」2024年モデルが発表されていない。KMJ(カワサキモータースジャパン)の発表待ちか生産中止かは不透明だが、可能なら理屈抜きでWシリーズを一度は試乗していただきたい。
最後となりますが、参考程度に「メリット」・「デメリット」纏めてみました。(あくまで個人的な意見としての見解です)
メリット
- グリップヒーター(3段階調整)
- ETC2.0 車載器キット
- ブレーキレバーアジャスタ付き(4段階調整)
- クラッチレバーアジャスタ付き(5段階調整)
- 純正パーツ(社外パーツ)が豊富で安価に揃う
カワサキが誇るヘリテイジモデル” Wシリーズ "から「W800 CAFE」のさまざまな長所はあるが、やはりどんなバイクでも長所もあれば短所もある。
そして、これから検討されている方は短所の部分も踏まえて参考にして頂きたい。
デメリット
- シフトポジションの表示がない(初心者ライダーには・・・)
- 燃料計が警告灯のみ(残量ゲージではないのは惜しい)
- トリップAのみ(強いて言うとBもあると助かる)
クラシカルなバイクコンセプトと言ってしまえばそれまでだが、今時のバイクなら最低限の装備は欲しい。
その他、個人的意見として以下3点についてはマストカスタムであろう。今後のブログで購入や取り付けのインプレを纏めていくのでお楽しみに。
収納量・積載量の不足
兎にも角にも、収納・積載キャパが無さ過ぎる。カフェタイプに求めるモノでもないが、キャンプツーリングや泊まりツーリングはもちろん、デイツーリングなど、サドルバッグくらいは片側に常備しておきたい。そして今回、揃えたのが定番のコチラ。
バイクブームやキャンプブームが再燃している中で、やはりマストなのが収納や積載である。
オススメ純正&社外パーツ
- 「純正アクセサリーリアキャリア(99994-1224)」
メーカー希望小売価格 :¥22,990円(税込) - 「キジマ (kijima) バイク バイクパーツ バッグサポート ブラック 右用 W800 ストリート/カフェ KAWASAKI 210-4972」
メーカー希望小売価格 :¥6,160円(税込) - 「キジマ (kijima) バイク バイクパーツ バッグサポート ブラック 右用 W800 ストリート/カフェ KAWASAKI 210-4972」
メーカー希望小売価格 :¥6,160円(税込) - 「TOURI\&\TORI バイク用 サイドバッグ サドルバッグ 汎用 15L ブラック 大容量 ナイロン 小物収納 オートバイ適用 サブポケット (サイドバッグ)」
メーカー希望小売価格 :¥11,980円(税込)
乗車姿勢の悩み①(前傾姿勢)
やはりカフェレーサー特有のM字型ハンドルは前傾姿勢の長時間ツーリング、山道や峠の下り坂は腕や肩に負担が掛かる。
かと言って、アッパーハンドルに変えると「STREET」スタイルのようになってしまう。そこで、ハリケーン(大阪単車用品工業株式会社)さんから、こんなパーツが発売されていた。
オススメ社外パーツ
- ハンドルアップスペーサーH25 品番:HB0625B / JAN:4936887254907 ¥7,150円(税込)
ハンドルポストが斜めなので、ハンドル高さがおよそ25mm(ハンドル1本分くらい)、手前に寄るので多少は楽になると思う。
配線やケーブル類は無加工で取り付けが出来るのか、タンクやカウルへの干渉もないかも検証も含め次回のカスタム記事に乞うご期待。
乗車姿勢の悩み②(お尻痛)
標準装備となるカフェシートが少し硬めなのか、長時間の走行ではお尻が痛くなる。
シート上に載せる簡単な外部付けの座布団タイプやシート表皮内に埋め込みタイプなど種類は様々である。
シートに座布団はバイクの外観低下、カッコ良さが落ちるというライダーさんには、最終手段”PADを履く”のみ。バイク乗りに有名なバイクギアメーカー「WESTRIDE」が展開するPADD付きのパンツもオススメします。
オススメ社外パーツ(一例)
- 【EFFEX(エフェックス)】 GEL-ZAB(ゲルザブR)ユニバーサル [EHZ3136]:¥10,250(税込)
- 【WESTRIDE】22FW HD PADD PANTS BLACK&BLUE:¥30,580(税込)
W800シリーズの純正・社外パーツはそれほど値は高くもなく、豊富に展開されているので、良い商品を精査して買い物するのもバイカーの宿命であり楽しみでもあります。
良い物を長く使えるようなをアイテム購入を心がけ、安物買いの銭失いにならないように気をつけてください。