こんにちは。
今回は群馬県の東部に位置する桐生地域の郷土料理である「ひもかわうどん」。ひもかわうどんの味、形、を知るために本場の桐生市内の地元に人気の「小麦工房ひとつぼし」さんにお邪魔しましたのでご紹介します。
ひもかわうどんとは・・・
ひもかわうどんは、群馬県桐生地域の郷土料理です。
群馬県桐生地方に伝わる幅広麺のうどん。群馬は有数の小麦の産地でもあり、その歴史は古い。
ひもかわうどんの源は、もともと愛知県の芋川地方のうどんが伝搬したとか。
きしめんのルーツでもある「芋川(いもかわ)うどん」がなまったものとも伝えられる。
現在は、ほとんど店が残っていませんが、芋川うどんは現存しています。
『参照元:うどん百科事典』
店舗(外観)
お店の入り口付近には、紫の大きな日よけ暖簾に白字で店名が、目印となっています。国道353号線からでもよく目立ちます。
外観はご覧のように、由緒あるお屋敷のような佇まいに、大壺や石製のガーデニングテーブル、骨董品屋もしくは古美術店を感じさせます。
まず最初に一度店内に入り、『記入シート』に " 名前 " と " 人数 " を記入し、順番が来るまでお店の外にある待合席か、車内で順番が来るまで待機します。
駐車場
車やオートバイでお越しの方は、駐車場は駐車区画線がないので、来客車がうまく詰めて駐めると10〜15台くらいの駐車可能なスペースとなっています。
ロードバイクでお越しの方は、お店の入り口前にはベンチやサイクルスタンド設置されています。
車のナンバーを拝見すると、地元群馬県はもちろん、隣県である埼玉県や栃木県のお客さんも足を運ばれています。
店内(内観)
こちらの落ち着いた古風で大きなお店には、ご夫婦2人で切り盛りされています。
今回の訪店日は土曜日、11:40から並び出してから、入店できたのが12:10と、待ち続けること " 30分待ち " 。奥さんから呼ばれさっそく店内へ。
店内に入ると、天井を見上げると梁がむき出しなのですごい開放感。そして、ライト付きシーリングファンやダウンライトが灯され、広々とした空間で食事を楽しめます。
壁には骨董品が置かれ、畳部屋の奥には、アンティークな家具が置かれています。
やはり店主の趣味なのか!?骨董品店もしくは古美術品店内で食事を楽しむ感覚です。
席種は、テーブル席、カウンター、座敷、奥には個室もあり、多様なレイアウトとなっています。
- カウンター席×2席
- 4人掛けテーブル席×3卓
- 5人掛け座敷円卓×1卓
- 半個室6人掛け座敷テーブル×2卓(団体 or 予約席用)
食事メニュー
こちらがひもかわうどんのメニューとなります。冷たいうどんと温かいうどんだけで12種類。
やはり、お店自慢の桐生地域の郷土料理 " 麺の幅7㎜の冷ひもかわうどん " から
- 天麩羅付きひもかわうどん
を注文しましょう。
オーダーから約30分で、注文した料理が提供されました。
厨房では、店主1人で切り盛りされているので、麺の茹で時間や天麩羅の揚時間など、提供には少し掛かります。
麺の量の見た目は少なく見えるのですが、幅の麺7mmはもちろん、麺長さについては短くて25㎝や長い麺で40㎝もあり、長さにバラつきはあるが8本も盛り付けられている。
- 茄子×1本(2切)
- 海老×2尾
- エリンギ×1本(2切)
- 舞茸×2株
- 山芋×2切
- カニカマ×2ケ
食べ終えると麺だけでもなかなかの量ですが、そこに天麩羅の量なのでボリューム感あり。天麩羅付きひもかわうどんは味の質、盛り付けの量からお値段以上にお得感は満載です。
さすがに食べ切れないお客さんは、残った天麩羅をフードパックに入れ、持ち帰りされていました。
Date & Access
支払い方法は、現金とau PAY、LINE Payとなっています。また、お店オリジナルのスタンプカードが貰えます。ひもかわうどん1食でスタンプ一つゲット。10個スタンプを貯めると、" 500円割引券 " となります。
Social
『小麦工房 ひとつぼし』さんの「Instagram」アカウントです。是非フォロー&閲覧してみてください。
インスタの方で、" うどんをつゆにつけている " 動画が投稿されています。画面越しでも麺の太さやモチモチ感が伝わります。
まとめ
会計時に、「お腹いっぱいになりました。量が多いですね!!」と奥さんにお礼すると、店主である旦那さんが健啖家なので、「お客さんにもお腹いっぱいになって頂きたい」と、思いがあるそうです。なんとレジ横には、お持ち帰りの『ひもかわうどん(¥648)』もあります。
みなさんも是非一度は、群馬県桐生地域の郷土料理 “ ひもかわうどん “ 堪能してみてください。
お腹を満たしたら、たくさんの観光地がある赤城山付近を訪れてみてはいかがでしょうか!?
- 多彩な登山コースが楽しめる「赤城山」
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バイクの方は、信号や車の量が少ない赤城山麓の 『からっ風街道』がオススメです。
ひとつぼしのお店から、県道336号線を上がってすぐに道路脇にある『からっ風街道』の看板が目印です。そこから『からっ風街道』を西へ走らせ赤城山の反対側へ。走ること約25㎞に「関越自動車道 赤城 IC」があるので、次の目的地へ行かれても良いですね。