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【群馬県】フリーホイーラーズはココにしかない!太田市「クランプ」訪店

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こんにちは。

北関東三県のひとつの群馬県。その中でも県内の大きな街の一つとしてあるのが太田市。

1960年代以降、軍需工業都市として発展し自動車産業から、近年ではスポーツ業界の発展と勢いが止まらない。

太田市と言えば自動車産業の街であり、日本を代表する国産四輪車「スバル群馬製作所(本工場)」が君臨する。

また、スポーツ業界では、国内男子プロバスケットボールリーグ”B. LEAGUE”に所属する「群馬クレインサンダーズ」。

太田市に構えるホームアリーナは、2023年に収容人数5,000人と世界トップクラスの観戦環境が凝縮された大型アリーナ「オープンハウスアリーナ太田」が完成。

  • サッカーでは”J2リーグ(J Leagueの2部)”「ザスパ群馬」
  • 野球では”BCリーグ(関東地方5県と福島県、山梨県、長野県を活動地域とする日本のプロ野球の独立リーグ)”「群馬ダイヤモンドペガサス」
  • バレーボールでは”SVリーグ女子(日本のセミプロバレーボールリーグ)”「群馬グリーンウイングス」

などなど、県内では地域に密着したプロスポーツチームが活動中。

しかし筆者が着目したのが関東地方でも、群馬県内にはアメカジブランド取扱うセレクトショップや古着屋さんなどが多く点在しています。

など列挙したのはほんの一部であり、まさに群馬県は北関東における隠れたアメカジ激戦区

今回は、筆者が以前から気になっていたアメカジブランドが「FREEWHEELERS & CO.(フリーホイーラーズ)」。

直近では、その定評さ故に東京のヘッズショップを始め、地方都市の正規取扱店では、完売並びに品薄状態のフリーホイーラーズ。

本日、訪れた群馬県内でフリーホイーラーズの取り扱いはここしかない、穴場のセレクトショップ『KLAMP(クランプ)』をご紹介します。

『KLAMP店舗外観』

群馬県は太田市にある『KLAMP(クランプ)』は2017年にオープン今年で8年目。

姉妹店には、埼玉県川越市にある本店「TRACK(トラック)」、そして3号店は、2018年にオープンした群馬県太田市「KNOCK(ノック)」。

取り揃えているブランドやコンセプトは店舗によって変えており、アメカジ好きなら自分の好きなブランドのショップへ行ってみよう。

では早速、最高な出逢い求め店内を物色したので紹介していきましょう。



自由な車輪=何処に転がって行くか分からないタイヤ!自由気ままな旅人=目的なく行くところも決まっていない旅。

旧リアルマッコイズで、JOEMCOY立ち上げの一人の安井氏、2007年創立フリーホイーラーズの前身となるBOOTLEGHGGERS 独立から、現代の「FREEWHEELERS(フリーホイーラーズ)」が生まれる。

フリーホイーラーズを象徴するアメリカを作った男達の服。

自らの肉体を駆使し様々な職業に従事しながら、アメリカという国の姿を築き上げてきた19世紀後半〜20世紀初頭のワーカー達がテーマの原点。

ワーカー達の置かれた環境は常に過酷であり、故に必然としてあらゆる悪条件にも対応出来るタフさと様々な職種に特化した衣服や装備が必要となる。

各メーカーにより創意を生かし生み出された多様なワークウエアにフリーホイーラーズの精神を注ぎ込み蘇るアーカイブシリーズ。

はじめにアメリカの服があった。 ワークウェア、アウトドアウェア、ミリタリーウェア、モーターサイクルウェア、アスレティックウェア・・・。
機能本意で、とことんタフなアメリカの服。 それはつまり、広大な未開の大地にアメリカという国を 創った服だ。
そして、そんなアメリカの服にはアメリカを創った男たちの名もなき人生が刻まれている。

フリーホイーラーズは、自分たちが愛してやまない “アメリカを創った服”を蘇らせるべく結成された クロージングカンパニーである。しかし、その実体は 単に歴史的なアメリカの服を、そっくりそのまま 再現する復刻者ではない。
我々が再現したいのは、 アメリカがアメリカになる過程で育んできたモノ作りの精神や、その服が活躍したシーンの空気感。

フリーホイーラーズにとってヴィンテージウェアは モノ作りにおける貴重なインスピレーションの源だが、目的はその表層を忠実にトレースすることにはない。
例えば我々が、いまや再現の困難な素材や仕様を 駆使するのも、それは一枚の記録写真や映像の断片から 否応なく滲み出る、ある日のどこかのアメリカの空気を表現するための手段なのだ。

フリーホイーラーズはまた、特定の時代や場所や カルチャーのみにモチーフを見出し、その服飾様式を踏襲するファッションブランドでもない。
例えば我々が、漂泊の文学集団<ビート)に強く 惹かれるのも、それは彼らの発する赤裸々な言葉から否応なく滲み出る、ある日のどこかの漂泊の記憶への共鳴なのだ。

1940年代後半、ビートはニューヨークの喧噪から 路上へと旅立った。
彼らは自由を求め彷徨う道すがら、 日常に埋もれた真実の欠片を無秩序に拾い上げ、 そして謳い上げた。
我々もまた、あたかもタイムマシーンを 操るが如く大胆かつ自在に時空を彷徨いながら、 歴史の地層に埋もれた名もなきアメリカの輝きをランダムに掘り起こし、服というファクターを通して謳い上げる。

フリーホイーラーズが追い求めるのは、 現代のどんな服にも、さらにはどんなヴィンテージウェアにもない新たな価値。
言うなればそれは、元来ある目的のために作られた服が 最もまばゆく発光する場面に置かれた時と同じ輝きを、 今、日常の中で解き放つための服作り。それゆえに我々は“アメリカを創った服”の物語を旅するのだ。

引用元:『FREEWHEELERS&COMPANY Concept』

 

『KLAMP(ジェムサ・ワークシャツ)』

こちらが2025年、年頭の新作”BONNEVILLE OFFCIAL FUELING STATION" Gemsa”。

2010年設立時メンバーであり、現在はデザイナー兼グラフィック担当の小森氏が企画からデザインまで手掛ける"ジェムサ・ワークシャツのカスタムモデル。

DETAILS

  • ユニオンスペシャルより、1920〜30年代のワークシャツをモチーフとしたワークシャツ “ジェムサ”
  • 生地には、高密度の綾織りしたヴィンテージ・コットン・ハード・ツイスト・カルゼ生地を使用
  • 太番手のムラ糸を使用しているので肉厚でハリとコシのある頑丈で少し光沢感のある重量感のあるタフな生地感
  • 染込みプリントは、着用し洗っていくうちに擦れ感や生地の褪色感など経年の風合いを楽しめる
  • シルエットは着丈は短め、裾の両脇には同生地でマチ補強布が付いている
  • 衿は、小さめで2本ステッチで縫われており、衿元にはチンストラップ付き
  • ポケット部分は、左右非対称で右ポケットはボタン付きのフラップポケットが付き
  • 左胸には、入り口が上と横になっている二重構造のウォッチポケットが取り付けられている

品番#2433003 
MESA GRAY
サイズ14,16,17,17 1/2 ※1
素材 COTTON 100%(WASH)
製造国MADE IN JAPAN
PRICE¥39,600円(税込)
サイズ()身幅着丈肩幅袖丈
14(S)51 cm66 cm42 cm61 cm
15(M)53 cm68 cm44 cm61 cm
16(L)56 cm70 cm46 cm62 cm
17(XL)59 cm72 cm49 cm64 cm
17 1/2(XXL)61 cm74 cm52 cm65 cm
※1:Sizing Image

BONNEVILLE とは…

”アメリカ ユタ州ボンネビル ソルトフラッツ”という地名からきている。

ボンネビル・ソルトフラッツはアメリカ・ユタ州の北西部、グレートソルト湖の西側に位置する広大な塩湖の平原。

自動車、バイクなどの最高速度を競う祭典『スピードウィーク』で有名。


ガーゴイルオイル…

Mobil(モービル)は、米エクソンモービル社が持つ潤滑油ブランドの一つで、Essoやゼネラルなども、このエクソンモービル社が所有する潤滑油ブランドです。
エクソンモービル社は1999年にエクソン社とモービル社という2つの会社が合併してできた会社であり、ペガサスのロゴマークを持っていたのはモービル社でした。
そのモービル社も、実はバキュームオイル社とソコニーという2つの会社が合併してできたもの。当時はどちらもガーゴイル、そしてペガサスのロゴマークを持っていました。
ただし、ソコニーが掲げていたペガサスのロゴマークは今のモービルのそれとは異なり、色は黒色一色、形も若干異なっています。一方、バキュームオイル社が掲げていたロゴマークは、「ガーゴイルモービルオイル」というブランド名通り、赤いガーゴイルが描かれたものでした。

引用元:『ロゴマーケット



毎年恒例の定番化している人気の〝ウィンター・アヴィエイターズ・ベスト”。モーターサイクルにも気込めるようモディファイされたアウターベスト。

重ね着の用途としては、Gジャンや革ジャンの上に羽織ると、胴体部分は暖かく腕周りは可動性に優れているので、バイク乗りの秋冬には持っておきたいマストアイテム。

ダウンベストのような着込み方になるとは思いますが、良し悪しは関係なくダウンベストのように着ぐるみ感が苦手という方にはオススメ。

プレーンタイプやカラバリも展開され、各々の様々な着合わせをお楽しみるのも醍醐味。

DETAILS

  • 首元のスタンドカラーは、アルパカウールで保温性及びチンストラップが付き遮風性も高い
  • 生地には、”Original Jungle Cloth Paraffin Coating”〔パラフィン(蝋)を配合したオイルワックスを染みこませたジャングルクロスを使用したモデル 〕を使用
  • ジャングルクロス素材に、パラフィン加工を施すことにより防風防水機能が高いが生地は丈夫で硬め
  • 防寒性を考慮し生地の間にコットンフランネルを挟み、より保温性、遮風性を高めた3層構造
  • シルエットは、若干Aラインになっており、重ね着しやすいように袖口は広めおり腕周りの可動域も良好
  • フロントにはポケットが3つ付いており、左身頃にはジッパー仕様のD型のポケットが付き
  • 裾ポケットには、手が入れやすいようにポケット開口部が外側に向けられ、フラップ付きパッチポケットはマチ付き容量も充分
  • 背中下部分には、大型のポケットが取り付けられておりジッパー仕様
  • 着丈は、後ろ身頃より前身頃の方がやや長め
  • 左右非対称のセミダブル、内側にはボタン留めのポケット付き
  • フロント左右マチ付きの大きめポケットの内側のフランネル生地が使用
  • プリントは、エアブラシ・プリントにより雰囲気が良く、あえてボカシハンドメイドの雰囲気を施した、個体差が異なるのも特徴
  • SEPIA BROWNはカスタム仕様のみ(無地のSEPIA BROWNはなし)

品番2331010
SEPIA BROWN
サイズ34 , 36 , 38 , 40 , 42 , 44 ※1
素材 COTTON 100%/LINING 80% WOOL/20% ALPAKA
製造国MADE IN JAPAN
PRICE¥132,000円(税込)

サイズ身幅着丈肩幅
3450 cm62 cm36 cm
3652 cm64 cm38 cm
3855 cm66 cm40 cm
4058 cm67 cm42 cm
4260 cm68 cm44 cm
4463 cm71 cm46 cm
※1:Sizing Image

MUROC DRY LAKE…

1930年代頃、カリフォルニア州モハーヴェ砂漠に在る‟MUROC DRY LAKE(ミューロック・ドライレイク)”では、かつてホットロッドやバイクのスピード・トライアル・レースが行われていましたが、1933年にこの地にアメリカ空軍の基地‟ミューロック・アーミー・エアー・フィールド(陸軍飛行場)”が建設されることになり、ホットロッダーやバイク・レーサー達は他の地でレースを行うことになる。

こちらは、1933年、つまりアメリカ空軍の基地に取って代わることになる最終年に、ミューロック・ドライレイクのホットロッドのスピード・トライアル・レースに関わっていた、“ミューロック・レーシング・アソシエイション”のオフィシャル・クルーが着ていたベストをイメージしたプリント・カスタムが施されています。


ちなみに‟ミューロック陸軍飛行場”は、後に名前を‟エドワーズ空軍基地”に変わりますが、かの有名な世界初超音速飛行を成し遂げたX-1プロジェクトの舞台。

参照元:『ウィキペディア』




フリーホイーラーズの代名詞、説明不要の13.5oz INDIGO VINTAGE DENIMを使用したワークパンツ「DERRICKMAN」。

1920年~1930年代頃のアメリカで、高所作業員や掘削作業員が作業服として着用していたパンツをモチーフとして製作されており、ダブルニー仕様の丈夫で頑丈なワークパンツのイメージ。

店内に、経年変化されたエイジングサンプルがご覧いただけます。

DETAILS

  • 最大の特徴であるダブルニーの上はポケット仕様
  • シルエットはテーパードの少ない腰回りにゆとりのあるシルエット
  • フロントはボタンフライになり、ボタン取り付けは「ONE PIECE FLY(一枚の生地による物)」
  • フロントポケットのスレーキには黒の杢シャンブレーを使用。スレーキ裾には破れ防止の為、二重構造の仕様で耐久性向上
  • サイドポケットは重なって2つ付いているので、ポケットの数は計9個
  • バックスタイルは”ハ”の字型ポケットでセンターにハンマーループが付くのが特徴
  • シンチベルトのバックルは角ばった形状の“UNION MADE”の刻印入り
  • 縫製は2本針の綿糸仕上げ、裾の処理は三つ折りで二本のステッチ仕様
品番2412004
13.5oz INDIGO DENIM
素材 COTTON 100%(WASH)
製造国MADE IN JAPAN
PRICE¥37,400円(税込)



KLAMP(クランプ)』には、ドメスティックブランドからアメリカ東海岸に拠点を置く世界的なヴィンテージディーラー「ジョン・グラッコー」など多くの人気ブランドを取り扱っている。



遠方の方は、新作の入荷情報やイベント情報は、お店のHPやInstagramから随時配信されているので、是非フォロー&チェックしてみて下さい。

KLAMP』では、オンラインでの商品購入も可能。是非一度は実際に訪れお店や商品の雰囲気を直接、感じて頂きたい。

国道407号線埼玉県側から国道50号前へ向かって行き、県道2号線沿いにスバル工場の手前、太田駅が近くにある最高の立地。

  • 【営業時間】 OPEN 12:00 〜 CLOSE 19:00
  • 【休店日】 水曜日
  • 【住所】  〒373-0026 群馬県太田市東本町26−3
  • 【電話番号】0276-55-0903
  • 電車の場合:東部伊勢崎線 太田駅北口から徒歩3分
  • 車でお越しの場合:店舗前に2台駐車可(太田駅前の”市営太田駅北口駅前広場駐車場”や近隣にあるコインパーキングをご利用ください)



昨今、旧いアメ車やヴィンテージハーレー、旧型の国産バイクなどは年々希少性を高めている。ストリートファッションやアメカジ界隈でも、ヴィンテージ感のあるクロージングも人気を維持続けている。

ここで、ご覧頂きたいのが韓国の「NESTSTORE」が発信しているYouTubeチャンネル”백 투 더 네스트(Back to the nest)”。

フリーホイーラーズ代表 安井氏の自社ブランドに対する思いなど、インタビュー動画にしたのがこちら。

旧き良き時代のアメリカを表現された、フリーホイーラーズならではのモノ造りは、アメリカの史実やカルチャー基に、アメリカクロージング通じて歴史感、雰囲気のある”当時の生きている服”などを表現しており、そこにはモーターサイクルでの機能性や利便性をなどを折り込みつつ真摯な思いが感銘を受けた。

空気、雰囲気、時間を作る洋服を作りたい。動画のインタビューでも代表安井氏からは、奥深い自社ブランドの真摯な思いは一味も二味も違ったブランドの意味合いを知った。

自社ブランドに対する想いや表現など見た目以上のカッコ良さもあるが、ブランドコンセプトやそれ以上に自分の身を守ってくれるバイクギアーとしても欠かせない存在と再度認識させられた。


最後に、群馬県ではここのお店にしか取り扱っていない『FREEWHEELERS & CO.(フリーホイーラーズ)』。

また、”FREEWHEELERS&CO. × KLAMP”の別注TシャツやTrucker Capも販売されています。

『FREEWHEELERS&CO. × KLAMP』

アメカジ経験豊富な『KLAMP』店長さん、取り扱っているブランドや商品についての説明など細かなレクチャーしてくれます。

"Rakuten"からの通販の購入も可能ですが、店長さんとの四方山話に花が咲くのも店舗に足を運ぶ甲斐があります。

是非一度足を運びフリーホイーラーズを始めとする人気ブランドの商品を目の前に、恍惚感に浸ってほしい。

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