こんにちは。
早速ですが、クラシックバイク乗り、またまたWオーナーなら誰でも一度は思っている「収納問題」!!
- ツーリング先でのお土産を収納する場所が欲しい
- 梅雨時期や天気が微妙な時、雨具を収納しておく場所が欲しい
- 春秋シーズンの寒暖差、インナー脱着の一時的な保管場が欲しい
などなど、” W " あるある的な困りごとをあげればキリが無く、そんなバイク乗りには欠かせない絶対に欲しい収納スペース。
そして、Kawasaki 「W800」・「STREET」・「CAFE」問わず、W乗りの皆さんも収納力・積載量が少ないことが不便に感じてるはず。
今回は、バイク部品メーカー「KIJIMA(キジマ)」のサイドバッグサポートを使用。他メーカー、他車種問わずに多くのバイクパーツを世に送り込んでいる。Kawasaki Wシリーズも、もちろん豊富なパーツが揃えられている。
Wオーナーなら誰もが”収納力がない”という問題を解決する第一段階として、両側に『サイドバッグサポートの取り付け』作業から取り付け手順をご紹介していこう。
- キジマ サイドバッグサポート ブラック 左用:210-4971〔適用:W800 ストリート/カフェ〕
- キジマ サイドバッグサポート ブラック 右用: 210-4972〔適用:W800 ストリート/カフェ〕
付属部品
- バッグサポート本体 ×1
- M6ナット ×2
- 平ワッシャー 16×6×0.8t(小・薄目) ×1
- 平ワッシャー 22×6.5×2t(大・厚目) ×1
注)W650/400は1、2は使用しません。
用意する工具
- 六角レンチ棒(8mm)
- ラチェットハンドル
- ソケット(10mm)
- ソケット(17mm)
- マスキングテープ(保護テープ)や布
シートを外す
①.シートロックにイグニションキーを差し込む。
②.シートの後側を押さえイグニションキーを時計回りに回す。
③.シートを持ち上げ取り外す。
ETC車載器前後にある「ダンパーゴム」×2ケを外す
「ダンパーゴム」×2ケを手で引っ張りながら取り外す。
ポイント
※ ダンパーゴムを戻す際は、クレ556などの潤滑剤を凸部に塗布しすると容易にセットできる。
ダンパーゴム下の「スペーサー」×2ケを外す
①.「スペーサー」×2ケを、六角レンチサイズ“8mm”で緩め外す。
②.「ETC車載器」を一時的に避ける。
ポイント
※六角棒である程度緩めれば、手回しで緩めることが出来る。
リアフェンダー上面(前後)の「ボルト&ナット」×4ケを外す
①.リアフェンダー上面(前方部)「ボルト」×2ケを、六角ソケット”10”で取り外す。
②.リアフェンダー上面(後方部)「ナット」×2ケを、六角ソケット”10”で取り外す。
注意&ポイント
ここで注意しておきたいことが、ボルト&ナットを外すと、固定されていたリアフェンダーが自重により落ちてくる。
- リアフェンダーが配線で宙吊りにならないように、配線カプラー結合部を抜いておく。
- リアフェンダーが配線で宙吊りにならないように、フェンダーとリアタイヤとの間にスペーサー(当て木やガムテープ等)を挟み込む。
リアサスペンション上部のスタッドボルト取り外し〜サポートをセット
①.リアサスペンション上部のスタッドボルトを、六角ソケット“17”で取り外す。
②.バッグサポートのボルト穴部と、リアサスペンションのスタットボルト部にとセットする。
バッグサポートボルト穴部をリアフェンダー(後方部)にセット
①.両サイドに取り付ける場合、「純正ワッシャー」両方の×2枚を取り外す。
②.左右バッグサポートボルト穴部をリアフェンダー上面(後方部)のボルトにセット。
今回は、左右の両側にバッグサポートを取り付けるので、「付属品ワッシャー④」「純正ワッシャー」は使用しない。
ポイント
・バッグサポート取り付けない反対側には、「純正ワッシャー」の上に「付属品ワッシャー」を入れる。(バッグサポート厚み分の高さを合わせるため)
リアフェンダー上面(後方部)の「ナット」×2ケを仮締め
①.リアフェンダー上面(後方部)ブレーキペダル側「付属ナット&付属ワッシャー」を仮締め。
②.リアフェンダー上面(後方部)シフトペダル側「付属ナット&配線クランクワッシャー」を仮締め。
ポイント
- 「純正ナット」では厚みがあるので締め付けが不可。「付属ナット」に交換し締め付ける。
仮締め状態や外したボルトを本締め〜シートを戻し完了
- 「リアサスペンション スタットボルト」×左右2箇所(六角ソケット:17mm)
- 「リアフェンダー上面(前方部)」×2箇所(六角ソケット:10mm)
- 「リアフェンダー上面(後方部)」×2箇所(六角ソケット:10mm)
- 「ダンパーゴム下スペーサー」×2箇所(六角棒:17mm)
まとめ
しかし終わってみれば所要時間が約1時間と、最低限の工具さえ揃っていれば、自分のようなカスタム初心者や女性ライダーにも取り付けが簡単な作業。
今回のバッグサポート取り付け作業は、片側の取り付けから、紹介した左右のサポート両付けする場合も左右対称の位置にあるので同じ作業手順なる。
また、工具の使用時によるリアフェンダーやその他カバー類に外傷を気に掛けながらの作業となり、愛車を守るにはマスキングテープや布を被せることをオススメする。
是非Wライダーの方、記事を参考に収納性・積載量バージョンアップの第一段階のカスタムに挑戦してみて欲しい。またWシリーズでも、「W800」や「STREET」のクラシカルバイクに合う、ブラックと値段がさほど変わらないメッキ色の方もオススメする。
- キジマ サイドバッグサポート メッキ 左用:210-4981〔適用:W800 ストリート/カフェ〕
- キジマ サイドバッグサポート メッキ 右用: 210-482〔適用:W800 ストリート/カフェ〕
次回は、キジマのサイドバッグサポートにジャストする、コチラのサイドバッグのご紹介と取り付けを説明していこう。
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