こんにちは。
人口減少や少子高齢化による昨今、それに追従するかのように日本の各地方では過疎化が続いており、昔の学校などが徐々に廃校が増加傾向にあるのは現実視されています。
また、地方に足を運べば目に入るのは、崩れる寸前の”廃墟”や未だ未だ住める”空き家”。
当時は多くの生徒が通っていたであろう小学校・中学校の廃校の跡地。
しかし、そんな不要になった建屋を再利用し、”古民家カフェ”や”ゲストハウス”などで甦らせるオーナーさんも増え続けています。
他にも全国各地に存在する廃校の跡地を再利用する地域も少なくありません。
有名の所を上げると千葉県「道の駅保田小学校」は、千葉県安房郡鋸南町にある道の駅として再利用され客足も復活しています。
そして、今回紹介する埼玉県の秩父郡は皆野町の山中にある「立沢分校跡地」を再利用したカフェも一例です。

そして、埼玉県は秩父郡の皆野町にある里山の廃校となった分校の跡地。
それは今回ご紹介するのは、『天空の楽校(てんくうのがっこう)』。
里山の中腹部に位置した眺めで飲食するには最高のロケーションとなり再活用されています。

楽校(外観)
食堂
『天空の楽校(てんくうのがっこう)』と大きく掲げた校舎兼厨房に常時、スタッフさんが待機されています。
メニューのオーダーから料金は前払いとなっています。

楽校(駐車場)
バイクの方は、校内に「二輪車専用駐車場」が設けられています。
県道284号線から校内の敷地内に入る際は、下りの砂利道となり足場が不安定なので注意してください。
駐輪場は舗装されているので安心して、片足スタンド・両足スタンドを立て易いように整備しています。
車の方は、徒歩5分のところの無料の駐車場が設けてあります。
こちらは舗装されていなく、車両の区画線は設けられていないので、駐車の際は一般常識内でお願いします。
車両は並列に駐車すれば10台くらいは駐車可能。
駐車場から入り口までも歩いて5分以内です。

食事メニュー
今回、一度は食すべき秩父新名物”角煮ちまき”を注文。
その他に、”ちまき”以外には”釜焼き”メニュー”などが豊富に用意されています。
台湾の人気中華ちまきのレシピをもとに、日本の出汁文化を合わせ日本人好みにアレンジているそうです。
各メディアで取り上げられ反響や問い合わせをたくさんいただいたため、遠方の方でもなんと通信販売も購入可。
他にも、手ぶらでBBQセット(お肉や野菜など)もあり、校庭に設置されたテラス席で開放感と食の楽しみを是非。
ふるさと納税
「ふるさと納税 皆野町返礼品」
- 人気No.1:天空のちまき角煮 6個入り
- 人気No.2:天空のちまき 5種類 10個入り
メニュー
メニュー
- 天空のちまき(角煮、鳥ごぼう、ベーコンチーズ、青じそチキン、牛すじカレー、海鮮、うなぎ)
- 天空の窯焼き(スペアリブチーズかけ、3種のソーセージチーズかけ、希少部位カシラの味噌マヨネーズ、砂肝とハツと鶏皮炒めチーズかけ)
- BBQセット(※要予約)
- ドリンク、スイーツ、アルコール類
校庭のテラス席
席は自由席となっています。
伺ったこの日の校庭内に響くBGMは、レゲエの神様”Bob Marley”がサウンドが響き渡り、レゲエミュージックが楽園的なムード。
校庭の一角には、ライブ出来るステージに、マイクスタンド、スピーカー、ギターなどの音響機材や照明設備も完備されています。
最高の”居・食・音”を感じれる。
演奏したい方やライブに興味のある方は気兼ねなく楽しめる空間に参加されてはいかがでしょう。
角煮ちまき
こちらは注文を受けてから作り始めているので熱々。
中国が起源の料理と言い伝えのあるちまきに角煮をアレンンジした”角煮ちまき”を注文。
竹の皮に包まれており、皮を開いた途端に蒸し立て熱々の食のそそる香ばしい匂い。
もち米や具材に味が染み込んでいるので、中華風のおこわ。
校庭のテラスオープンで、開放感に包まれながら食すちまきのもちもちの食感がやみつきになります。

昭和みゅーじあむ(教室)
この夏の暑い時期、日差しを避けたい方や冷房が効いた場所で食事がしたいという方は、教室のひとつにエアコンが効いた室内休憩場があります。
教室内を改装した昭和の雑貨類を展示した「昭和みゅーじあむ」。
扉を開けた瞬間から、昭和時代へ一気にタイムリープしたような昭和当時のアイテムがあちこちに。
懐かしい昭和世代の方も、青春時代を思い出してしまうでしょう。
初めて見る世代の方も、当時の流行などを楽しめるのも間違いなし。
こちらの室内でも飲食は可能なので、”ザ・昭和”の時代モノが所狭しと展示され雰囲気に囲まれながら楽しんでください。
注意事項
教室内で食べ終わったら、食器は返却口に運びましょう。

Date&Access
関越自動車道「花園IC」から国道140号線を下り(そのまま下道でもOK)、有料道路”皆野寄居道路”を抜け、皆野町の市街地から県道284号線を城峯山・秩父市吉田方面へ。
県道284号線を”秩父温泉 満願の湯”を左手にそのまま道なりに進んでいくと、”秩父華厳の滝”を素通りし山間の中腹部にひっそりと佇む「天空の楽校」。
【住所】
〒369-1626 埼玉県秩父郡皆野町上日野沢652
【営業時間】
〔平日〕11:00〜17:00/〔土日祝〕10:00〜18:00
【定休日】
毎週水曜(12月中旬〜3月中旬間、冬季休業)
【車・バイクの場合】
関越自動車道 花園I.Cから国道140号で秩父方面へ約30分。
皆野町役場入口から約25分。
【電車・バスの場合】
秩父鉄道 皆野駅から皆野町営バス 日野沢行きで約35分。
”天空の里”下車。(バスの本数が少ないのでご注意ください)

お店の目の前にある町営のバス停。
運行本数は1時間に1本程度のため、公共機関やバスでお越しの方は帰りの時間の確認もお忘れなく。

Social
最後に、校内の紹介や撮影などにご協力させていただいた『天空の楽校(てんくうのがっこう)』さん、SNS活動も頻繁に更新されています。
主に、イベントの紹介から開校日(休校日)、新情報が”X”の”Instagram”から、タイムリーにPostされますので、是非フォロー&チェックしてみて下さい。
こちらXにあるポストが快晴時の”UMIテラス”。
山々に囲まれた海の家のような雰囲気は、日々の日常を現実逃避させてくれる極上の癒しをご提供。
”アジクリさんの里山繁盛記”は第1話から第16話まで完結編となっておりますので、是非ご鑑賞下さい。

まとめ

皆野町の自然も豊かで、春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪化粧。四季折々の景観が楽しめます。
昔に分校であった跡地を活用した「天空の楽校」でキャスト募集中です。
SNSの投稿からのお知らせもチェックしてみてください
まだまだ、”みんなの皆野”町の魅力は沢山あるので、これからの紅葉シーズンにも出掛けたくなる観光地ですね。
最後に、天空の楽校のスタッフさんから教えてもらった、帰りがけにサッと寄れる皆野の穴場の観光スポットをご紹介します。
今年も7月から真夏日や猛暑日が連日続く日には、見ているだけで涼がとれる”滝”。
落差や規模感は大きくはないですが、訪れる人も少なく穴場にして、駐車場から滝つぼまで徒歩10分から15分で行けていまう「秩父華厳の滝」。
詳しいアクセスなどの情報はこちらの記事をご参考ください。
