こんにちは。
東京都では”敷地面積760坪”、2,500㎡を超える都内最大の敷地を誇り、東京都内最大の新世代型店舗『Harley-Davidson Nishi Tokyo(ハーレーダビッドソンシティ西東京)』がグランドオープンしました。
2025年7月9日プレオープンセレモニーを皮切りに”株式会社ハーレーダビッドソンジャパン玉木社長、株式会社ハーレーダビッドソンシティー上村代表、来賓の方々によるテープカットから進行され、7月12日(土)から一般公開となる”グランドオープン”へ。

筆者は、2025年7月13日(日)、グランドオープン二日目に足を運んでみたので、超最新型店舗ハーレーフューエルディーラーをご紹介します。

Entrance

”FUEL DEALER”とは…
ハーレーダビッドソンのグローバル基準に適合する最新のストアデザインプログラム“FUEL(フューエル)”を採用する新世代型店舗のこと。
“FUEL”は、2022年にスタートしたハーレーダビッドソンのストアデザインプログラムの呼び名。
メーカーによると、入念にデザインされたスペースや特徴的な要素を複数導入した店舗設計に加え、デジタルエクスペリエンスやグラフィックなどから伝えるメッセージと連動し、ユニークかつ“本物の”ハーレーダビッドソンの体験を味わえるディーラー。

新青梅街道沿いから、大量のハーレーが整然されたアプローチを抜け、奥にある駐車場へ。
エントランスを過ぎアプローチを抜けると奥の敷地には、都内では珍しい自動車18台分の駐車場が完備されています。
流石の大型ディーラー、敷地面積は760坪、2,500㎡を超える圧巻の広さをもつディーラーへと生まれ変わった『ハーレーダビッドソンシティ西東京店』を既に感じます。
試乗車コーナー

豊富にある試乗車から、今回のグランドオープンでも多くのライダーが試乗されていました。
西東京店舗ペイント

こちらはデカデカとした白鷹イメージされた「NUTS ART WORKS(ナッツアートワークス)」さんによる手書きの西東京サインアートボード。
ここは西東京ならではの人気の"フォトスポット"になること間違いなし。
オープン連日は、アート前にセルフィー待ちのお客さんで並んでいます。
こちらのアート前で今後の納車式も開催される予定。
今や引っ張り凧の「NUTS ART WORKS(ナッツアートワークス)」さんでは、オリジナルTシャツやバンダナもon-lineで販売されています。
Detail
日本を代表するサインペインター。
1996年にサインペインターとしての経歴をスタートし、東京を中心に数多くのショップサインやブランドのグラフィックを手掛けてきた手描き看板屋。
作品集の発売や国内外での個展の開催など精力的に活動しています。
引用元:NUTS ART WORKS
ご存知の方は多いと思いますが、原宿の新観光名所となりつつある”タトゥースタジオYAMADA”。
日本一有名な看板屋さんにスタジオの外壁をペイントを様子がInstagramに投稿されているのでご覧ください。
Store Interior ①
オレンジカラーのバー&シールドの入り口に、大きな自動スライドドアから覗くと早速、店内でお客さんが賑わっています。
では早速入店してみましょう。
入り口には、関係各社さんからお祝い花束や多数の交渉欄が整然に並べられています。
ショールーム

筆者が一番最初に目に飛び込んで来たのは、入店した瞬間に天井の高さがあり開放的空間が感じられました。
なんといっても、ショールーム中央にある大きなツリーのような支柱はまるで、地上から空に向かって人工の木が支えるような店舗の支柱。
この大きなツリーをイメージした支柱は、ショールーム内の中央や窓際に3〜4本あり、ツリーがまるでシンガポール植物園の”ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ”にある「スーパーツリー」を彷彿させるような空間。
”大型デジタルサイネージ”

次に現れたのが、ハーレー正規ディーラーでは初の試みとなった”大型デジタルサイネージ”。
自分がアメリカ大陸を走っているようなライディングイメージに浸れます。
筆者も国内外のバイクディーラーをお邪魔しましが、こちらの”大型デジタルサイネージ”は初めて体験しました。
”デジタルサイネージ”とは…
屋外・店頭・公共空間・交通機関など、あらゆる場所で、ディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報を発信するメディアを総称して 「デジタルサイネージ」と呼びます。
ディスプレイの発展、デジタルネットワークや無線LANの普及とあいまって、施設の利用者・往来者に深く届く新しい市場が形成されています。
デジタルサイネージとは、ディスプレイやタブレット端末などの電子媒体を使用して広告や看板、掲示板などの用途で情報を発信するシステムの総称です。
店内外のラウンジ
上村社長も式典の挨拶で仰られていた、”ライダーやノンライダー同士がコミュニケーションを図れる場を設けたい”。
ラウンジには多くの観葉植物、ウッドチェアーやテーブルが並べられ、ツーリングの疲れの癒しやお客さん同士のコミュニティの場にもなります。
ハーレーオーナーズに限らず、ショップに来られるお客様でもご利用可能。
点検やカスタム作業を待つ間や仲間との集いにも有意義な時間を過ごせそうなカフェテリア。
しかし、グランドオープン2日目となる猛暑日は、店舗内にもある広いラウンジをご利用ください。


Store Interior(Motorcycle)
最新車両からUsed車両まで豊富に取り揃えられ、その他カスタムの参考になる純正パーツコーナーや、ゆっくりと車両を眺められる室内ラウンジまで設けられています。
マッドブラックのブレイクアウトやストリートボブなど、多く展示されていますが一部ご紹介します。
新車 販売車両

ハーレーダビッドソン史上最強のパフォーマンスバガーであり、レーストラックのバガーにインスパイアされたデザインと、高性能コンポーネントが特徴の早速、2025 CVO ROAD GLIDE ST(Hot Lap )が入荷致しています。
MODEL | 2025 |
TYPE | CVO ROAD GLIDE ST |
エンジン | ミルウォーキーエイト121 ハイアウトプットエンジン |
トリム | Black |
カラー | Hot Lap (+ ¥ 825,000) |
車両本体価格 | ¥ 6,443,800 |
MOTOAMERICA® KING OF THE BAGGERS™ レースのバイクからインスピレーションを得たCVO Road Glide STは、軽量のカーボンファイバーパーツ、レースからインスピレーションを得た電動アシスト機能、MILWAUKEE–EIGHT®121高出力V-Twinエンジンを搭載し、レースでも通用するパフォーマンスとエンジニアリングを公道で楽しめます。
引用元:Harley-Davidson JAPAN
認定中古車
上質な認定中古車の入荷情報や紹介は今後、西東京のYouTubeでご紹介されると思うので、そちらを参考にしてください。
認定中古車コーナーでは、児玉店長による”XL 1200X FORTY EIGHT”の車両説明中。
お仕事中なので、お話しすることが出来ませんでした。
他にも豊富な認定中古車両が展示されているので、実車の確認は、スタッフさんに声掛けしてみよう。
展示車(Not for SALE)

Detail
1948年製のFLをイメージし、1997年の時代に甦らせリリースとなった「FLSTS Heritage Springer(FLSTSヘリテイジスプリンガー)」。
本機FLSTSヘリテイジスプリンガーが発売された97年の時点では、同じスプリンガーフォーク採用モデルのFLSTCソフテイルカスタム。生産期間は97年から99年まで。
3年間という短いイヤーモデルでしたが、初年度モデルだけでも約6600台の生産台数を記録しています。
ラウンジの奥には、1913年に登場し、日本に初めて輸入されたといわれる「モデル9-E」が展示されていました。
112年前に当時日本の地を滑走していたハーレーダビッドソン。
外観はまるで自転車のような面持ちだが、排気量が1000cc。

◼️エンジン型式空冷4ストロークIOE45度V型2気筒(F-HEAD)
◼️排気量: 1,000cc
1903年にハーレーダビッドソン1号が誕生。
その10年後となる1913年に登場したのが「モデル9-E」で、日本に最初に輸入されたと言われています。搭載されている1000ccストロークVツインエンジンは、点火にマグネトー方式、吸排気にIOE(インテークオーバーエキゾースト)方式を採用。
シリンダー断面がアルファベットの「F」に見えることから「Fヘッド」と呼ばれました。当時のVツインエンジン搭載モデルのラインナップは、ベルトドライブのD系、 チェーンドライブで変速なしのE系、チェーンドライブで多段式のF系など。
やがてチェーンドライブが主力になり、D系は1912年を最後に姿を消しました。このモデルのエンジン出力は8馬力で、最高速度は約90km/h。
シャシーはシングルクレードルフレームにスプリンガーフォーク、前後2Bインチホイールを採用していました。また、近代に通ずる最新技術が盛り込まれているのが特徴です。1912年モデルから採用されたサスペンションつきのフルフローティングシートで、 快適な乗り心地を実現。クラッチ機能を備えたフリーホイルコントロールにより、操作性も大幅に向上しています。
1913年モデルの当時の価格は350ドル。生産台数は6732台。
引用元:車両説明サインボード
1909年(日本では明治42年)から現在までの”歴代エンジン”を時系列にまとめてみたので参考にしてくだい。
- 1909年:ATMOSPHERIC V-TWIN
- 1911~1929年:F-HEAD
- 1929~1973年:FLAT HEAD(フラットヘッド)
- 1936〜1947年:KNUCKLE HEAD(ナックルヘッド)
- 1948〜1965年:PAN HEAD(パンヘッド)
- 1966〜1969年:EARLY SHOVEL HEAD(アーリーショベル)
- 1970〜1983年:LATE SHOVEL HEAD(コーンショベル)
- 1957〜1983年:(アイアンショベル)スポーツスター
- 1984〜1999年: EVOLUTION(エボリューション)
- 1999〜2017年: TWINCAM(ツインカム)
- 2017〜現在:Milwaukee-Eight(ミルウォーキーエイト)
- 2019年~現在:LIVEWIRE(ライブワイヤー)
- 2021〜現在:Revolution Max(レボリューションマックス)水冷エンジン

Store Interior②
Wear & Goods
店舗の奥に進むとハーレー好きなら、これは終日レベルで楽しめると直感するはず。
とにかく広々とした空間に隅々まで、見たいもの尽くしで何処からどうに見ていくか・・・。
シティグループとして、ウェアーやグッズにも販売促進に力を入れているトータル的なエナジー力が高さを感じます。
今回は、オススメしたいところが多過ぎので、残念ですが一部をご紹介。
やはり、目を付くのは壁面一面には新作のハーレーダビッドソンシティTシャツが勢揃い。
流石の新店舗なだけに、Tシャツを什器だけで終わらないのが”新店舗西東京店”の凄さ。
デザイン性は、フロントはバーアンドシールドから定番のスカル系まで、多様なデザインはお好みに合わせて揃っています。
バックプリントは”Harley-Davidson CITY”や”日本”、”東京”などの漢字デザインが施されています。
他にも夏のシーズンにはマストアイテムとなる、ノースリーブやタンクトップまでも用意されいます。
サイズ、カラバリ、在庫数を含め揃っていますので、ぜひスタッフさんに声掛けしてみてください。


グランドオープンとなる7月12日から、”30周年記念Tシャツ”や新作の”ハーレーダビッドソンシティオリジナルTシャツ”が一斉に販売開始。
筆者はオープンから二日目の訪店であったため、売れ筋のTシャツはほぼほぼ品薄状態。
スタッフさんに訪ねると、一番人気はやはり”30周年記念TシャツのホワイトのLサイズ”。
あと数枚なので後日、姉妹店となる川越店から補充する予定だそうです。

MODEL | ハーレーダビッドソンシティ30周年記念Tシャツ |
サイズ | S,M,L,XL,XXL |
カラー | White/Black |
車両本体価格 | ¥ 4,900(税込) |


その他にも、キャンプチェアーやキャップなどが勢揃いされ、各ラックあるハーレーグッズが徐々に品切れ状態に。
また、グラスやバンダナなどはプレゼントにも喜ばれますので是非いかがですか。
スタッフさんとの歓談や商品の物色、試着で、ウェアーコーナーだけで半日〜終日、楽しめること間違いなし。

整然と並べられたパーツやアクセサリーは、自分の愛機のカスタムイメージを大いに盛り上げてくれます。
純正パーツ”エンパイヤシリーズミラーブラックとコントラストが各カラー5セットずつ限定”30%OFFと大盤振る舞い。

Date & Access
店内のラウンジには、現在地から関東圏・甲信越付近を示すMAPが掲載されています。
お客さん同士でツーリングコースを共有できる場にもなっています。

【営業時間】 OPEN 10:00〜CLOSE 18:00
【休店日】 毎週水曜、第3木曜は定休日
【住所】 〒188-0011 東京都西東京市田無町7丁目19−29
【電話番号】 042-465-0080
【営業公式LINE ID】 @hdnishitokyo
【ウェア公式LINE ID】 @659zkrfs (URL : https://lin.ee/3dXEPGK)
【車・バイクの場合】関越自動車「練馬IC」約30分から新青梅街道へ。
【電車の場合】西武新宿線「田無駅」徒歩10〜15分
東京都西東京にある『Harley-Davidson City西東京』のGoogleMapはコチラ。
新青梅街道沿いへと移転し、敷地面積は760坪、2,500㎡を超える圧巻の広さをもつディーラーへと生まれ変わった「ハーレーダビッドソンシティ/西東京店」。
東京都内で最大規模の大型店舗にはクルマの駐車場を18台完備。
バイクはもちろんクルマでも気軽に足を運ぶことができます。
Social
今やハーレー界隈で人気のハーレーダビットソンシティグループのYouTubeやInstagramからは、営業日や入荷情報がタイムリーにPostされますので、是非フォロー&チェックしてみて下さい。
まとめ
最後に、今回ご紹介させていただいた『ハーレーダビッドソンシティ西東京』。
店内の散策や商品の物色など気付けば半日は近くは滞在していたような気がします。
それだけ有意義な時間が過ごせたと思います。
やはり『ハーレーダビッドソンシティ西東京』さんの強みは、東京都でありながら広大な敷地に魅力なバイク、豊富なウエアー、寛げるラウンジなど、お客さんを飽きさせないアミューズメント的な感覚のお店と感じました。
7月12日・13日限定となる来店者に限り、”CITYオリジナルマフラータオル”、”30周年記念バッチ”をいただきました。

最高な1日となりました、次回は『ハーレーダビッドソンシティ西東京』31周年記念イベントにお邪魔したいと思います。

