こんにちは。
前記事の「【ハーレーカスタム】”ファットボブ” マフラーセット交換の手順(取り外し編)」に続いて、今回はマフラーセット取り付け編です。
基本は、取り外し編から逆の作業を行なっていきます。前回の取り外し編を閲覧されたい方は、コチラ↓をご参照ください。
今回は、ファットボブの車両のBLACKOUTカスタム。ハーレー純正「スクリーミンイーグル」のマフラーセットの交換手順をご紹介します。
FATBOBの一番の特徴でもある2本出しのマフラー周り、純正のエキゾーストパイプガードにはゴールド、サイレンサーにはシルバーの配色となっていますが、ボディー色のデニムブラックと統一感を出すため、全体的にBLACK OUT仕様にカスタマイズしていきましょう。
今回購入した中古アイテムは、ハーレーパーツ中古ショップや某ネットフリマサービスなど、暇な時間にでも気にして見ていると案外安価で出品されています。皆さんも隙間時間にでも見ていると何か見つかるかも。
- 「スクリーミンイーグル ストリートキャノンマフラー」
- 「スクリーミンイーグル サテンブラック コレクターシールド」
- 「スクリーミンイーグル サテンブラック エキゾーストシールドキット」
用意する工具はコチラ、ハーレーはインチサイズをご用意ください。ツールボックス一式あれば問題ないでしょう。
用意する工具
- トルクスドライバー(T25)
- ナットドライバー(5/16)
- ラチェットハンドル(9/16)
- 六角レンチ棒(3/16)
- プライヤー
- マスキングテープ(保護テープ)や布
下段マフラーを取り付ける
①.下段のマフラーを左右に揺らしながらエキゾーストパイプに結合する。
②.BRKTの穴位置を合わせ、六角ボルト(3/16)×2箇所を本締め。
③.エキゾーストパイプの結合部にマフラークランプのナット(9/16)を本締め。
ポイント
※マフラーBRKTのボルト穴位置×2ヶ所は、センター位置を目安に合わせ位置決めをしておく。
※逆手でマフラーを締め付け位置に支えながら、ボルトは手締めで止まる所まで締めける。
※エキゾーストパイプとマフラーとのセット位置とは異なる。(スライド画像4枚目:ノーマルマフラー白線位置)
上段マフラーを取り付ける
①.上段のマフラーを左右に揺らしながらエキゾーストパイプに結合する。
②.BRKTの穴位置を合わせ、六角ボルト(3/16)×2箇所を本締め。
③.エキゾーストパイプの結合部にマフラークランプのナット(9/16)を本締め。
ポイント
※【外傷対策】工具が干渉するおそれがあるので外傷防止として、マフラーにマスキングテープを貼るのをマスト!
※マフラーBRKTのボルト穴位置×2ヶ所は、センターを目安に合わせ位置決めする。
※逆手でマフラーを締め付け位置に支えながら、ボルトは手締めで止まる所まで締めける。
※ボルトを取り外すスペーシングが狭いので、六角レンチ棒をプライヤーで回す方法をオススメ。
※エキゾーストパイプとマフラーとのセット位置とは異なる。(スライド画像5枚目:ノーマルマフラー白線位置)
上下段のマフラーショートカバーを取り付け
ホースバンドの六角ネジ(5/16)×2箇所を仮締め状態にする。
ポイント
※カバー取り付け時には、ボルト穴位置を調整しながら仮締め状態でOK。
※ホースバンドは緩めていくと、押し方向にズレていくので逆手で押さえておく。
※パッセンジャーフットペグは倒して置く。
エキゾーストシールド・コレクターシールドの位置やボルト穴位置を合わせる
①.「エキゾーストシールド(前方部)」ホースバンドの六角ネジ(5/16)×2箇所を仮締め。
②.「エキゾーストシールド(後方部)」ホースバンドの六角ネジ(5/16)×2箇所を仮締め。
③.「コレクターシールド」トルクスネジ(T25)×6箇所を仮締め。
ポイント
※エキゾーストシールド前後部とコレクターシールドの合わせ部位はコレクターシールドが覆うように取り付ける。(スライド画像3枚目参照)
※上下段マフラーカバーと、コレクターシールド後方の4点はトルクスネジを1本ずつ、向きや位置を調整しながら仮締めしていく。
※ホースバンドは緩めていくと、押し方向にズレていくので逆手で押さえておく。
※パッセンジャーフットペグは倒して置く。
全体のシールド位置を決め、仮締め状態のボルトを本締め〜完了
- 「マフラーショートカバー」×上下2箇所(ナットドライバー:3/16)
- 「コレクターシールド」×6箇所(トルクスドライバー:T25)
- 「エキゾーストシールド(前方部)」×2箇所(ナットドライバー:3/16)
- 「エキゾーストシールド(後方部)」×2箇所(ナットドライバー:3/16)
まとめ
今回の取り外し〜取り付けまで作業を行なってきましたが、一番時間費やしたのはやはり、”上段マフラーBRKT”の2点ボルトは、締め外しのスペーシングがないので六角レンチ棒にプライヤーを使うとは初の試み。
また、工具の使用時やステンレス製のホースパイプによる、ボディーフレームやカバー類に外傷を気に掛けながらの作業となり、愛車を守るにはマスキングテープはマストアイテム。
しかし終わってみれば所要時間が約3時間と、自分のようにカスタム初心者でも問題なく作業することができます。
記事内容が少しでも参考になればうれしく思います。それではまた!