【ショット】”THE BIKERIDERS”×” VANDALS JACKET#568”本国発売

こんにちは。

1913年よりニューヨークにて、Irving Schott（アーヴィン・ショット）とJack Schott（ジャック・ショット）の兄弟がレインコートを作る工場としてスタートさせたSchott（ショット）。

なんと2023年は、創立110周年を迎えたAnniversary Year.

Schottが生み出した、世界で初めてフロントジッパーを採用したライダースジャケット『Perfecto』シリーズや星型のスタッズをエポレットに配した『ONESTAR』は、発売から50年以上が経過した今日でも世界中で多くの人々に愛用されている。

ライダースジャケットと言ったらやはり『Schott』。アイコン的存在となる”ONESTAR”。

今回の記事はバイカー、ライダー、ハーレーオーナー、バイク好き、映画好き、バイクに興味のある方なら絶対に必見。

昨年11月29日に日本での公開され話題となったアメリカのバイク映画『THE BIKERIDERS』をご覧になったでしょうか？

主な内容は、1960年代シカゴのバイクライダーズ”VANDALS（ヴァンダルズ）”をストーリーを映画化され、当時のシカゴの景観や文化、もちろんバイク、革ジャンなど、アメリカの情景を奮い立たせる映画。

昨年末に公開されたのを機に、ヴィンテージハーレーや革ジャンの再燃となりライダー市場を賑わせてます。

Austin Butler主演のバイク映画「THE BIKERIDERS」でキャストの衣装担当を担ったデザイナーErin Benach氏。

After featuring many of our jackets in The Bikeriders, we jumped at the chance to work with costume designer Erin Benach again to create an exclusive limited edition jacket inspired by the D-pocket leather jacket worn by The Vandals motorcycle club leader Johnny in the film.

『バイカーズ』で当社のジャケットが数多く登場した後、私たちは再び衣装デザイナーのエリン・ベナックと協力し、映画の中でヴァンダルズ・モーターサイクル・クラブのリーダー、ジョニーが着用したDポケットのレザージャケットにインスピレーションを得た限定版のジャケットを制作するチャンスに飛びつきました。

出典元：『Schott N.Y.C』

バイクに乗るためのライディングギアとして、国内外に数多くある革ジャンブランドの中で「どれがいいのか！？」「どれが自分に合ってるのか！？」ライダース購入を迷われている方へ、参考までにオススメの革ジャンを紹介するコンテンツとなっています。

今回、筆者がオススメするひとつとして「Schott NYC」U.S LINE のみでの扱いとはなってしまう「VANDALS JACKET#568」をご紹介します。

History（歴史）

SchottPerfecto®OneStarの3ポケットのデザインは、1940年代後半にまでさかのぼります。当時、この革製のオートバイのジャケットは、単に「Perfecto®」または「Beckモデル999」（Schott製）と呼ばれていました。小さなコインフラップポケットは、50年代初頭に提供されたカスタムオプションとして始まりました。 1955年までに、このコインポケットは、「Perfecto®OneStar」として知られるこのバイカースタイルのジャケットの標準機能になりました。

マーロン・ブランドがその象徴的な古典映画「乱暴者」で彼のパーフェクト®を着用して、最もクールなものを象徴した後、それは最高のオートバイジャケットであると考えられ、主流の人々の注目を集めました。もともとは「ワンスター」と呼ばれていましたが、50年代半ばに、全米の学校で1年間正式に禁止されました。一部の人々は、この行動が、「ワイルドワン」傾向を持つアメリカの若いレネゲードにとってSchottPerfecto®をさらに望ましいものにするのに役立ったと信じています。教育委員会はそれを燃やしたいと思っていました、そして若い反逆者はそれを買うためにすべてのペニーを節約しました。当時、このジャケットは50ドル近くで販売されていました。これは、ガソリンスタンドの係員が1時間に50セント稼ぐ場合、約100時間の作業に相当します。

Brandoが着用したカスタマイズされた非対称の革製オートバイジャケットは、1950年代の若者にとってなくてはならない反体制のシンボルになりました。このレザージャケットの注文が急増したため、Irving Schottと彼の息子のMelは労働力を増やし、Schottの工場を拡張しました。 1960年代半ばまでに、Perfecto®メンズジャケットも新たなロックンロールムーブメントに追いつきました。繰り返しになりますが、売り上げの増加により、ショットはニュージャージー州パースアンボイのキングストリートにある現在の工場から成長しました。その後、まだニュージャージーにあるいくつかの新しい工場で、ショットは私たち全員のワイルドサイドのためにこの象徴的なアメリカンクラシックバイクジャケットを誇らしげに続けています。

引用元：『Schott N.Y.C』

ライダースジャケットとは

新品の袖を通した人なら分かると思うが、特に牛革は硬く購入から数週間はまるで拘束具のように体の自由が奪われ、バイクに乗るだけで疲れてしまう。

しかし決して無駄な装備はなく、一つ一つのパーツに全て意味を持たれているからこそ今の時代もバイカーに重宝しているライダーズジャケット。

しかし、ショットには先見の明がありライダースジャケットの機能性や実用性、今も尚変わることのないデザイン性などを世に生み出し、不易流行の理念を持ちつつも卓越した技術は進化し続け現在に至っている。

• エポレット：もとは装備品を固定したり、階級章を付けたりする目的で軍服に装備されていたエポレット
• アクションプリーツ：両腕の肩に装備されたマチのような部分は、可動域を広げライディングポジションを取りやすくするよう、腕の付け根にプリーツが設けられている
• ライディング時、常に受ける走行風や転倒時の身を守るオールレザー素材を使用
• ライディング時の姿勢を考慮したフロントの斜めジッパー
• 人体（腰や腎臓）を保護する目的のキドニーパッド（キドニーとは肝臓の意。未舗装道路を走る際など、バイクの振動から腰を守るため装備されるパッド）
• 外気から走行風の侵入を防ぐ遮風性の高めたカフスジッパー、ウエストベルト
• 小物が落下しないようジッパー付きポケット

Style #568

今回ご紹介するのは現在アメリカ本土のみで発売中のスタイルNo.568。

商品名は”SCHOTT NYC x THE BIKERIDERS THE VANDALS JACKET”、老舗レザーブランド「ショット」と映画「バイクライダーズ」のコラボ商品となる革ジャン。

商品名	SCHOTT NYC x THE BIKERIDERS THE VANDALS JACKET
スタイル	STYLE: 568
カラー	Black
サイズ	S（Pre Order）/ M / L / XL / XXL
本体価格	1250 USD ￥190,000（1ドル=153円 換算）
生産国	Made in U.S.A

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前見頃

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後見頃

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Dポケット

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ライニング

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ベルト

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ラベル

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"PERFECTO" Labels

ラベル（通称）	年代	ラベルデザイン
Horsehide Label （馬タグ）	1950年後半〜1960年代中頃	黒生地に金の文字”PERFECT”と馬の頭部が刺繍
Ribbon Label （リボンタグ）	1950年後半〜1960年代	黒生地に”PERFECT”白リボン
Bull & Cactus Label （サボテンタグ、黒牛タグ、黒サボテンタグ）	1960年代後半～1970年代前半	黒生地に牛やサボテンがデザイン刺繍（本体のタグ下にサイズタグのみ）
Bull Label （牛タグ前期）	1970年代前半～1970年代後半	白生地に”PERFECT”黄色タスキ、”by Schott Bros”（サイズタグのみ）
Bull Label （牛タグ後期）	1980年代前半～1980年代中頃	白生地に”PERFECT”黄色タスキ、”by Schott N.Y.C”（星条旗タグとサイズタグ）
Motorcycle Label （バイカータグ前期）	1980年代中頃～1980年代後半	白生地に”PERFECT”黄色タスキ、”by Schott N.Y.C”（星条旗とサイズ）ライダーは黒の革ジャンにバイクはカール仕様
Motorcycle Label （バイカータグ後期）	1980年代後半～1990年代	白生地に”PERFECT”黄色タスキ、”by Schott N.Y.C”（星条旗とサイズ）ライダーは全身黄色のつなぎ服
Emblem Label （エンブレムタグ）	日本 現行モデル	黒生地に白字の”Schott”に、赤と黄色のエンブレム
ー	USA本国 現行モデル	黒生地にグレー”Schott”

補足　（革ジャン用語）

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まとめ

たくさんあるレザーブランドある中で、" なぜショットなのか？ "

今年（2025年）112周年を迎えたショットだが1世紀を超えるアメリカ老舗ブランド。

確かに”高額ないい革ジャン”は、世に多く生み出されているがまずは自尊心を大事にしたい。

バイクや車選びと同じで自分がこれが好きで”これに乗りたいから乗る”感覚と同じで、「革ジャンも着たいものを着る」。

ショットの豊富なラインナップには必ずしも誰もが心を揺さぶられる名作がある。

大切なのは、「いい革ジャン」を選ぶのではなく「自分が気に入った革ジャン」を選ぶこと。

日本の革ジャン好き界隈でよく耳にする、革ジャンの沼に一旦はハマり各ブランドのモノが着たくなるが結局は、”Schottに始まりSchottで終わる”。

安い買い物ではないので、お近くのショットストアに足を運び、見て、触って、試着して”インスピレーション”感じたりして、着たい革ジャンを選んで欲しい。

そこには、ただショットの商品を買うのではなく、”100年以上培ったショットの歴史”を手にし、自分のモノとなったその時から20、30年と長い人生をショットの革ジャンと共に歩んで欲しい。

『VANDALS JACKET#568』日本での発売される情報は未だに販売予定はないが、是非試着してみたい一着。

最後に・・・

最後まで今回の記事を読んでいただきありがとうございます。

ここで悲報となるお知らせです。

まだショットジャパンのオフィシャルな場での公開はしていませんが、2025年4月1日〜国内で販売されている全てのラインアップが価格改定の情報を入手しました。

事実を確かめるべく、ショット直営の数店舗に確認を取ったところ情報は間違いないようです。

価格の上がり幅は、3万〜8万円とレンジは広くモデルによって異なるそうです。

現在の在庫品に関しては、値段の据え置きはなく4月1日から全体ラインナップが総上げとなるそうです。

例えば、Schott代名詞　”#613 ONESTAR などのMADE IN U.S.A品”は、3万の値上がりが確実だとか。

その他モデルについては、現時点では詳細な情報はなくムートンなどが3万円以上を予定しているとこのこと。

詳細は、こちらの記事をご覧ください。

あと1ヶ月となり、価格改定前の駆け込み需要が高まることは確実、詳細はオフィシャルでの公開を待つのみ。

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