こんにちは。
今年も待ちに待ったゴールデンウィークシーズンとなり、海外旅行を予定していた方も少なくないと思いますが、近年の円安影響もありアウトバウンド市場は低迷し、ハワイではラーメン一杯で値段は約$20、 日本円に換算すると約3,000円程する時代。
これでは海外旅行に行けたとしても旅先の出費は心苦しいでしょう。
その反面、インバウンド市場は好調であり日本国内の観光地では訪日外国人が年々増え続け、どこの観光スポットも混雑な状態。
やはり、世界各国から見た”観光大国にっぽん”は素晴らしい自然、歴史、食文化など世界に誇れるものは多くあります。
年内は国内旅行やお出掛けを考えるほうがベストな選択でしょう。
そして、今回ご紹介するのが群馬県は浅間山の麓にある「ASAMA PEAKs(アサマ ピークス)」内に電動バイクで遊べる屋内アクティビティ施設「e-TRAIL PARK浅間」が4月26日グランドオープン。
「e-TRAIL PARK浅間」では、老若男女を問わず参加者全員が“心のアクセル全開でアソボー”というテーマのアクティビティ施設。
操作が容易な電動バイクにまたがり、屋内に設けられた電動バイク専用の初級から上級コース内に様々なセクション(障害物)を、アスレチック感覚でクリアしていく新しいコンセプトの”バイク遊び”が楽しめる。
今年のゴールデンウィーク直前となる4月26日にグランドオープンしたということなので、「e-TRAIL PARK浅間」電動バイク専用コースを走行体験や施設散策など伺ってみたのでご紹介していきます。
施設外観
群馬県長野原町営の旧浅間火山博物館(嬬恋村鎌原)であった面持ちながら、外観からでも一目で分かるほどのこの施設の壮大で広大さを感じる。
落ち着いた雰囲気のある外装色に高級ホテルかのような、大きなエントランスと車寄せの前には、”ASAMA PEAKs”のモニュメントは堂々と佇む。
施設の屋根には CO₂を発生させない太陽光パネルが設置され、電動バイクの主力となる電力供給インフラも整っており、地球温暖化防止や将来のエネルギー不足問題など環境にも優しいアクティビティ施設。
駐車場
バイク、普通車、軽自動車、バスと車種関係無く大規模なキャパを持つ駐車場。満車での駐車不可になる可能性は低いほど感じる圧巻な広さ。
施設内
休憩所は入り口エントランスにウッドテーブルベンチ、他にも施設内に数箇所にソファーが設けられいつでも休憩できる環境は利用者には嬉しい限り。
コインロッカーは無料となっているので、貴重品をロッカー保管しておけば安心。
昼時に伺う方は、施設内には食事処は設けられていないので、近くで外食または持参などをお勧めする。
電動バイク
パワーや速度、トルク不足など全く感じさせない125cc相当の中国メーカー『SURRON』社製「SUN-RON Light Bee X」。
軽量化された車体や衝撃を低減させるフロント倒立フォーク、サスペンションは何処にでも走り抜けられる程の快適感。
家庭用の100V用のコンセントで充電可能な電気バイクだからと言って侮ってはいけない。
乗車時にはハンドルバーに取り付けられた安全装置ストラップを乗員と車体を繋ぎ、危険時には容易に外れエンジンが停止、突発な事故を未然に防ぐことができるので安心。
車体サイズ | 1860mm × 780mm × 1050mm |
シート高 | 830mm |
車両総重量(バッテリー含む) | 約45kg/56kg(バッテリー装着時) |
駆動輪の最大トルク | 250N.m |
走行モード | スポーツ / エコ |
最高速度 | 75km/h |
サブコース
初心者の方は、メインコースを走行する前に、サブコースでインストラクターから10分程度のジェスチャーを受け電動バイクやセクションに慣れていく。
スタンディング走行の姿勢や各セクションなどをコツを掴み、メインコースへと移動。
メインコース
コースの延べ面積では屋外の”南箱根店”に次ぐ広さ、しかし屋内では”海老名店”に比べて、およそ4倍となる屋内施設では最大級の広さ。
そして、コースに用いられているセクションの骨組みや手すりの木材、アップダウンコースの土台となっているテーブルは、なんと元々博物館で使用され不要になった廃材をリサイクルしている。
電気バイクや太陽光パネルによる電力供給などコースの製作に於いても環境面にも配慮されいる施設。
コースの制限速度は早歩き程度の時速8キロ。アクセルを回せば思っている以上に加速する。
また、電動バイクはエンジンを噴かすなどの行為が出来ない、ほか排ガスや騒音も出ないため、クリーンな環境のなかで楽しめる。
初級(緑色)、中級(黄色)、上級(赤色)の各セクション前や路面上に表示されているので、インストラクターの指示に従いながら挑戦してみよう。
各々の自己判断やレベルに合わせて、シーソー型一本橋やスラローム、ウェーブ、階段などをアスレチック感覚で越えて進もう。
浅間山(あさまやま)は、嬬恋村と長野県北佐久郡軽井沢町及び御代田町との境にある標高2,568mの世界でも有数な活火山として知られています。
そして、施設内で一番高いセクションを通称”浅間山”。本来の浅間山に因んだ高さは2.5mもある上級者の難関ポイントとのひとつ。
料金
初回講習を含む基本料金は30分3850円、60分5500円。長野原町民と嬬恋村民は地域割として半額。
営業日など詳細は、「e-TRAIL PARK浅間」のホームページでご確認ください。
申し込み条件は16歳以上、身長150センチ以上で足が地面に着き、自転車に乗れる人なのでご注意を。
ここで朗報!保護具の着用が義務化されているがなんと、ヘルメット&プロテクター類は”7月末まで無料キャンペーン”を実施中。
Date
見出しテキスト
- 【住所】〒377-1405 群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢 ASAMA PEAKs内
- 【電話番号】0279-86-3551
- 【営業時間】10:00~17:00
- 【定休日】月曜日、火曜日
- 【ACCESS】上信越自動車道 – 碓氷軽井沢IC から 約45分
Social
eTRAILやeSNOWなどの様子が観られる”YouTube”チャンネルや”Instagram”、”X”。また最新情報がSNSから発信されているので、是非フォローしてみて下さい。
まとめ
60分というあっという間の体験後は、上半身や膝、腕など全身のバランス感覚も問われるため、普段使わない筋肉たちが悲鳴をあげている。
そんな状態でも、心体ともに満たされる時間を過ごすことができた。
休憩しながら、自分のペースで走行できるので初めて方でも問題なく楽しむことができる。
これから参加を検討される方は、事前に「予約」〜「会員登録」は必要なので手順通りに進めていけばOK。当日の受付もスムーズに。
施設内の一角に当時の博物館にあった「鬼押出し溶岩」がモニュメントがそのまま残されている。当時の博物館ではそのまま地下に続く見学コースであったのだが、ここもトレイル用のコースに改装を計画中!?とか・・・。
野外には、浅間山を目の前に”サイクリングコース”も整備され、そちらにも”ナンバーを付けた電動バイク”で自然を駆け巡る春から秋にかけたトレイルコース。
既に、国内一部のスキー場で導入されている電動スノーバイク。
こちらも冬のシーズンとなれば銀世界を電動スノーバイクで雪上を滑走する楽しみもあり、一年中バイク遊びが尽きない。
今後のコースやアトラクションの拡張に加え、幅広い層が電動バイクに親しめることから、今後の展開も楽しみな北軽井沢の有名な観光スポットになりそうだ。
“心のアクセル全開で”遊びたいみなさん、ASAMA PEAKsに足を運んでみてください。